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[少女の叫んだ「ランサー」という単語が引っかかる。]
……ひょっとして、……あの子もマスター?
じゃあ、さっきの魔術行使は……。
[ようやく状況を理解して、いまさら身構えた。]
[しばらく、位牌の前で考えていたが、カーテンの隙間から差し込む朝日によって、日が高くなってきたことに気づく]
もう、こんな時間。
……シャルロットは他のサーヴァントと正面からの戦いになれば勝てないような気がする。そうすると、サーヴァントの気を引く間、マスターを標的にするしか。
[出来るだろうか、と自問し、答えを得られないまま*立ち尽くす*]
[今日は厄日か?
そんな事を思いながら溜息を吐く。
というか、正直"マスターが狙われる"と言う点なら先ほどのセイバーの方が危険性は少なかったとすら思う。
正直いけ好かない…いけ好かないが、あいつは真っ向から相手を潰すことに快感を感じていた。
そりゃ、何か気に触ることをすれば人間などゴミのように消すだろうが、マスターを潰してサーヴァントと戦わずに終わらそうなんてつまらない幕引きを望む奴ではなかっただろう。]
止めてくれたのは礼を言う…けどなー。
[さっきからイラついてばっかりだ。
というか、俺をイラつかせることばかり起こっている。
俺、基本は平和主義者なんだけどなー…。]
俺の前で女に攻撃する男を許せる程、心広くはないんだよなー…死んでおくか?
[他の魔法なら連発できるような状態ではないが…水の支配だけなら別だ。
連戦になろうとも、その支配の手が緩むことはない。
キャスターの足元の水が、幾つもの水柱を立て持ち上がった。]
[久子の声に、何かに耐えるように槍をきつく握っていたが、女性が身構えた事を知ると。]
心配しなくても、私のマスターが話している間は貴方に危害は加えません。
[しかし。老人が、渦巻く水柱を作り始めると、ランサーの双眸が半眼に細められた。]
[キャスターの反応に身の危険を感じる。
攻撃の矛先がランサーに向いているのを見て自分は離れた方いいと確信する。
そう感じるや否や彼女は*逃走を開始した*]
[キャスターの思考は、この時点ではランサーの考えと合っていない所もあったのだが、ここでは割愛する。
シャクティ(魔力)が、ランサーに凝結し始める。]
――。
[槍の穂先が、キャスターに向けられる。
疲労しているとはいえ、轟く巨大な水柱を幾本を従え目に鋭い光を宿すキャスターと、岸で一本の槍だけを構える小柄なランサーとでは、ランサーの分が悪いと客観的には見えた。]
マスター、離れとけよ。
[その言葉と共に、再びキャスターとマスターの周りに水の城壁が形成される。
携えるは水柱の巨槍。
傍目から見れば大魔術の酷使に見えるだろうそれは、実際は魔力など殆ど消費していなかった。
もちろん、セイバーとの戦いの様に召喚や封印を織り交ぜたりすれば話は別だ。
だが、そこにある水を操るというだけならば詠唱どころか魔力すら必要としない。
それこそが創世の魔法使いであり水の主であるキャスターの能力。]
俺の槍とお前の槍…どちらが優れるか殺りあうか?"ランサー"。
[憶測も篭めた相手のクラスを呼ぶキャスター。
戦輪を武器にする所からすればアーチャーの可能性もあるし、ライダーの可能性も捨てきれない。
だが…その手に持つ槍の存在感から、ほぼ確信といえる物をキャスターは感じていた。]
キャスターよ。
今のうちに降伏した方が身のためだ。
[ランサーの宝具は、この槍ではない。
しかし、シャクティの凝結は「槍」という「形」を中心に、ランサーを覆っている。
創世の力を目にしても、ランサーは揺るがない。"世界"と名乗った魔法使いを前にしても、だ。]
キャスターよ――その身は今から討たれる。
[双眸は朱鷺色に染まりゆく。]
ほー…、お前は"神"を前に降伏しろと言うか。
ならばやってみるか、神殺しを!
[相手の言葉に魔力の回転を上げる。
どんな対魔武装すらも貫くであろう魔力の迸り。
"魔力A++"
もはやその能力はEX(測定不可能)にすら匹敵する神の領域。
たとえ残り魔力量が少ないと言っても、あくまでそれはキャスターの視点からだ。
魔力量が10の者が言う"少ない"と1000の者が言う"少ない"とでは自然基準値が違ってくる。]
『Ankara myrsky etta kukoistaa ankara Avara aalto etta pyyhkia kaikki Loppumaton keihastaa etta goes rikki Paikalla on ei kahakoida ammatti』
[紡がれる歌声、それに呼応するように川は大波へ、水の柱は無数の槍へと姿を変える。
それを後押しするは、身をも切り裂く真空の嵐。
その全てが一つとなってランサーへと襲い掛かる。]
[―――ドクン]
[ドクン]
[ドクン]
[トトトトトトトトト―――] [トクッ]
神。神なる身ならば――この嘆きを知り得るはず… 否… 未だ知らぬか ……
[ランサーの声は、迫る三種の力の轟音に掻き消される。]
[パンッ!]
[大波が弾けた。
向ける穂先は、球の形で大波を抉る。向かい来る水の槍は、幾ら砕いても、その端から再生をする無限の槍。
無数の槍を、視認出来ぬ速度で砕き続けるランサーの槍。散っては再生を繰り返す水の槍の中。真空の鎌が牙を剥く。]
[ギギ。]
[シャクティに包まれ、青い肌をしたランサーは退かずに、嵐へと槍の先を向ける。]
― 帰途? ―
[ 帰り道、と呼んでいいものか否か。すたすたと先行するライダーについて行くのが精一杯だ。]
だから、おい、本当に帰り道判って歩いているのか。それともどこか目的持って歩いているのか、どっちなんだ。
ていうかまず僕の話をちゃんと聞こえているのかよ!
[ 苛立ちを露わに話し続けるも返答は貰えない。どちらかというとそんな口調で喋り続けるから余計に相手にされないのではと思わないでもないが久仁彦の思考がそこに辿り着くわけもなかった。]
【大した力だ…ああ、正直感心したね。
だけどなー、この"場所"で俺に勝てると思ってしまった点だけは…笑っちまうね!】
[残りの魔力を惜しむつもりは無い。
この場所なら攻めと守りどころか、逃げすら自由自在となる。
地の利は完全に此方が上、そしてその地の利こそがキャスターの何よりの力となる。]
『I-KIRJAIN olen kuningas. Valli -lta kyyneltya Kakkonen palvella sotamiehena joka puoltaa patoluukku Se on kalpa -lta leimata etta has kotona antaa.』
[歌声と共に召喚されしは二人の水の騎士、手に持つは封印の剣。
相手の力を封じ込める剣を携え、迫りくるランサーへと嵐と共に追撃する。]
[ギ。ギギ。]
[人間には聞こえぬ異音がする。扉を開ける軋む音にも似る。]
[ギギギギギ。]
[何時の間にか、大気はそよとも動かず、怯えるように停止していた。]
[ギギギギギギギ。]
[ランサーはこの異音に気づいているのかいないのか、反応なく、いまだ戦い続けるのみ。
その双眸に表情はなく、嵐を、槍先に灯すシャクティだけで切り裂き、横一文字に切断。その向こう、封印の剣を携える二体の騎士が現れる。水で出来た騎士の身体は、更に向こうの、不敵そうに笑むキャスターを透かしていた。
頭上より球形に降り注ぐ水の槍。前方から向かう二体の騎士。ランサーは槍先を上に構え、水の棘を突破しながら空へ高く跳躍した。]
それにしても…。
ランサーだったか。あのサーヴァント、気になることを言っていたな。
聖杯戦争に介入するものがいるって? それと…沖田敬一郎って言ったよな。
沖田敬一郎って教会にいた管理者の名前じゃなかったか? 管理者って中立の立場なんじゃないのか。ああもういったいなんなんだってんだよ。
[ ジャンヌに話しかけることを諦め、とりあえず先程に得た情報を反芻する。
反芻してみても余計に頭がこんがらがっちゃかこんがらコネクションだったりするのだが本人なりに情報の整理をしなければ以降の展開についていけない気がひしひしと感じられる。]
そしてあれだ。あの馬鹿げた戦い。あんなのアリエナイザーだ。勘弁しろよサーヴァント同士の戦いってあんなのばかりか?
…そういやあの二人はどうなったんだろう。なんだか一応戦いは収縮したみたいだったけれど…。
【…上に飛んだ?】
[飛べぬ者が空へと昇る。
しかし、それは落下運動という縛りによって軌道は読みやすく、迎撃にさほど苦労はしないだろう。]
【つまり、ここからなにかやらかすって事か?】
[だが、今退治してる相手はその程度で油断できる相手ではないだろう。
たとえ自分にこの上ない地の利があろうとも、油断すればその時点で終わりかねない。
水の城壁を横だけでなく上にも展開し、頭上の相手をじっと見据えていた。]
[ランサーが持つ、鋭き槍が変形する。否。その姿は周囲に溶け込むように。色を喪い、形さえも喪う。変わって手にしたのは、今ランサーが持つ部分だけが克明に実体化した槍。]
ああああああああーー?!
[ と、目撃した戦闘について思い返してふと気がついた。]
なんだ、なんて愚かなんだ。あれだけの戦闘をして消耗をしていないなんて幾らなんでもそれはないだろう?
つまりどっちが勝っていたにしろ引き分けだったにしろ格好の仕掛け時だったんじゃないか。なんであの場を立ち去ったんだ僕たちは!
ああもう、千載一遇のチャンスを逃しちゃったじゃないか!
[ 大袈裟に両手を広げ、天を仰ぐ。]
ああもう、さすがにもうどっか退散しているよな。本当に愚かだ。なんてことだ。
、、、、て、あれ?
[ 未練がましく河原の方を振り返る。と、何故いままで気付かなかったのか。また河原で大きな魔力がぶつかりあっているじゃないか。]
また、戦いが始まっているのか? いったい誰…なんて、考えるまでもないか。
片方はさっきと同じだ。もう片方は判らないけれど、あのランサーが攻撃でも仕掛けたか?
うん、なんて好都合だ。よし、行くぞライダー。決着がついたところを狙えば一気に二人倒せるかも知れな…なんだよその目は。
[ ギロリと睨まれ、びくびくする。]
ひ、卑怯とかそういうもんじゃないだろう。如何に効率よく敵を倒すか、それが戦略ってもんじゃないのか?
[何か仕掛けてくる。
キャスターは直感的に感じ取った。
もしそれが相手の奥の手なら、今展開している水の城壁など防御の意味を成さないだろう…なら。]
『Erinomainen Muurata Ei varustukset ainoastaan jarjestyksessa oleva on. Kurimus -lta kyyneltya etta kytata model after sisalta Se on ainoa katu johon kuningas elinikainen on puoltaa.』
[城壁を広く、広範囲を覆うものへと変化させる。
さらに城壁とキャスターの距離も数メートルは開き、足元には水の渦が蠢き始めた。]
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