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消滅ではなくて。
記憶の融合を願った方が、ケネスさんにとっても、真さんにとっても、よかったように思います。
いまさら言っても仕方ないことですけど。
[視線を落とす]
美貴さんが、バーサーカーの仇をとるんだと、すごく悔しそうにしてました。
バーサーカーは、消えてしまったけど、ケネスさんに呼び出されて、幸せだったように思います。
手紙……滝田への手紙か……
それは、考えもしなかったな……
何せずっと否定したくて仕方なかった相手だ……
……だが、ソフィーの言う事は解るぜ。
自分で考えて行動できるなら…か
なら、お前さんも立派な人間だな。
わざわざ探してくれたんだろう?
まさか、俺に言っといて、自分は違うとか言うんじゃないよな?
[ケネスはそう言ってにやりと笑った。]
[シャルロットは、自分に呼び出されたことを後悔していないのだろうか。
今頃、心配しているかもしれない。いや、しているだろうと思う。目の前で倒れた自分が、いなくなってるのだから]
美貴には気の毒な事しちまったな……
まあ、宗冬は、その場その場でいつも幸せそうな奴だからな。
……向こうでも幸せにやってるさ。
私には、物事に対する感情がありません。
だから、教えられた知識をもとに判断することしか出来ない。でも、それは私の判断ではない。自分には、本当はそのことが、いいことなのか悪いことなのかわかってないんです。
でも。そうですね。私は「人」であることを捨てたくない。
それだけが、私が人である証です。
だけど、聖杯戦争が進むにつれて、失っていたものを思い出すようになりました。
昨日と今日の私は違う。当たり前のことなのに、今はそれを実感できるのです。
変わらず、そこに感動があるわけではないのですけど。
バーサーカーは、おかしな方でしたね。
敵であるのに、憎めない方でした。
キャスターは、彼の言葉に怒ってしまったようですが。
私が、ケネスさんを追ってきたのは、せっかく病院まで運んだのに、すぐにいなくなってしまったからです。
いくら魔術で多少の軽減は出来るとしても、結構重かったんですから。
でも。私はそうと認識してませんでしたけど。私が誰かを助けたいと思うのは、「知識」から得た答えでないのは確かです。
ケネスさんはやっぱり、優しい方なのですね。
[笑う。作るつもりはなかった]
やれやれ、頑なだな。
でも「人」であることを捨てたくないか、それで充分だよ。
ところで、俺は病院に帰るべきなのか?
せっかく抜け出したのになあ……
出来れば戻っていただきたいですけど。
その間に真さんに戻ったとしても、病院でしたらケアもしてくださるでしょうし。
戻るなら、ついていきますけど、どうしますか?
[立ち上がり、ケネスを見て*聞いた*]
そんな凛とした態度で問われたら、断れねぇよ。
[ケネスはそう言って苦笑する。]
……解ったよ、散歩は終わりだ。
だが、その前に便箋でも買わせてくれや。
[妙な事になっちまったと思いながらも、ケネスは少し心が軽くなったのを感じていた。]
便箋だったら、病院の売店の方にも置いてるとは思いますけど……少し、地味ですね。逃げないように見張ってますから、好きな柄を選びに行きましょうか。
[そう言って近くに見える文房具店を指す]
逃げないようにって犬じゃねぇんだから……
まあ、柄は何でもいいかなー
男が男に出す手紙だしよ、しかも受け取るのは自身なわけで……
[何だか微妙な気分を抱きながら、とりあえず便箋を購入する。
清算を済まし、ふと「魔女の館」の事を思い出した。]
……なあ、もう一軒寄って見て良いか?
そこにも挨拶しておきたくてよ。
[ケネスはそう言って歩き出す。]
―自室―
む。
[こき、と首を鳴らす。
纏うは、剣呑な空気。]
ふん。
こうなると、奴は本当に役立たずだな。
クハッ。
[今回治療を施したは「彼」ではなくキャスターだ。
しかも「彼」はほぼ無抵抗で宗冬に殴り倒されていた。
魔力は完調とはいかないが問題はない。]
自分に出すからこそ、です。
好きな柄を選べば、受け取った真さんはその柄が気になるかもしれないし気にならないかもしれない。
それをきっかけに、ケネスさんの存在を思い出すかもしれない。
きっかけは、大切ですから。
[もう一軒、というケネスを不思議そうに見たが、そのままついていく]
― 魔女の館 ―
[香野の店が見えて来た。そこまで来てふとソフィーの方を振り返り]
そういや、ソフィーがそこに行くのはまずいか。
ちいと顔出してくるから待っててくれ。
[そう言うと店の方に歩みだす。]
さて。
宗冬がどうなったか、確かめに行くか。
[立ち上がる。
と、「彼」が宗冬を追うか追うまいか悩んでいたのを思い出す。]
ふん。
構わねぇさ。
宗冬が負けようが、あの沖田敬一郎って男が負けようが、それは、意思が足りなかったってことだ。
−『魔女の館』−
[からん、と木の鈴がなる。]
いらっしゃいませ。
あら、ケネスさん。
[はいってきたケネスに微笑みかける。]
お一人ですか?
―自宅―
[キャスターを召喚する時に使用した部屋で、複雑な術式を組み上げている。]
宗冬様、……………………。
[美貴は魔術の師匠から聞いた話を思い出していた。
3回目の聖杯戦争の折、始まりの御三家でもあるアインツベルンの手によって、通常とは異なるクラスのサーヴァントが召喚された事がある、と。
そのクラスは復讐者“アヴェンジャー”。]
[店の外で待つ。この前も訪れたお店だった。店主がマスター。おそらく、それを考慮してケネスは一人で入っていったのだろう、と思い]
そのうち、顔合わせるのかもしれないけど。
サーヴァントもいるだろうから、ここで待ってた方がいいか。
[店の中をちらり、と覗う]
………………だったら。
[美貴の手には、宗冬との思い出の品――算盤が握られていた。
それを魔方陣の中心に置いて目を閉じ、深呼吸を一つ。]
もう一つくらい増えたって、…………いいじゃないっ!
[魔方陣に右手をついて魔術回路を開き、ありったけの魔力をそこに流し込む。]
きてっ!……宗冬様――!!
[そう、美貴は2体目のサーヴァントを召喚しようとしているのだ。
第8のクラス、商兵“マーチャント”として。]
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