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[ランサーの言葉、人類の滅び。
そして、キャスターの態度。
彼に該当する存在。
マスターから先ほど聞いた話。
全てのピースが、組み合わさるような、そんな感覚……。
暫く黙って二人のやり取りを見守ろう、そう決めた。]
何いぃ?何だその仕草は?
何を色気づいてやがる!
お前、愛を育むってそいつは……
[キャスターのマスターだぞ、と言いかけてやめる。]
まあ、停戦て話もあったばかりだし、いいか。
とりあえず、いいから来いよ。
[ケネスは宗冬を無理矢理引っ張るが、梃子でも動きそうに無い様子だ。]
ああ、時間の無駄だ!もういい!
[図書館まで人通りも多いし、大丈夫だろうとケネスはたかをくくる。]
じゃあ、後でちゃんと来るんだぞ、いいな?
[伝票分の代金を宗冬に渡すと、*ケネスは外に出ていった。*]
追放?
ああ――
叙事詩に書かれた話はそうなっているのだったな。
[キャスターを見る。周囲の景色を全て反射する双眸。]
私の妻は、神から与えられたものだった。
妻は、私自身がおかしたある過ちによって投げつけられた呪詛により、私の目の前では決して笑わぬ人形と化した。
そして、もう一度の過ちで、
彼女は神々の元に戻された。殺されてね。
私が、敵の手より助け出した彼女を、
疑いさえしなければ、そんな事にはならなかったろう。
神の意思を疑わなければ。
[久子がキャスターのマスターと接触していた事から、自分の事は知られていると思っていたランサーは驚く事なく、キャスターへ淡々と対応した。]
神の意思ねぇ…。
[詰まらなさそうに呟く。
正直、そんな物に対して意味を見出せない。]
それで?ご大層な言葉を並べてるけどよ。
結局はお前が自分の女を疑って死なせたんだろ?
…気に入らないねー、自分の女を信じる事に"神の意思"なんて大層な御題目掲げる奴は。
伝承では、お前に疑われた事を嘆いて目の前で大地に飲み込まれたんだっけな?
そうだ。
私が疑い、それによって彼女は死んだ。
[ランサーは肯定した。]
…一瞬だったよ。
私が疑った、その一瞬に。
彼女は驚きすらしない。嘆きすらしない。
ただ、地が割れて閉じた。
体を濡らした鮮血の迸りの感触を、今も忘れる事はない。
[目の前で語るランサー。チャンドラと名乗った男。
淡々とした語り口で妻の死を語る様子。
ふと、己のマスターを思い出した。
ランサーの表情に感情が見えないだろうか。そう考えながら*表情を見つめた*]
−教会−
[空穂との会話を追え、教会に戻ってくる。
夜通しの作業だった為、少し横になり休憩と取る]
・・・・・
[そして、例に違わず彼は生前の記憶という名の悪夢にうなされた]
− 教会前 −
[店を出たあと、ランサーの気配に気づき後を追ったが結局戦闘にならなかったのを見届けて公園に向かって歩きだす。
考えながら、沖田敬一郎と昨日教会に行く約束をしていたことを思い出す。
別に約束を守る義理もないし遅すぎると思いながら、人類の滅亡のために動いているランサーの目が時折悲しい色をみせていることを思い出す。
なぜ、彼らは人類の滅亡を望むのか。
お互い妥協することはないように思うがそれを知ることは意義があるような気がして、久子は教会の前に来ていた。]
…やっぱ俺はお前の事嫌いだわ。
[ランサーの言葉に、キャスターも静かに口を開く。]
惚れた女の為に世界を捨てるなら上等だが…
世界の為に惚れた女を捨てるなんてまっぴらご免だ。
己の周りの必要不必要を"神の意思"なんて物に任せるな。
もしお前が俺の創った世界にいたら、顔面殴ってる所だ。
[扉の向こうの人の気配を感じ扉を開く。
沖田の姿をそこに発見し話しかける。]
昨日は約束破ってごめん。
この前の返答する前に、あなたの目的を教えてほしいんだ。
ランサーは人類の滅亡を願い、そしてあなたは自分の願いはランサーと同じと言っていた。
なぜあなたは人類の滅亡を望むの?
・・・・・・
[黙って扉を開ける]
人間はこの世界にとって決して有益ではないからだ。
今風に言えば環境破壊などを繰り返し、地球は既に体力を失っている。
人間などこの地上の覇者になってからたかだか数千年でしかなく、その間にこれほどの地球の破壊をし尽くしたとするならそれはいわば地球にとって癌細胞と何ら変わらん。
母なる大地にも生存本能があってもいいとは思わないかい。その本能の結果僕はここにいる。
[その時に、本当にランサーが殺せるかどうかは別だ。むしろ、神に牙を剥いた可能性が高い。
――が、ランサーはその想いなどを話すつもりはなかった。]
では、背後に広がる水を操り、
私を討ってはどうだ。
"世界"と己を称する
創世の英霊、ワイナミョイネンよ。
水の軍勢を、ただ一人の男に向けて操るがいい。
それとも。
水の傍でしか戦えぬ男と言おうか?
殴りたいのなら、その拳使い、かかってくるといい。
ふん…そうしてやってもいいんだけどな。
ココで俺がお前を殴っても意味ないんだよ。
[キャスターは腕を組み睨んだ。
別に自分の真名が知られている事はどうでもいい。
むしろ"ヤツ"の仲間になったのなら自分の情報など、とうに渡されているだろう。
マリアにも教えていいと考えていたので問題などない。]
お前が殴られるべきのは、お前が裏切ったマスターの前だろ。
それに……俺が殴る相手はもう決めてるんだよ。
借りを返さなきゃいけない奴が居るんでな。
[そう言って川に出来た断層に眼をやる]
…私達人間が地球を苦しめているかもしれないのはわかる。
地球が生存本能のために私達を消そうとするのもわかる。
でも、私達だって望んでこの形に生まれたわけじゃない。
自分を生んだ存在に否定されたって、私には生きる権利があるんだ。
そのガイアの意思が本当だとしても、あなたがそれに従うことは本当に正しいことなの?
…たぶんだけど、私のママなら私が生きるために自分が死ぬことになっても、私が生きることを望むと思う。
私もママが死ぬのは悲しいけど、私はママが死ぬことになっても自分が生きることを望むわ。
そして私が母親になることがあったらきっと…自分が死んでも自分の子供が生きることを望むと思うんだ。
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