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もう少ししたら陽も沈んであいつも、外で俺らと同じ夕陽でも見んのかね。
[ならいいなと少し思う。
もしそうなら何となく、まだ繋がってるなと思って]
カレー食い終わったら、テストが終わったらまた、誰か減るわけか。
また一人誰かの顔を見られなくなるのか、それとも一気に全員と会えなくなるのか…
[脱落する人間のこと、それに自分が脱落した場合の外での事を考えると不安が押し寄せてくる]
例えば俺だとして…外出て、やっていけんのかな。
あいつらと違って俺ときたら、要領が悪い。
カレー一つまともに作るのだって必死だよ。
[いよいよ、課題のカレーを試食する時が来た。
デスクから立ち上がり、大きく深呼吸をする。]
…………。
まあ、大丈夫。多分。
[デスクの上にあった木箱をスーツのポケットにしまい込み、
食堂へ向かった。]
…治安維持なんて名前ばっかり。
やってる事は侵略防衛準備みたいなもんだ、あんなん。
滅んだ後の世界でまで、外国の奴らの侵略恐れなきゃなんないってのも悲しいもんだ。
何て言ったかな外で言う所の…軍みたいなもんか?
だけど外の本物の軍ともまた違って特殊で…レスキューとかもっと教えてくれりゃいいのに。
だいたい隕石が落ちてくるって時に、外国の奴と戦う力だけある奴が出て行ってどうなる?
当面の敵はエンディアって時に、攻めて来る馬鹿もいないんじゃないか。
それじゃあ俺は、何の役にもたてないただの人殺し野郎がいいとこだ。…17年生きてきてやれることが、それ。
[緩く首を振り、今度はじっと手を見る]
だけどここに居れば…ある意味で英雄。
選ばれた人間でいられる。
[そんな理由も含めて自分はここに居たいと願っているのだと知られたら、どう思われるだろうと小さく溜息。
目を鍋に戻し、調理場に佇み続ける]
[そこへメールが来たようだ。何だろうと携帯端末を開き]
………。
[絶句。
あれ。おかしいな。なぜヒューバートから返事が。
と言うか、自分は何てメールを出したっけ?
あまりに目に染みるもので動揺し(冷蔵庫に入れれば少しはましになるなんて知らなかったのだ)確か]
たまねぎがいじめるから助けてみたいなの送ったっけ…
[そしてそれを誤ってヒューバートにだ。
…急ぎ返信]
『Subject:気をつけろ。
ナサニエルの名を騙る偽者が現れたに違いない。
俺は泣いたりしない』
[送信ボタンを押す。ああ返事なんて見たくないっとばかりに携帯端末をがっちり閉じ、ポケットに*しまった*]
[自室の椅子に腰掛けて、窓の外を眺める。沈んでいく陽。
最終選考が始まってからというもの、茫とする時間が多くなった。
代わりにか、毎日の様にしていたダーツをやる事は少なくなった。
それから、今まで考えないようにしていた事を考えるようになった]
[所内放送。
くるり椅子を反転させて立ち上がり、伸びをする。
ポケットから取り出したコインを何時もの如く跳ね上げたが、
僅かな手首の痛みにか、上手く戻らずに――床に落ちた]
[ソフィーの放送に、ふと顔を上げた。
彼にしては珍しく、あまり身が入らなかった様子。
結局投げ出した版画はそのままに、食堂へ向かう。]
今日は、食べ物の話じゃないのね……。
[自室にて、すっかり耳に馴染んだ所内放送に、個人端末に落としていた目線を上げる。
あくびを一つして、食堂へ向かう為に立ち上がった]
[食堂へ足を運べば、既に二人の教官の姿があった]
カレー、温めて来るわね?
……ああ、お皿も出した方がいいか。
[声をかけて、厨房へと入る]
[昨日、火から下ろした時のままに、鍋はそこにあった。
ナサニエル、ラッセル組の鍋にちらりと目をやり、自分の鍋を再度火にかける。
火の様子に気をつけながら、カウンターの向うを見れば次々と集まる収容者の姿]
[ぱたぱたと駆けて食堂へと向かう。途中ラッセルの横を通り、ぶんぶんと手を振りながら先に進んだ。]
何か手伝える?
[食堂につき、カウンター越しにキャロルに話しかけた。]
[今回の放送はちゃんと耳に入り、元より調理場に居たものだから食堂へは一番乗りだったかもしれない。
ライバルの鍋もそこにあったのに、密かに埃とか混入させたりしなかった自分を褒めてやりたい気になりつつ。
腕組みをして背後から、食事の準備を始めるラッセルを応援する]
ばか。
全開にすりゃ、あっという間にあったまって…
…何でもない。
お前が思う通りに温めて、最高のカレーの匂いをぷんぷんさせてやれ。
[テーブルの方から聞こえる、ヒューバートの言葉に、心配なら先にナサニエルに毒味させれば? と声をかけた。
昨日、横から製作過程をのぞき見ていた限りでは危険なものは入っていないようだったが、作っていたのはナサニエルだ。油断は出来ない。
そういえば、ラッセルはほとんど手を出していなかったけれど、どうかしたのだろうか。
ぼんやりと物思いつつ、鍋をかき混ぜれば、食堂に香辛料の匂いが充ちていく]
[かちりと点火して、鍋の中身をゆっくりと掻き回す。
全開に、の言葉に昨日言った事を忘れたのかとばかり、
ナサニエルを睨み付けるも、続いた言葉に肩を竦めた]
[白いライスを盛り付け、とろみのついたカレーを装うと、
薄く立ち昇る湯気、食欲をそそる香りが周囲に漂った]
さっさと運ぶ。
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