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[ぽむ、と手を打つ。文庫本は栞を挟んでから懐に。]
ああ、そうだナサニエル君。
ワタクシ、ちょっと厨房でデザートを作ってきます。
桃のコンポートなんてどうかなあ。お茶は東方美人がいいかな?
[デザートを作るついでに、残りの料理は廃棄してしまおう。
ま、バレないだろう。多分。
厨房に足を運びながら、そんな事を考えた。]
>>218
だ…だってこの匂いを前にして、まともな人間なら辛抱たまらず駆け入ってくるはずだろうがよ?
[僅かに頬を膨らませむっとした顔をする]
だろ、凄いだろ!
…ええ、ソフィ先もかよ。
腹減ってなくたって、いくらでも入れたくなるだろう素晴らしさだろうに…
そりゃ見た目は完璧とは言えねぇけど、ちょっとつまみ食いしたら味はもう絶品だったんだぜ?
[料理に手を付けず、そそくさとヒューバートの隣へ座ろうとするのを、手を離して寂しそうに見送り]
>>219
ふぅん?
桃のコンパニオンでも八方美人でも何でもいいけど。
俺のフルコースの最後を飾るに相応しい、至高のデザートを作って来いよな。
[厨房へ向かうヒューバートにひらひら手を振る]
[...は、ヒューバートに視線で礼を言った。そして、少し拗ねたようなナサニエルの顔を見て]
じゃあ……、スープだけいただこうかな。
[割れ目に沿って桃を半分に切り、種を取り除く。
くるくると器用に桃の皮を剥き、レモン汁少量を加え、水気を切って鍋に入れて煮立たせる。
冷蔵庫で予め作り置きしておいた桃のゼリーはあとで丸くくり抜いておこう。]
……さて。
[おもむろに、横に鎮座している残りの固形物群が入った鍋などを叩き落す。
凄まじい音とともに、床に零れる中身。
……すまん、じゃがいも達。キミ達に罪はない。
彼に料理された事を不運に思ってくれ。]
あー、すみません。
作業中にさっきの料理、落としちゃって。
後で片付けておきますねー。
[食堂に向かって、大声で叫ぶ。
我ながら迫真の演技だ。……と思いたい。]
[にこにこ顔でスープを運んでくるナサニエルを見て、もう後には引けないことを悟った。スプーンを握り締め、目の前のスープ皿を見つめる。色はポテトスープというにはやや黄色がかっている気がする。漂う香りは、あからさまにポテトの香りではなく、激しく甘ったるい]
………い、いただきます。
[スプーンの先に少しすくうと、恐る恐る口へ運んだ]
[コンポートを作っている間にパッションフルーツを刻んだり、
東方美人の葉と急須を用意したり。
そうそう、桂花陳酒も適宜加えないと。
ようやくコンポートが出来上がったようだ。
器に盛り付け、完成。
クラッシュドアイスも加えるともっと涼しげなデザートになるのだが、まだコンポートに熱が残っている為に今回は使えない。
急場しのぎで作ったのだが、大丈夫だろうか。
などと思いつつ、東方美人も淹れ終わり。あとはサーブするだけだ。
……食堂からの怒声は聞かなかったことにしよう。うん。
片付けはちゃんとやるから、それでよしにしたまえよと。]
[スープは、サツマイモ特有の濃厚な甘さに一体何杯入れたんだと怒鳴りたくなるほどの塩辛さが絶妙なハーモニーを奏でており]
………………。
[涙目だ。]
[ちょうど1人前のコンポートと東方美人が入った湯飲み、急須をトレイに載せて食堂に戻ってくる。
残りは熱が取れるまで冷蔵庫に入れられないので、
金属製の大きなざるを上から被せておいた。]
すみませんね、遅くなりまして。
ちょっとお茶が熱いかもしれませんから、お気を付けて。
[トレイのコンポートとお茶をサーブし、恭しく一礼。
ナサニエルの存在は意図的に無視。
正確には、額の判子を見たら吹き出しそうなので直視出来ないというのが正解なのだが。]
では。
食堂の後片付けが終わったらまた戻ってきますね、先生。
[トレイを抱えて、厨房へ。
手早くてきぱきと、落としたモノと作業後の道具を片付け始めた。]
[おいしいデザートを作りながら、アレを始末する。
まさに一石二鳥の作戦だった。
床に叩き落した鍋や作業に使った包丁などは綺麗に洗い、
残飯(とも呼べない残骸)はそっとゴミ箱へ。
ようやく片付けを終え、再び食堂に姿を現した。]
ご、ごめんなさい。
胸が一杯でもうこれ以上は……。
[...はスプーンを置き、心の中でヒューバートに限りない感謝を贈りながら、コンポートを一口]
……………。
[あまりの美味しさに、無言で生きてて良かったと本気でおもた。スープのおかげで感謝倍増。]
[厨房からひょっこり顔を出し、ソフィーの隣に座る。]
急場しのぎで作った物だから、あまり味が馴染んでいないかもしれませんが。
いかがでしょうか、ソフィー先生?
[と言いながらも、アレに比べれば雲泥の差だろうと思っている。]
[ナサニエルの方へ、ちらりと視線を向ける。
おお、怒ってる怒ってる。]
ああ、すみませんね。ちょっとした不注意で。
結構あのコンロ不安定なのでね。こう、手が滑っちゃって。
[平謝りしておきつつ、軽く言い訳もしておいた。]
[コンポートをゆっくりと味わう。まさに生き返った気分だ。ナサニエルの手前、お礼の言葉を口にすることは控えたが、ヒューバートを見る目は限りない賛辞を贈っている。
そして、東方美人をいただこうと手を伸ばしたところへ、ナサニエルに先手を打たれ、それをヒューバートにかけてしまうところを目撃]
あっ
………。
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