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[ネリーは背後にいる聡明そうな男性に声をかけられ、返事をする。]
は…はい。お願いします。
[足の戒めが解かれたことから、少しだけ開放感を覚える。]
[ポンチョのような布きれの下は、身につけているものはあったが周囲の身に纏っているものに
比べれば、文字通り比べようもないものだった。両手につけている金属のほうが何倍も手の込んだ、金銭的価値のものがあると思えるほどだ。]
ナイジェル…
[ネリーは微笑みをたたえた少女の視線と口の動きを感じ、無意識的に言葉を発した。]
[緑髪の少女が名を名乗り、周りが名を名乗り返すのを聞いてから]
ネリーさんですのね。
私はステラ=ドゥーストと申します。
[相変わらず微笑みながら返し。菫髪の少女がプレートに書かれた名ではなく別の名を名乗るのを見て]
あの名は貴女の名では無かったのですねぇ。
[誰に言うでもなく呟いた]
[ナサニエルの視線を涼しい顔でやり過ごし。
ネリーの言葉に一つ頷くと]
……では失礼しますね。
男の手ですみませんけど。
[ポンチョを脱がせると、後ろ手に拘束されているそれを見て。
先程と同じように針金を鍵穴に差し入れると探るように動かす。
程なくしてかちゃりと錠の外れる音がして。]
はい、はずれましたよ。
[修道女の言葉に頷いて]
「ありがとう、助かる」
[服どころか何一つ荷物も無い状態で連れて来られたけれど、これから先の着替えも考えなければいけないかと、血に湿り始めた黒いタートルネックの胸元を軽く撫ぜゆっくりと瞬き、少女が自身の貰い受けた名を紡ぐのにふわと微笑み返し]
「傷は、無い?」
[見えぬ部分にも痛みが無いかと少女を見詰め、修道女が少女に名乗るのに口の中で修道女の名を繰り返せば、続く呟きにまた一つ頷いて]
「名前、ナサニエルに、貰った」
[移した視線の先の男は先程から聖職者に対して幾らか視線が冷たい気がして見詰めるも直ぐすぃと逸らす]
ありがとうございます。今までこのような事がいくばくかあったので…
ここは開放感のある所なのですね。
[ネリーは座ったままの姿勢で皆へ向けて深くお辞儀をした。]
ナサニエルさんも初めまして。
>>220
おまえこそ、傷がひどかったりしないのか…ナイジェル。
[冷たい視線を気にしたように目を逸らされたことも知らず、撫ぜるのは痛みのためかとタートルネックの胸元を見やりながら]
>>221
あんたもなァ、開放感があるったって…
[初めましてと礼儀正しく深くお辞儀をするネリーが、ポンチョのような布きれの下に身に着けていたものに目を瞬かせて]
…もうちょい、どうにかしたらどうだ、服。
ここにゃ何でも不自由しないだけのものがあるようだから、クローゼットを漁るくらいしてみりゃいい。
[このような事がいくばくかあったと聞けば、抱えるように頭に手をやって]
最もその格好がネリー、あんたの趣味だってんなら強くは勧めねぇけど。
>>222
ありがとうございます。
ええ、手のほうは大丈夫です。気になったらお願いにあがります。
[ネリーは周囲にいる人々を見回した。
誰かがリーダーシップをとっているようにも思えない。皆、何かしらの共通点があるのだろうか。]
あの…皆様がここへ来た理由などは、おありなのでしょうか。
[ネリーは自分を心配してくれる人々が少し嬉しかった。 手は少しだけ痛かったが、それよりも気になることがあった。
ここに来てまだ立ち上がってない。立ち上がれるようにはなったのだが、立ち上がりたくない、というのが本音か。 そう考えていたら顔に出たのかナサニエルに声をかけられた。]
やっぱり…服は少なくとも…
[ネリーはかぼそく呟いた。]
[女に名が無かったのかと言われ頷けば続く言葉で詮索される様子も無く、微笑みと共にかけられる褒め言葉に嬉しそうに口許を緩め微笑み]
「ありがとう」
[自身の傷の具合を気にされるなんて思いも依らず男をきょとんと見上げ]
「慣れてるから」
[これでは大丈夫とは思われないだろうかと言葉を探し]
「其の内、治ると、思う」
[痛みを感じない訳では無いのだろうけれど、慢性的な傷に痛覚は鈍っているのかも知れず、男の少女にかける言葉に後でクロゼットを探してみようかなんて思案していれば、少女の言葉に一つ安堵の溜息を漏らし]
「良かった。
此処には、アーヴァインに、連れて、来られた」
[目を閉じて、エントランスの声を聞くともなしにある程度聞いたところですぅっと目を開けて立ち上がるものの、途端に片手をテーブルにつき、荒い息を一つ吐いて嫌な汗がしたたるのに不快感を感じ眉を顰める。]
――そろそろだとは、思ったけど。
[何とか立ち上がって、たくさんあった個室のうちの一室を借りようとゆっくり2階へと向かい、選んだ部屋の中へ入る。
現在の症状を手帳らしきものに簡素に書き写せば、汗を流そうとシャワールームへ。コックをひねって出てきた冷水を浴びながら上を向き、身体に染みわたらせるように瞼を閉じる。]
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