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「近くにマスターの気配を察知していた。
少し離れた距離に居る事を確認し、扉に立ちはだかるように立つ。]
ええ。
決まりましたわ、沖田敬一郎。
私の願いは"真の平和"
人類が、この星を守るよう、歴史を、変える事。
[つぶやいた声には、もう迷いは無かった。]
食べなくていいならそんな声出さなくてもいいでしょう。
[呆れたようにリチャードを見る。]
……聞いてほしいこと?
いいわ、聞いてあげましょう。
[何を言い出すのかといぶかしげにしつつ
長い話になったときのため壁に寄りかかった。]
[教会へと走る。闇色に染まったワンピース姿のシャルロットと、剣を掲げた沖田敬一郎。入り口から、半歩下がり、中を見つめた]
……マリアの、服はいったい。白かったはずなのに。
[ポツリと呟く。そして腕の令呪へと手を伸ばした]
令呪よ。
シャルロットの力となってその宝具へと宿れ。
[令呪の一画が光り、そしてその輝きを失う]
うーん。
[どう言えばいいものか。
隠すのは気がひける。
だが、言ってしまえば躊躇が生まれるかもしれない。]
…。
えぇと、ね。
うーん。
[右手の中指で、眼鏡をつり上げる。]
[シャルロットの願いが耳へとはいる。わずかに目を伏せ、そして沖田敬一郎を見た]
私の願いも、決まっています。
平和を願うなら、貴方はそこに齟齬が生まれるといった。得るものと、失うもの。
なら、私はその失うものを、失わないように願うだけ。
万物が皆、願いに反することなく、繁栄出来るように。
[ソフィーの声と共に、眩い光がシャルロットの右手に握られたナイフを包み込む。]
マスター……令呪を……
[発光が収まると、手の中のナイフは鋭い輝きを宿した。
沖田敬一郎がこちらへとやってくるのを確認し、マスターを抱えリーチを取るため背後に飛んだ。]
聖杯に望めば、ガイアは滅亡しないわ。
貴方の望みも叶う。
ガイアが求めているのは、人類への憎悪を晴らすこと、ではなくて?
いやいや。
[慌てる。]
んーと、その。
…前、「彼」の名前は「ガトリング」だ、と言ったよね。
「彼」は、そう。
リチャード・ジョーダンではない、独立した一つの人格だ。
僕が人として生きていた頃にも、「彼」はいた。
だけど、今の「彼」の存在には、一つの人格という以上の意味合いがある。
「彼」は、「ガトリング砲」そのものだ。
ガトリング砲そのものを象徴する存在として、「彼」は存在している。
だから、一介の人に過ぎなかった僕よりも、遥かに強い力を持っている。
ガイアが望むのは人類に対しての遺恨からの滅亡ではない。
ガイアという生命を維持するためだ。
[人類を恨んでいるのは、俺だ]
マスター、援護をお願いします。
[傷ついた足が地面を蹴る。
相手の戦闘能力は、不明。ならばまずは様子を見る。
大きく右へ跳び、側面からの奇襲を試みる。相手からは左、剣と逆側を狙う。]
ならば、ガイアの維持を聖杯に願えば済むことですわ。
何故、それをしない?
だから、「彼」が最もその力を大きく発揮する時、「彼」自身の意思というものは存在しなくなる。
「彼」は銃、そのものだからね。
銃は、自ら引き金を引くことはできない。
人が意思もて引き金を引き、初めてその存在の価値を示すことが出来るものだ。
…っていうことを言いたいんだけど。
[これじゃ、分かんないよな。]
私は。
「今」生きているから、私にとっては未来なのです。貴方にとっては過去でも。
未来は不確かなもの。変えられるもの。その時代に生きる人によって。
不変の未来だとしても。
私は人としてその滅びを今受け入れるわけには行かない。
それは違います、沖田さん。
私の願いは、私が決めることです。それが私のためでなく、人のための願いでも、私がその人のために願うのだから。
ふぅん。
つまり、どういうこと?
[いっていることがよくわからずに首をかしげる。]
「彼」は人の形をしてるけど
てっぽうにもなれる、ということ?
ならば願ってみろ。
[平正眼の構えをとり、そのアサシンのいる方へと高速の突きを放つ。その回り込みを苦にもしないかのように]
結果は同じだ。聖杯は”ガイアの命を保つために”人間と亜麗百種を滅ぼすだろう。
信じていないなら、この俺に勝って願ってみるがいい。
[シャルロットに頷き、沖田敬一郎とは離れ]
La chose que toutes les choses retournent, et retourne.
''Deterrez une veine de l'eau.''
[唱えると同時に、空間に水が出現する。そして]
Un chuchotement sans etre sur!!
[言葉を紡ぐと、水は刃物へと形を変え、沖田敬一郎のほうへ降り注ぐ]
「彼」自身は「銃」だから引き金を引けない。
人が……引き金を引く。
[考えながら呟く。]
彼を最大に利用したいなら、
……わたしに、引き金を引け、と。
[あのときの、「彼」を喚び出した時に引いた引き金の感触を思い出す。
体中に響いた衝撃や腕に残った痺れも。]
そういう、こと?
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