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[ 驚いた。
とにかく凄く驚いた。
女性不信であるはずの自分が思わずときめいてしまいほどの美人にデートに誘われた(超解釈)だけでも驚きだったのだが、歩き始めたところで切り出された言葉はあまりに意外なものだった。
浮かれかけていた自分が嫌になる。そうだよやはり僕に話し掛けてくる女はみんな裏があるに決まっているんだ。]
てことは、あんたもマスターってことかい?
[ 努めて平静を装い、質問に対して質問で答えた。]
…。
[じ、っとみているとやがて女は代金を受け渡し、クレープを受け取る。
明らかに英霊の瞳は真っ赤なイチゴと白いクリームのコントラストに釘付けだった]
…あ、ありがとう。
[もうひとつのほうからはなにやら不穏な気配を感じたため、礼とともに自分が頼んだほうのクレープを受け取った。
頂きます、と小さく呟いてかぷっと勢いよく一口]
…。
[唇が、へにゃんと笑みにゆがむ。
甘酸っぱいイチゴ、甘ぁいチョコレートとクリーム、こってりカスタード。
小麦独特の甘みも広がって、そして今日も鼻の頭にクリーム]
ええ、そうです。
私もこの戦争で、サーヴァントを召還したマスターですわ。
……でも、私の召還したサーヴァントは酷く弱くて、実は、困って居るのです。
[そこで立ち止まって言葉を切り、じっと久仁彦を見つめた。]
私はどうせ、この戦争を生き残れません。この絶望から早く逃れたい。
……ねえ、一思いに私を殺して下さらない?
[ランサーは3個目のクレープを食べながら、キャスターのマスターが差し出した、もう片方のクレープを凝視した。何故だろう。あのクレープは、この世に在ってはならないような気がしてならない。]
遠慮しなくていいのに……。
[一つしか取らない少年の奥ゆかしさにときめきつつ、梅納豆クレープをぱくり。
梅の酸味と納豆の芳醇な香りがホイップクリームの甘さと絡んで絶妙なハーモニーを奏でる。]
ん、おいしいねー。
[そう言って少年の方に振り返った。]
――――――ッ!
か、可愛いっ!!!
[衝動を抑えきれず、再び少年に抱き付いた。]
してない。
[むしろ、遠慮したい気配が自分が選ばなかったそのクレープから感じられて取らなかったのだが。
まさか槍兵まで同じ気配を感じていたなんてそんなことは知る由もない]
…うん、うま────!!
[クレープをぺろりと半分平らげたところで再び女の奇襲を食らい、騎兵、ピンチ。
暴れれば早いが、暴れると残り半分のクレープが手の中できちんと残っている保証がないからだ]
あ、アタシったらまた……。
[「ごめんねー」と言いながら解放して、取り出したハンカチで少年の顔についたクリームを拭き取る。]
それにしても、お持ち帰りしたくなる可愛さだわ……。
マリアちゃんとは違った魅力よね。
……あなた、変な大人に気をつけるのよ?
…その言葉、そっくりアンタだ。
[変な大人、とじとり睨む。
クリームをふき取るハンカチがくすぐったくて少しだけ不満そうな顔をしたあと、やっぱりぺろりと残りのクレープは胃に消えていった。
少し考えるような顔をしたあと、英霊は女に頭を下げた]
…ごちそうさま、でした。
[顔を上げると、ちらりと槍兵のほうへ視線を向ける]
……で?用件を聞こうか。
[ 予想外の展開です。
浮かれてしまった悲しみに涙ぐむ心を必死で抑え、目の前の人物がどう動くのかと油断なく身構えてみたらなんだって、いまこの女性はなんといった。
…殺して?]
いやいやいや待て待て待った待つんだ待ちたまえ。
なにがどうしてそうなったんだ一から十まで説明しなさい。
いやそれよりも戦意を喪失したのなら教会の管理者のところにいってその旨を伝えれば保護してもらえるはずだろう?
[ 混乱した頭のまま、一気にまくしたてたり。]
[――放物線を描いて、屑籠にくしゃりと丸めた包み紙が飛んでいく。]
同盟を破棄したい。
[軽快な音を立て、塵が捨てられた。]
[ピンクの可愛らしい包み紙が丸められ、綺麗な軌跡を描いて冬の冷たい空気とともにゴミ箱へと落ちていく]
……ふぅん。
…もともと、俺には関係のない話だ。
貴公の主と、うちの腰抜けの会話の中で決まったんだだろう?
俺と貴公は、もともと敵だったはずだ。
今更…破棄も何もあるまい。
[じゃり、と足元。
デッキシューズが礫を踏む音に混じってコートのベンツのあたりで揺れる懐剣の重みと僅かな音を確認する]
どういたしまして。
[にっこりと微笑む。
続く少年の視線の先には、先ほどのインド人。
友人関係を問うた際、片方は言葉を濁し、片方は否定した。
なにやら不穏な空気を感じる。
二人の間の景色が揺らいで見えた。
そんな二人のやり取りを眺めながら、梅納豆クレープをぱくり。]
[目の前で慌てふためく男。随分とお人よしなのだろうかと少し動揺したが、そのまま言葉を続けた。]
いえ、教会はダメですわ。
私は実は、由緒ある家柄を背負った魔術師なのです。ギブアップをしたなどとあっては末代までの恥。そんな事をすれば、お父様がどんなにお怒りになる事か……。ですから、私は討たれて死なねばならないのです。お判りになって。
女に手を掛けるのが躊躇われると言うのならば、正当防衛をなさればいいですわ!
[そう言うや、シャルロットの右手には水の揺らめきを纏った美麗なナイフが現れる。そのまま、目の前の男の首筋にナイフの刃を当てようと右手を伸ばす……。]
私のマスターが結んだ事とは言え、約束は約束だ。
あまり驚いてはいないようだな。
先に悟ったか。
[ランサーはぬばたまの髪をかきあげた。]
[アレから残された言葉の奥にあるものを考えつつも、アサシン達の会話を聞いていた。
まぁ、途中までは会話の方は聞き流していたようなものだったが…ある一言が聞こえてからは、キャスターは思いっきり不機嫌になっていた。
あまりの不機嫌オーラに周りの人たちが危機感を感じ取り心なしか避けられてさえいる。
そして、自分に近づいてきたソフィーに口を開いた。]
なぁ、アイツらココで倒してもいいか?
[キャスターの所までいくと、着くなり告げられた言葉にわずかに目を見開く]
何か、不都合でもありましたか?
彼らは彼らなりに必死なのだろうとは思いますが。
[宥める風でもなく問いかける]
悟る?
…いいや。知ったからだ。
貴公の纏う"世界の闇"の力を。
[きろりと。
硬質の光帯びた瞳が槍兵を睨む。
ちらり、と。
クレープを奢ってくれた女を見る]
…ご馳走様。美味しかった、ありがとう。
[その瞳は微かに訴える。
早く、できるだけ遠くへ逃げるように]
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