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[何度も礼を述べる...に、医師は「今度酒場で久し振りに君の歌声を聞かせてくれたら、今日の事はチャラにしよう」と述べ、話の終結にする。]
じゃぁ、リクエストナンバーを考えて置いてくださいね。
[屈託の無い微笑を浮かべながら去っていく...に、医者と看護師は小さな祈りを捧げ、その後姿を見送った。]
>>196
そりゃお前さんの普段の行いが悪いからだ!
嫌々渋々仕方ないから付き合ってやるかぁ〜なオーラ、ビンビンに出しやがって。
[きっぱりと言い切って、掛けられた湯を軽くふるりと振り飛ばすと。
そんな軽口が可愛くてしょうがないと微笑んで]
捨てられるモンなら捨ててみな。
[強く抱きしめ、もう一度。今度は深く長く、口付けた]
『そうなんだよなぁ……やっぱり恋はいいよなぁ……』
[つい先ほどまでシュプレヒコールを上げていた若者たちの輪は、しんみりとした空気に包まれている。グラスを片手に持った青年が、天井を見上げて呟く。]
『なんだかんだで、彼女がいるのって幸せだよなぁ……』
[卓の上に多数の溜息と煙草の煙が零れ落ちた。水分を吸ってあちこちがベロベロになったギルバートのノートの上にペン先が走る。]
『別にね、ギルちゃん。俺は祭りがあるから彼女が欲しいってわけじゃないんだよ。……ただ俺を理解してくれて、俺と一緒にいてくれる相手がいりゃあ幸せだなー…っつー話なんだよ。』
『そうそうそうそう!祭りなんて所詮オマケ程度なんだよ。別に今年居なくても、来年いりゃーいいの!』
『……でも今年は10年に当たり年だから、来年よりは今年に欲しいよなぁ……』
『そうだなぁ…………』
[同意の声がコーラスになって響く。]
[ざくざくと雪を踏みつける小さな足。
其処に在るは小さな人影がゆらゆらと動く。]
[どさり]
[途中で何かに躓き人影は雪の中に倒れる――]
はあ……
[起き上がると空に舞う白い吐息]
[防寒具についた雪をポンポンと手でほろう]
さすがに隣町まで歩いて行くのは疲れたわね…
でも我が家には交通手段は自分の足しかないから
仕方なし……
[皆の手土産になればと手にぶら下げた袋を抱えつつ集会所へと急ぐ――その時]
[不意に風。ザアッ――と雪が舞い飛ぶ]
[遠くで囁く何処か懐かしい声と共に――]
『大丈夫――ボクがずっと側に――』
[幾度かの点滅の後、闇に沈んでいた其の場所は]
[薄ぼんやりとした電燈の光の下に照らし出される]
[長い間放置された事を除いても生活感の薄い部屋]
[一歩足を踏み入れれば微かに埃が立つ]
[主である筈の彼の侵入を拒むかのように]
[閉じられた儘だった窓を開けば]
[冬の空気が室内へと流れ込んで]
[息を、吐いた]
[掃き掃除を簡単に済ませれば濡れた雑巾で机を拭く]
[整然とした机の上には無駄な物は殆ど無かったけれど]
[彼に過去の記憶を呼び起こさせるには充分で]
[想い出に沈まないようにと目を閉じて首を振る]
[暫くして机の周りの片付けを終えれば]
[汚れた雑巾を置いて手を叩き寝台に腰掛けて]
[思ったよりも勢いよく舞う埃にニ、三度咳をして]
…洗、って、干さないと…
[後ろに突いた右手に体重を半ば預け]
[左の手で口許を押えながら独り言ちる]
[口に当てた手をずらして]
... ..... .. ...........
[零れ落ちる、小さな音]
[其れは初めには旋律とは呼べず]
[けれど次第に一つの形を成していく]
[義父の墓前で、独りの部屋で、幾度か紡いだ歌]
[しんみりムードの中、アルコール地獄から解放されたギルバートは、煙草をふかしながら、ぼんやりと彼らの話を聞いている。]
『ところでギル。お前はどうなんだよ?』
………んあ?
[灰皿の上に灰を落とし、ふっと表情を緩める。]
あー……うん。
あのさあ、俺すっげぇ不思議なんだけどさ。恋愛ってなんだかんだで長期戦なんだよ。相手がどうとかじゃなくて、彼女がいなくちゃダメだとかじゃなくてさー……その辺、この雪祭りがどうしても理解できねーんだよ。
『そんなことは聞いてないぞ!お前がどうかっつったら、彼女がいるかいないかの話だろうが。』
あーあーあーもう!
わーかってるっての!!
[ギルバートは机に伏せ、空いている手で机をバンバンと叩く。]
いるよ。いるいる!
ただ、ハンパねー長期戦覚悟!
――外――
ヴィンセント先生に久し振りに歌のリクエストが来たけど…。先生ってどんなのが好みだったかしら…。
MISTY、バードランドの子守唄、…あ、Love lettersあたりも好きかな…。
ほんと…歌の事考えるのって…久し振りかも…
[白い息は弾むように宙に舞い、足元の雪はゆったりとした音を奏でる。]
[書斎の床を掃き終え肩に乗ったまま転寝するリリィを撫で]
…次は何処の掃除しよう?
[廊下を進めば微かに聴こえる旋律に誘われるよう足は向き
明りの灯る其の部屋を覗き瞬いて言葉も無く立ち尽くして]
>>201
ぬか喜びは、余計キツイだろが…。
俺だって、カミーラの言葉はグサグサ来てたぜ。
本当に嫌われてんだなぁ…ってな。
が、しかし。
実はカミーラが!俺に!惚れていた![声強調]ということが分かった今!
捨ててやるとか何とか言われても、なぁーんか、子猫がにゃんにゃか言いながらじゃれ付いてきているようにしか聞こえねーという不思議。
[頬や首筋を軽く啄ばみつつ]
なにを、あんなに焦ってたんだろうなぁ…。
[キッチンへ向かい、腕まくりをして手を洗う。
おばちゃんダンサーズに貰った野沢菜漬けをタッパーから出して、水気を絞って葉を広げる。
小ぶりのおにぎりをいくつか握り、野沢菜で包んだ]
見た目、ミニキャベツみたい…。
「………ウソツキ……」
[雪舞う空に投げつけた言葉――
風の通った跡は再び静寂へ。]
[それでも待ち続けている。
未だ同じ場所に立ち続けて待っている私。]
[小さな人影はまたゆるりと歩き出す。
暖かな光灯る集会所へ――]
[賛美歌の如き響きを持つ]
Someday I want to run away
To the world of midnight
Where the darkness fill the air
Where it's icy cold
[夜闇に降る雪の如き静かな歌]
Where nobody has a name
Where living is not a game
There, I can hide my broken heart
Dying to survive
[低い歌声は清廉な音色を紡ぎ出して]
[冷蔵庫を物色中]
すぐ火が通るものー。
お、もやし。
あとはワカメでいいか。
[コンソメスープにぶちこんだ]
[誰もいない広間に運び、ぽちっとテレビをザッピングしながら、もぎゅもぎゅとおにぎりを頬張る]
There, no one can see me cry
The tears of my lonely soul
I'll find peace of mind
In the dark and cold world of midnight
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