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…。
[ワゴンのメニュー表はきらきらとしていて、きれいで、かわいらしくて、どれも美味しそうで。
迷って、それから少しだけ淋しくなった。
ぼうや、と声を駆けられると声の主のほうを見て、それから少しだけむっとして]
…ぼうやじゃない。迷子でもない。
[しかしどう見ても迷子のぼうやだ]
…いや、気になったから覗いてみた、だけで。
[確かに食べようとは何となくおもっていたけれど、と何故そんなことを聞くのかとばかりに首をかしげた]
[ケネスはシャルロットの目を見て感情を理解する。]
「理解できない」って顔だな。そりゃ。
試してる気持なんて毛頭無いつもりなんだが……まあ、正反対だからそんな弊害も出ちまうか。
俺には俺の都合と考え方ってのがあるのさ。
あるいはサーヴァントがバーサーカーでなければ、違う立ち回りもあったんだろうがな……。
[そこで宗冬の言葉を聞き]
外にサーヴァントか……他に組んでる奴がいるって事かな?
[ケネスは2人にそう問う。]
[同性愛説を盛大否定したケネスの様子に、再び驚いたが、まあこちらも百合かと問われれば成る程、言いたい事は判るような気がしないでもなくない。
やっと口を開いた宗冬の言葉を聞いて、フ、と吐息を零す。]
……バーサーカー。貴方の真意を教えて下さい。貴方はマスターと同じように思っておいでですか?
鉄砲玉として使え、と言われておいそれとそれを信用出来ると思いますか?
今の交渉はいわばこちらに有利なだけの、捨て駒立候補なのですわ。幾ら情報を得ようとも、こちらの捨て駒にされては結果的に目指すものは掴めない。一番貴方方が得たい情報が、私には計りかねるのです。
隠すつもりもありませんのでお話しますと、私たちには既に同盟を汲んで居るサーヴァントが居ます。かといって、今共謀して貴方方を罠に嵌めようとしているので無い事は、理解しておいて下さい。
[むっとして答える少年に胸がときめく。]
か、可愛い……。
……いえ、ダメよ美貴、そっちに走っちゃダメ……。
[自制心を保つべく深呼吸をする。
――が、首を傾げる少年のしぐさにあっけなく敗れた。]
ああん、でも可愛いっ!!
[我慢できずに少年を抱きしめた。]
捨て駒立候補ねぇ……こっちとしちゃ一番自分がやり易い形を選んでるだけなんだがな。
「捨て駒にされたら」って結果論だろ?
「あんたをつけて捻り殺されたら」ってのと同じさ。
……俺にとって目指す者が掴めないってのはな!
今日と同じ明日、明日と同じ明後日が続く事なんだ!
それを避けるにはどうする?
それには情報が必要だろうが!
何だって良い!何だってだ!!
安全に生きてりゃ生が保障される、あんたらにはわからんだろうがな!!
[つい、声を荒げて立ち上がる。周りの客がこちらに目をやった。]
[声を荒げる真を見て冷静に宗冬は話す。]
そもそも情報など私は必要のないものよ。あって器用に戦えるクラスでもなし。
だが別に鉄砲玉でも構いはしない。アサシンに戦力としてなど期待してはいないってことよ。
それだけかそれだけか。後は真殿の好きになさるが良かろう。
[そう言うと宗冬は口を*接ぐんだ。*]
[なにやら怪しげな気配にどこかの英霊だろうかと首を捻るがそうこう判断して拒否する余裕は英霊にはなかった。
なぜなら女に抱擁という名の拘束を受けたからである]
……む?!
[離せとかそういうことを言う前にすでに自分の顔は女の豊かな胸に埋まり、呼吸は兎も角ものを言える状況になかった。
きっとそれは、男、たとえば老魔導師であればさぞかし私服のときであったに違いないけれど、今の英霊にとっては自分を瀕死に追いやる武器でしかない]
[いきなり立ち上がったケネスの剣幕に、そのまま彼を見上げた。
男が座ると、一呼吸おいて口を開く。]
ケネスさんのご意向は、よく伝わりました。
私としては、裏切られるというリスクを双方に背負わないというのが、第一条件です。それは飲めますか?
[そこまで言うと、宗冬の言葉を聞いて軽く溜息をつく]
第二条件は、サーヴァント同士の意思疎通です。バーサーカーが気に染まないのであれば共闘も成立しません。マスター同士の情報交換のみの条件は当然受け入れられませんから。
こちらが情報を与えた後、そちらのサーヴァントに力押しで私が殺されるリスクがあるうちは、同盟には気乗りがしないのは判って頂けますわね。
第三条件は、先ほども申し上げました、当方と同盟関係のサーヴァントとの兼ね合いです。三者間で同盟を組むか、それとも両者停戦協定に留めるのか、そのサーヴァントも交えて考えたいと思ってます。
それについての、そちらの考えをお聞かせ願えますか?
は、離せ、おい!
[もぐもぐと声がくぐもってしまうのは自分の責任ではない。
女が”ないすばでぃー”だからいけないのだ。
クレープではないけれどほんのり甘くてよい香りがするのは化粧品の香りだろうか?
そんなことを僅かに頭の端を掠めたがそれよりも今は彼女の拘束から逃げることに対して必死になるべきであった。
だから小さな英霊は必死に暴れた。
子犬がよく吠えるかのような必死さがあった]
おい、女!
お前、聞いてるのか?!
おい、いいかげんにしろ───!
[じたばた]
主。マンゴークレープを5個ほどもらおう。
[ライダーが、キャスターのマスターに抱きしめられ、あわや窒息死せんとなっている直ぐ傍で、ランサーはワゴンの店員に呼びかけた。]
…。
[久子から渡されたお金を勝手に使って良いのかと迷ったが、迷ったのだが、迷った末、ランサーはマンゴーに負けた。
簡単に出来た1個目を受け取る。]
ありがとうございます。
[口にしたマンゴークレープは名前に偽りありであった。煮詰めたソースは、芳醇な味わいが足りず、砂糖を遠慮なしに入れたような味わいであり、ランサーは注文を取り消した。]
すまないが、やはり後2個にして欲しい。
[口にクレープを運びながら、騒がしい女性2人を見た。]
[ようやく解放されたときは軽い酸欠ゆえにくらくらと感じるめまいに思わず足元が覚束なかったものの、幾許もなく英霊は女をにらみつけた]
…何のつもりだ、貴様────?
[僅かな表情の変化。
冬の窓硝子に触れたときのような気配を感じる。
ゆるりと女に流れ込む、冷たい水のような”力”の気配。
これは───]
(────こいつ、魔術師…?)
[じぃ、と視線を向ける。
その瞳、いまだ険しく]
安全とは、一体どのようなことなのでしょうね。
魔術師というものは、普通の方と比べて命を狙われやすい。だから、自分の住処にはそうと悟られないよう結界を張ります。
聖杯戦争ならなおのこと。
いつ、他のマスターやサーヴァントに命を狙われるのかわかりません。
私たちが、安全に身を置いていると思うなら、ケネスさんは本当に情報が足りないのでしょう。
安全ではないからこそ、私たちは情報を集め、生き抜くために少しでも有利に働くよう、行動している、それだけです。
私たちも、生など補償されてないのです。この世界に生きる以上。
最も。
[一拍置いて、無表情のまま口にする]
私は「生」きることを奪われたとしても、それはそれで受け入れるまでですが。
もちろん、死ねといわれて死ぬわけではありません。ただ、いつその時が来ようとも、回避できないのならば受け入れる、ということです。
[ふ、と気がつくと甘いを通り越し甘ったるい香り。
それは、先日槍兵の主が遣した変わった味のブラマンジェの上に載っていた果物に似ていて、視線が香りのほうへと向かう]
……なんで、ここに。
[先日とは違う装いの槍兵がなんともがっかりしたような表情でそこにいた。
手には、クレープ。思わず、凝視]
(やれやれ、まさか俺が興奮して宗冬が冷静に応対とはな……)
[顔を伏せたケネスは自重気味に唇を吊り上げる。
気を取り直すと、シャルロットに顔を上げ]
第一条件は問題ねぇよ。
第二条件はまあ、よく言っとく。ただ目隠しってのはこいつなりの押さえる努力らしいので、認めてやってくれ。
これでも、生活には不自由しないみたいだから、問題は無いと思う。
……まあ、「切られる危惧」は良く解るよ。
第三条件は……
[ケネスはそこまで言って考える。共闘者を多くして倒すべき敵が見つからなくなっても、また困るからだ。]
(だがまあ、まだ4人いるか……ここで蹴っても始まるまい。)
そちらの第3者の好きにしてもらって良いぜ。
― 樹那川 ―
、、、、、、。
[ 土手にごろりと寝そべり、久仁彦はぼうっと流れる雲を眺めていた。
時折、顔を上げては周りに誰かいないかを確認してみる。不思議と、誰も通らない。]
なんなんだろうね、本当に。
[ 人が通らないことを、なぜに残念がる自分が居るのか。公園で壊れたビデオカメラを見つけた後になにをしようか考えてみれば、不思議とこの川原に来たくなった。
しかしなぜここに来たかったのか、ここに来てなにをしたかったのか、そして、なぜ人が来るのをやたらと気にするのか。
久仁彦はその理由が判らなかった。昨日出会ったアサシンの魅了により深層心理の一部が支配されているのだが、久仁彦はそれに気付いていない。]
ま、いいか。とにかくライダーを捜さなきゃだね。
[ 立ち上がると、久仁彦は土手の上に停めていた車に戻っていった。]
ご、ごめんなさい、……あまりにも可愛いから、つい……。
[抱擁から解放して少年に頭を下げる。]
【……困ったわ。
あんまり可愛いからつい抱きしめちゃったけど、さすがに大人としてどうかと思うわよ。】
[頭を上げ、少年の視線に「うっ」と呻いたりしつつ思案する。
そして一つの手段を思いついた。]
そ、そうだ!
驚かせちゃったお詫びに、お姉さんがクレープを奢ってあげるわっ!!
さ、行きましょう!!!
[ワゴンを指差し、少年を誘った。
続けてワゴンの方を振り返る。]
……あ、あなたは……っ!?
[小麦粉で作った薄い皮を破ると、中からは生クリームとマンゴーソースが飛び出てくる。だが、双方共に甘いだけとは。互いを引き立て合うものではなく、砂糖地獄スパイラル。評価はD相当だ。]
(酸っぱいのが好みだ)
[どうやらランサーの好みはうるさいらしい。
ライダーの視線がおかしい事に気づく。
もぐり。もぐもぐ。ごっくん。]
……。
[ワゴンから追加の2個が渡された。そのうちの1個を、ライダーに差し出してみた。]
[宗冬を指差し]
こいつはバーサーカーとでも呼んで貰えればいいさ。
[そこでソフィーの言葉を聞き]
気に障ったかい?まあ、悪かったよ。
そりゃ、あんたらにはあんたらの努力って物があるよな。
しかし、その若さで随分と悟りきってるじゃないか。
まるで菩薩様みたいだぜ。
あんたが聖杯で願い事とか、あんまりピンと来ないよな。
まあ、大きなお世話か。
[そうつぶやくと紅茶を飲む。]
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