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[ “崩壊” と言う言葉が唐突に実感される。
Geneの足元も崩れ落ち、闇が露出。崩壊に巻き込まれながら空を見上げれば、残骸が蜻蛉の様に揺れている。]
……あぁ、墜ちる。
[本能的な──と此処で使用すべき言葉では無いかもしれないが、記号化される信号の奥深い部分が恐怖に満たされ、Geneの全身に広がる。其れに痺れているのが本当に快楽なのかは自分でも分からない。]
何処へ?
闇の中へ──…
[ただ闇を映した真っ黒な目を見開いたまま、虚空へ*白い指先を伸ばす*。]
──ディー?
[問いかけに獣は低く唸りで返し]
強制転送なんて久しぶりに喰らったわ。
……やっぱキツいわね。
[ぐるりと首をめぐらせ、周囲を眺め、嘆息]
[そこは、あまりに見慣れた"懐かしい場所"]
─Under/Backstreet "Alchemist's LABO"─
[朽ちた"研究室"]
[かつての様子が思い出され、彼女は苦笑]
まさかこんなところに転送されるなんてね。
[歩くとこつこつと、木を叩くような靴音]
──Luther.
[先ほどの"プログラム"が思い出される]
ねえ、錬金術師。
あんたのAIは"memento mori"に侵されるほどヤワに作っちゃあ居ないだろう?
[虚空に向け*呟いた*]
─Under/After catastrophe ─
[墜ちて行く──闇、闇闇、闇の中。
時間の経過は分からない。
漆黒の向こう側、白い衣装を纏った少女の姿がうっすらと浮かんで見える。]
…何処へユク?
[手を伸ばしたまま、]
あの子は、一度空を舞っているのを見た
────天使?
─Under/Backstreet−
[Eugeneとはぐれ、地上への出口を探していた最中にデータ嵐に巻き込まれたが、ようやく視野が開けてきたようだ。どうやら座標が変更されているらしく、先ほどとは違った風景が広がりはじめる]
・・・・・・ ここは、どこだ。
─Under/Backstreet "Alchemist's LABO"─
[──こつこつ]
[音がする]
[壁に凭れかかり、周囲を見渡す]
[───ここは?]
[>ERROR
herveyからの逆流の損傷にくわえ、先程──展開したNIGREDまで攻性プローブの海に巻き込まれ、その増幅効果で内部のプログラムを休止しなければならないだろう]
[Audreyを発見。
近くにいる獣を払うように殴打すると、
指の一本一本が硬質な長い棒に変化する]
[Audreyの頭へ向けて、貫かんと打ち込んだ]
ん?
[音がした。近くに自分以外のPCがいる。
恐る恐る近づいていくと、以前見かけた女性PCと、llutherを目視した]
・・・・・・ lutherか。
[獣が悲鳴を上げる]
──COMMAND>Absolute A/B /Autonomous mode /shell
[同時に視界にコマンドのBOXがPop]
[しかし障壁が展開されるより早く背後からの刺突]
──!!
[彼女は動けない]
[しかし、鋭い刺突は起動を変え]
[──はらり、と]
[数本の赤毛が中に舞った]
[>Target Audrey
[>Result failed
[後ろの壁が破壊された。dateが消滅。
[己が右手をみるように。──再実行。
此処は──。
[着地は案外にふわりとしていた。
古めかしい電子音と共に回転する木馬が視界に入る。移動式遊園地と言う単語が浮かんだが、ゆっくりと回転するメリーゴーランド一台を除いて其処は巨大な空き地。まるでサーカスの移動に取り残された様にぽつり。瓦礫も建物も何も無い淋しい場所だった──。
先刻、闇の中で見かけた少女の姿を探す。]
[lutherがその女性PCをターゲットにしている。
Eugeneのように、静止すべきか。むしろ静止すべきだろう。だが一体何故静止すべきなのだろうか。
*何かが壊れてきているのかもしれない*]
――Under?/chaosphere? (廃棄領域?/混沌界?)――
[上下左右の方向感覚が入り乱れる。
全ての認識が歪み狂う空間。
――否、空間なのかどうかも判然としない猛烈なデータの乱流]
“ここ”は……?
“いま”は……?
“わたし”は。いったい――
[自問する意識に答えは無い。解体され飲み込まれそうになる中、一つのイメージが心の中に浮かび上がる]
――“青をこころに、一、二と数えよ(Think Blue, Count Two)”。
[青く光る球体のイメージ。
自らの内に満ちた“Solitaire Trap”の結晶。
ひとつ、ふたつ――数えるうちに認識が安定する。
混沌(カオス)の中に極限を見出す。
その行く手にあったのは一つの解。ストレンジアトラクタ]
――Under/Amusement park (廃棄領域/遊園地) ――
[確かな手ごたえを感じた瞬間に凄まじい勢いで引きずられ風景が嵐と化した。
思わず瞼を閉じ、やがて開いたその場所は曲線の屋根。
他に何も無い遊園地跡にただ一つ残った回転木馬の庇の上だった]
……どうして、こんなところに……?
[回転木馬を支える台から、ゆっくりと流れている単調で楽しげな曲はsmall world。曲のタイトルが、かつて同級生とスクールの図書館の古いフィルムメモリの中にあった其れだと気付く。]
ここは、随分暗いね……執事(バトラー)?
[呼び掛けてみたものの、黒革の右手からは何故か応えは無い。
首を傾げて見つめる内に、かすかな音楽に気づいた。そろそろと端に這いより、覗き込もうとする。
唐突に、頭上から柔らかい光が降り注いだ]
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