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流れ者 ギルバート に 4人が投票した。
メイド セリア に 1人が投票した。
流れ者 ギルバート は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
[呼吸器がはずされ、ぼう、っと集中治療室の中を見回した]
……病院。
そうだ。私は、シャルロットをかばって……。
[彼女の最期を思い出す。胸が、痛かった。ただ無性に、自分に対しむかむかとした感情が持ち上がる。
涙が、零れ落ちる]
シャル、ロット。ごめんなさい。
[何故、自分が生きているのか。既に腕に令呪はなく、聖杯の存在ももう感じられない]
[ひとしきり、涙を流し。そしてベッドの方を覗っている男性に気づいた。こちらを見て頭を下げる。
記憶を手繰り寄せれば、祖父が頼りにしていた弁護士だった]
遺書、ですか?
「流さんから、貴女へと。遺産の件とご両親のことが書かれています」
[もし覚悟があるのなら、両親の写真や事故当時の記録が残っていることが書かれていた。1
6年前の事故により、一人生き残ったこと、その際感情も記憶も表情もなくしてしまっていたこと。
医者で見てもらったときの激しい拒絶反応のことが書かれていた]
[どうでもよい、とはもう思わなかった。なくして記憶はもう戻っている。
事故当時のことも、それ以前のことも。気持ちが揺れ動くことも]
退院してから、また事務所のほうへお伺いします。イギリスの方に、留学していたのですけど、もう、慌てて戻る必要もなくなりましたから。
[意識が覚醒した今、もう、自分の中に魔術を使えるほどの魔術回路がないことを実感していた。魔力もないに等しい。得意な方でもなかったが、それでも、慣れ親しんだ魔術が使えなくなったことは、とても「寂しさ」を感じていた]
[どうしてなくなってしまったのか、意識をなくしている間に、自分から零れ落ちて行ったものが、それであることを理解した。
感情と引き換えに魔術をなくしたらしいこと]
[弁護士の男性がいなくなり、部屋の中を見回す。先ほどの看護師の姿を見つけて、会釈をし、微笑む]
病院か、魔術で治癒を覚えてから来ることなんて余りなかったから。
ああ。そうだ。
(動けるようになったら、ケネスさんの様子を見に行ってみよう)
[ぼんやりと、思った。自分を覚えてなくても構わない。ただ、姿を見に行って見たいのだと納得して*]
[気がついてから程なくして、個室へと移る。担当の看護師は、起きたときにいた女性だった]
あの、私はどれくらい眠ってたのでしょう。
「2日ほどだと思いますけど……どうかしました?」
[血圧を測ろうとしている彼女に聞く。二日、と聞いて外を見た]
二日……。聖杯は、どうなったんだろう……。もう、何も感じられないし、人も滅びてないし、誰が。
[呟いてしまってからはっとした。彼女は何も言わず、血圧を測っている。結果が出たところで]
「上120の下80、と。正常値に戻ってるみたいですね。流さん、もう、何も心配しなくていいですよ」
[にこり。微笑んだ顔は、自分の言葉に何も疑問を抱いてないように見えた]
出歩いても、大丈夫ですか?
確か、知り合いがまだいるはずなので。
[声をかけると、少し考えたように]
「じゃあ、この点滴を済ませたら。確か、滝田さんの部屋でしょう? ナースセンターの方で聞きましたから。流さんが彼を連れてきたと」
[点滴針を腕に刺し、テープで固定すると、病室から出ていく]
「何かあったら、すぐにコールしてください。又後で様子も見に参りますけど、余り無理しないでくださいね」
[ドアから顔を覗かせて言うと、姿を消した]
椎名さん、か。不思議に、思わなかったのかな。それとも、気付いてすぐだから、夢の話と混同してると思ったのか。
[点滴が落ちるのを見ながら、倒れたときのことを振り返った。何故自分は庇ったのか。今ならわかる。身体が反応した。気付いたら駆けていた。
でも、もういない。守れるはずなど無いことはわかっていた。
聖杯戦争が終われば、消えることもわかっていた。だから尚更、今のぽっかりと空いたような心の落ち着く先が、わからない。
空虚で、痛く、「やるせない」気持ち]
私は、寂しくて、悲しくて泣いてるんだ。たぶん。この気持ちは、知ってる。
[一つ一つ、湧いてくる感情を確認しながら、それがなんという気持ちだったのか、思い起こす]
[両親の死に際を、憶えている。辛かったけれど、自分も連れて行って欲しいと思ったけれど、それを両親は許さなかっただろうと思う]
お父様、お母様、ごめんなさい、私は、二人が忘れないと言ってくれたのに、私が忘れてしまっていて。忘れては、いけなかったのに。
お爺様に頂いた魔術もすべて使えなくなってしまった。
[水差しへと手を伸ばす。触れた水に、残った魔力をふわりと乗せ。わずかに凍り、又元へ戻る]
お父様が、最初に教えてくれたこれだけ。
[役には立たないと思ったが、それを憶えていただけでも、良かった、と思える。
点滴の、*最後の雫が落ちた*]
[窓からそよぐ風を受け、滝田真は目を覚ます。
目に入るのは弧を描いて広がるカーテンと、見知らぬ天井。
ハンガーにかかった服、傍らのテーブルに置かれた煙草。そして、折りたたまれた便箋。
見覚えの無い物に包まれて、2、3度、瞬きをする。]
ここは病院……?
僕は……いつ倒れたんだ?
[体に鈍い痛みが走っている。
やや顔を歪めて周りを見ると、驚いた様子でこちらを見つめる看護婦と*目が合った。*]
[医師からの話に惑い、滝田真の目が泳ぐ。
自身が数日意識不明だった事を聞いたが、そもそも滝田にはここ5年ほどの記憶が無い。
それを自覚し、妻子は元気なのか、今でも自分を待ってくれているのか、次々不安が湧いてくる。
医師の話が終わり、1人残された滝田は茫然とする。
虚ろな表情で首を回すと、ひしゃげマルボロの箱と1本の煙草、そしてその傍にある、折りたたまれた便箋に*目が止まった。*]
−『魔女の館』−
[クローゼットに「彼」が着た服を片付ける。
ベッドを整え、床を掃き、部屋を見回した。]
案外綺麗に使ってくれたのね。
[他に片付けるところはないと確認して
部屋をでて階下へ降りる。]
[いつものように開店準備を進める。
ポットを持ち上げると人差し指が引き攣れ、
暗い店内にがしゃんと耳障りな音が響いた。]
やっちゃった……。
[時折、引き金を引くかのように引き攣れる指。
あの日、覚悟を決めて引き金を引いた代償は
魔術回路を焼き尽くしただけではなかった。
それでも、あれほどの魔力を使い、魔術回路を失って
この程度で済んだのは僥倖なのだろう。
それを代償などというとまた「彼」は鼻で笑うのかもしれない。
ポットを拾い、床を片付けながら露葉は苦笑する。]
[ストッカーを覗いて足りない香草を確認し、
種を成長させようとして手を止める。]
……もう使えないんだった。
[いまだに魔術が使えないことには慣れられず、
ふとした拍子に魔術を行おうとしてしまう。
無くなってしまったものはしょうがないのだから
いい加減忘れてしまってもいいのにと思うのだが
当たり前のようにあったものだからそれには時間がかかるのだろう。
温室に行き、必要な葉を摘む。
思い出して、天井を見上げる。
修理をしてあるが「彼」が空けた穴はまだ確認できる。
店に戻ろうとすれば庭にも外壁にも跡が残っている。
だが不思議とそれを直そうという気にはなれなかった。]
[摘んできた香草を所定の位置に片付け、
店内に問題がないか見回す。]
……。
[ゆっくりと片方の手を銃を構えるように空にのばす。
胸にゆれる弾丸の入った守り袋を指の引き攣る手でにぎる。
心の中で引き金を引く。同時に指が引き攣れる。
引き金を引いた感触が甦る。
それは気持ちを切り替える儀式のよう。]
……さぁ、時間ね。
[そして、かかったままだった『臨時休業』の札をはずし、
いつものように*店を開けた。*]
[点滴の針を抜いてもらい、ゆっくりとベッドから降りる。窓際に立ち、外を眺めた。何箇所か工事が始まってるのを見て苦笑する]
あそこは、霊脈の強いところ。沖田敬一郎は、あの場所を死に場所にでも選んだのかな。
死ぬつもりはなかったのかもしれないけど。
私は人だから。人は過ちを正せるものだから。貴方が言った未来が来ないことを、信じたい。
[傷が痛む。彼から受けた傷は、大きな傷跡を作ったが、体の傷などどうでもいいように思えた。それよりも大きな傷が、体の中と、心の中にあることを知っている]
歩くと、傷が開くかな……。
[用意された車椅子へと座り、腕でこぎ始め、病室から出る]
[1本の煙草を持ったまま、滝田真はどうすべきか悩んでいた。
彼自身は煙草を吸わず、それは不要なものである。
だが、何故か捨てる事には躊躇があった。
既に読み終えた便箋を横目に、滝田は悩み続ける。]
[始めは戸惑ったが、元から覚えだけはいいほうだったのもあって、次第に操作に慣れてくる。滝田の病室がどこにあるのか、以前と同じ場所であればそこだろう、とそちらへと方向を向け]
あ、ぶないっ。
「わ、わ!! ごめんなさい。だいじょーぶ? いたく、なかった?」
[男の子が、ぶつかってきた。微笑んで、その頭を撫でる。まだ幼い、元気一杯のその子は、病院には不釣合いで、自分に乗り上げた形で、見つめてきた]
大丈夫、でも、病院は、走ったらだめでしょう?
具合の悪い人がたくさんいるから、気をつけて歩きなさい。
[「はーい」そんな声をあげて、去っていく。車椅子から降ろそうとして、手をかけたが、力は入らなかった]
ほんとにもう、使えないんだ。傷が治れば、筋肉は元に戻るだろうけど。
[今まで、いろんな面で魔術に頼ってきたことを少しだけ恥じる]
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