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酒場の看板娘 ローズマリー に 2人が投票した
旅芸人 ボブ に 3人が投票した
美術商 ヒューバート に 1人が投票した
見習いメイド ネリー に 1人が投票した
新米記者 ソフィー に 1人が投票した
見習い看護婦 ニーナ に 2人が投票した
旅芸人 ボブ は村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、流れ者 ギルバート、修道女 ステラ、酒場の看板娘 ローズマリー、冒険家 ナサニエル、書生 ハーヴェイ、美術商 ヒューバート、見習いメイド ネリー、新米記者 ソフィー、見習い看護婦 ニーナの9名。
[水溜りを避けるように歩いていると、
曲線が特徴的な白い車体が横に止まり、声を掛けられた。
それはこれから訪ね行こうとしている相手。
ヒューバートその人であった。
ソフィーは驚いて声を上げた。]
ヒューバートさん!
あ……どうして此処に?
丁度今からお宅に伺おうと思っていた所なんです。
[肩に掛けたエナメルバッグを示すように一度掛け直す。]
[彼は、ドアを蹴破り雑貨店に飛び込んだ。]
[見覚えのある店内には、目を閉じて震えるニーナと、その前で不気味に唸る犬の姿があった。]
[酷い頭痛(理由の半分は二日酔いだが)と疲労は意識を朦朧とさせた。二階に上がるだけでもその揺れでガンガンと痛む。ベッドへ寝かされ、幾分楽になると一つ大きなため息がもれた。]
…申し訳…ないです…。
[先程目が合った時、彼の口は確かに「ユーイン」という名を刻んでいた。
何故彼は兄を知っているのだろう?
兄を知っているのに自分を知らないのだろう?
ひとここちついたようになると、次々と疑問が浮かんできた]
―街近くの道路―
[ネリーは遠くの2人のやりとりを一部始終見ていた。
と言っても余程遠い場所だったので、朧気にしか分からなかったのだが。やがて双方ともが走り去って行くのを眺めていた。
ネリーは自分の状況とかけ離れていること甚だしい言葉をいつの間にか呟いていた。]
……見失ったわ。
── 回 想 ──
[あの日。確か自分は父親の機嫌がすこぶる悪く、散々自分に当り散らしていたのだった。特に酷く蹴られ殴られたその日は、よく記憶に残っている。
逃げるように自室へ隠れ、震えていた。
その後、下から聞こえてきた団欒の声、まるで自分を殺す相談かのように聞こえてもいた。
眠れば忘れられる。そう、眠ってしまえばいい。
しかし眠れば明日が来る。明日が来ればまた─。
記憶はここで不自然に止まっていた]
[青年を寝室のベッドに寝かせて1階に降りる。その時初めて、彼は書斎の扉を一時的に解放したままにしていたことに気付き、慌てて扉を閉めた。]
[下半身を纏う服を取り換えると、キッチンへと向かう。相変わらず、冷蔵庫の中身は死んで居るようだ。]
……仕方ねぇなあ……
[溜め息をつきながら、食器棚から水差しとコップを取り出し、水道の水をその中に注いだ。味見をする限りでは、水道水は生きているようだ。]
[2階に戻り、水で満たされたコップをハーヴェイに差し出す。]
………水。
冷たくねぇのは勘弁な。
[水たまりの水を跳ね上げないように、ゆるやかな運転でソフィーの側に車を停める。]
うちに来てくれるところだったのか。
奇遇だね。
[そう言って、微笑んだ。笑顔は、常よりは曇りを帯びてしまっていたかもしれなかったが。
「どうして」の問いかけに今日はソフィーの誕生日だから、と云った。
彼女をもてなしたかったが、アトリエのリビングは荒れ放題になっていたことを思い出す。]
食事でも奢ろうか?
今だとアンゼリカくらいしか開いてないだろうけれど。
ひとまず、乗らないか?
荷物もあるようだし。
[助手席の扉を開いた]
[ソフィーはなにより真摯に顧客の言葉に耳を傾けてくれた。人見知りなところがあったが、それだけに職人にしばしばありがちな頑なさや客を拒む高踏さはとは無縁だったように思う。
よくシャーロットの衣装を依頼することになったが、シャーロット自身も安心して自分の希望を話すことができた。
その年若さ故に技倆と経験そのものはイアンには及ばぬ部分もあっただろうが、職人の温かい気遣いがそこかしこに感じられる衣装はイアンのものとはまた別の意味で得難いものだった。
ソフィーの仕立てる衣装は、袖を通すと肌に寄り添うように柔らかに流れ、優しく着る者の躰を包んでくれた。着ることに心地よさと安らぎが感じられること。
それは、間違いなく彼女の優れた資質だった。
私が彼女の服とその店を愛していた理由に他ならない。]
[それはある種防御本能だったのかもしれない。
極めて辛いな思い出は脳は防衛する為に忘れてしまう。
これもその一種だったのだろうか。
ナサニエルを見た時、何故かこの日を思い出した。
あれだけ鮮明に覚えていたのに不自然に途切れていた妙な記憶]
[それだけに、ソフィーが一人大きな苦労を負っていたことには内心ひどく残念な気持ちがあった。
イアン、何故だ――
だがその問いかけの答えは、それまでは、彼自身やあるいはソフィーからは明確に引き出すことができないことでもあったのだった。]
…ありがとう。
[横になって大分顔色も戻ったのか、素直に水を受け取り、一口飲む。冷たくなくとも水分が体に入っていく瞬間はとても心地が良い。
そのまま、ナサニエルの顔へ視線を送る。
不躾だとは分かっていた。
ただ、彼に聞きたいことがあった。
それを知れば、あの曖昧な記憶もつながるのではないか。
何故かわからない。そう、思ったのだ]
あの……
[遠慮がちに、口を開いた]
[ネリーはまたぽつぽつと歩き出した。道路へ出ている分気が楽だからなのか、道に迷った時に比べれば格段に足取りはしっかりしている。]
もうすぐ街だわ…ここから近いのは…
[突然の邂逅に慌てて聞き流してしまったが、ドアが閉まり、腰を落ち着けると、ヒューバートの言った「誕生日だから」という言葉の意味がようやく理解出来た。]
──…あ、そういえば……誕生日、でしたね…。
[短時間に色々な事がありすぎて、忘れていた。
呆けたように呟いてしまってから、気まずさに苦笑する。]
ああ……
……衣装……
[ソフィーの言葉に、表情は纔かに曇った。シャーロットのものも依頼していたように思うからだ。]
お礼なんて、水くさい。
気にしないでいいさ。
[話が――という彼女に、ではうちにでも、と自宅へ招くことにした。リビングは散らかっていたが、隣の顧客が来訪した時のためのミーティングルームなら静かに話をすることができるだろう。
私はそれでいいかい? と問い、彼女が助手席に腰を降ろすのを確認すると車を出した]
………なんだ?
[ベッドの上に居る青年に声を掛けられ、ナサニエル不思議そうな顔をして応える。片手には、コップがひとつ。アンゼリカで煙草を嫌っていた青年の姿を思い出したナサニエルは、煙草を吸わない代わりに、チビチビと水を口に運んでいた。]
どうかしたのか?
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