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村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
牧童 トビー が参加しました。
―― Mundane/Catedral Ω ――
天突き聳える聖堂群
セピアの雲が流れゆく
21世紀であれば、サグラダ・ファミリアの外観や炭鉱男達が洞穴の中に手慰みとして鑿で作ったようなものの中に見る事が出来得る
複雑で、一種のグロテクスささえ感じさせる彫刻
無数の聖と慈悲に満ちた偶像が植物の表面に
長い歴史の間に流された血を鎮めるものが如くに彫られている
全ては蛍色
黄緑色と錆びた緑色の色合い
目に優しく 陰影は濃く 神聖さを演出している
カテドラル・オメガ
その大聖堂は身なり汚らしい高僧が真言を唱え
小鳥が囀るように聖歌隊が歌を謳う聖堂群を抜けた場所に鎮座していた
神、おわしめさんとする胎内を模ったように
否、神聖は万物に存在すると隠喩するように
AlabasteR poDiuM――雪花石膏の指揮台(アラバスターポディウム)
白く滑らかに、表面に多種の豊穣の実りが細工され
四方八方へと、折れそうに長い茎が伸び先端に花々を咲ころばせている
白亜の植物の群れに囲まれ、緑の頭髪を振り立たせ、指揮者(コンダクター)は銀色のタクトを振る
雪花石膏の指揮台
それは無数の鳩に別たれ、堂内を飛び交う
双子 ウェンディ が参加しました。
─ 現世<Mundane> / 南部学術区画・電脳街 ─
……えっと、次はおばさんのところで発注してたパーツを受け取って、と。
[いまどき珍しく紙片に書き付けられたメモを片手にジャンク屋ひしめく電気街を歩む少女が一人]
[年のころは、十を少し超えた程。肩には酷くオールドタイプでコミカルなフォルムのAIが乗っかっている]
[ふい、と遠くにそびえる聖堂を見遣り、独り言]
早く戻らないとお仕事から帰ってきちゃうね。急がなきゃ。
道案内よろしくね、ルース。
[肩のAIをぽんと叩き、歩調をいささか早めて「師匠」からの頼まれ物を片付けていく]
旅芸人 ドリス が参加しました。
[様々な光渦巻く空間]
[輝いて見えるのは、引き立てる色彩に満たされているから]
―― 電脳世界<Utopia>/Closed・魔窟 ――
[グルル]
[低い唸り声をあげる頭の一つを黒の手が撫でる]
《ソウ、イイ子ダ。ケルベロス》
[三つ首の番犬から離れた手―――漆黒に包まれた腕に光が走る]
[魔方陣を描くのは血ではなく、砂粒の如き0と1]
[闇に満たされた空間に、もう一つの影が生まれる]
[影を照らす光――人の手による魔や獣のデータ――を引き換えに]
行クゾ
[ライオンの頭と山羊の胴体、蛇の尻尾を持つ魔獣に跨り]
[目指すは*狩り場*]
雑貨屋 レベッカ が参加しました。
―現世<Mundane> / 火星・ドーム―
[チカリと何かが明滅したよう。]
[料理する手を止め、レベッカは意識を其方に向ける。]
[一通のメールの表示。後ろを振り返った。]
坊ちゃんへの手紙のようです。
危険なものはありませんが、わたくしが開封いたしましょうか?
それとも――
――差出人。先日の抽選所ですね。
あらあら、坊ちゃま、手紙は逃げませんよ
[言うなり、レベッカの元から、白い視覚効果を持った開封していないメールが奪われる。]
[それについて文句一つ言うことなく、彼女は笑って、少年の行動を*待った。*]
―― 電脳世界<Utopia>/Public・MMO ――
[黒とキマイラが現れたのはゲーム空間の一つ]
[極彩色のテクスチャが貼られたモンスターが行き交う世界]
[黒目ばかりの瞳孔が開く]
目ボシイ物ハ、増エテイナイナ。
[キマイラに跨る姿も、その世界では仮初めの一部]
[テクスチャが張り替え、データの数値を組み替えただけの変化]
[魔窟に溜め込まれたデータに加えるに値しない]
Underガ一番ダナ。行ケ。
[キュルリと瞳孔を絞り、キマイラの首を叩く]
[黒の手に伝わる数値を触感に置き換えれば、しなやかが近い]
[幾つものデータから、黒の召喚を介し生まれ出でる魔獣]
[だがそれはより本物であるコトを目指し続ける、偽りの獣]
「おい何だあれ! レアか?」
「わっかんねーよ」
「んなもん殺りゃわかんだろ」
[動き出した魔獣を見つけ、数人のチームが襲い掛かる]
[キマイラの背に乗る黒が人間だろうと構いはしない]
[Underにある死を遊ぶゲームより手軽な鬱憤晴らし]
人間ハ狩リノ対象デハナイガ、
[キマイラが大きな顎を開ける]
鋭いライオンの牙の奥、吐き出された火炎がチームを包む]
狩ルナト命令ヲ受ケテイナイ。
[火花の如くきらきらと無数のクラスタが散り―――灰燼に帰す]
[黒の唇が薄く開き、漆赤の裂け目が笑みを象った]
―― 現実世界<Mundane>/
東部・カテドラル・オメガ<Catedral Ω> ――
[古びた、緑とも黄色ともつかぬ色合いをしたパイプが一斉に音を鳴らす。
振り上げるタクトは銀色。
疾る瞬間、堂内に音が響いた――そして、電脳世界にも。
Programされた舞台のトレース。
見下ろす眸は切れ長。
目尻に向かい、やや吊りあがる。
俯き加減、影となる相貌。陰影の中、世を嘲ったが如くに双眸が細められ、笑みを――音楽に身を浸らせ一体となった愉悦を浮かべていた。]
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