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村長の娘 シャーロット に 7人が投票した。
医師 ヴィンセント に 1人が投票した。
メイド セリア に 1人が投票した。
村長の娘 シャーロット は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、新米記者 ソフィー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、流れ者 ギルバート、踊り子 キャロル、酒場の看板娘 ローズマリー、隠者 モーガン、医師 ヴィンセント、書生 ハーヴェイ、メイド セリア の 7 名。
【吊り・襲撃先宣言】
【7日目の犠牲者は、アチャーチームだ】
【8日目の犠牲者は、セイバーチームだ】
【吊り投票は、本日・明日もセリア委任とする。宣言を頼む】
【襲撃対象は7日目はローズマリー、8日目はハーヴェイとする】
では、さらばだ雑魚共。
【吊り・襲撃先宣言終了】
お、更新してるな。珍しくGMのメッセージが無いそんな1日の始まり。
シャロにソフィー、お疲れ様。
まあ、平日の昼だが一杯やれや。
[ケネスはそう言うと、2つのコップに酒を注いだ。]
と、思ったらでてたか、チッ。
ふむ、今回の聖杯奪取は爺さんになったわけか。
美貴はどうするんだろうね。
なんか、宗冬現世復活の危機をひしひしと感じるんだが……
邪神復活よりたち悪くないか?
−教会・昨晩−
[既に半壊状態の教会を放棄する準備を始めていた。
鼓動を強める聖杯が収められた箱を慎重に持ち上げる]
もうすぐだ。
[聖杯の覚醒にはこの教会と同等かそれ以上の霊脈が存在する土地が必要となる。この町にはそのような霊脈は2つしかない。
霊光院か、病院。どちらを最後の地に選ぶか決めかねていた]
・・・・・・ 沖田様。
[礼拝堂で聖杯を手に取った沖田にそっと近づく]
他の者は全員避難させました。空穂様も病院へ届けました。
[状況を理解しているのか、その態度に動揺は無い]
セリアか。
今までよくやってくれた。君の仕事はもうこれで終わりだ。
もう君が知っている僕ではない。沖田は死んだと、教会に報告してくれ。
今からでも祖国に帰るがいい。何が起こってもあと数日くらいの猶予はあるはずだ。
・・・・・・
[彼が一体何をしていたか、うっすらと気が付いていた。だが何故か、彼女は沖田の苦悩と嘆きが理解出来るような気がした。
例えその結果が人類の滅亡でも]
最後まで、ご一緒します。
馬鹿な奴だ。
[これからその存在を滅ぼそうとしている人間が自分を最後まで信じるという行為を、どう受け入れればいいのか分からず悪態を付く]
もうすぐ聖杯が発動する。そのための儀式の場所を確保するぞ。
場所は、霊光院だ。
[そう言い残し、沖田とセリアは夜に溶け込んでいった]
−樹那病院・集中治療室−
[はらり、はらり、と]
[何かがこぼれ落ちる]
[一つ残った令呪は、消えてはいなかったが、その力は既にないも同然だった。
ただ、その光も、後少しで消えようと]
[それは夢ではない。抑え込んでいた枷が、きしんで緩み、表に出てきただけだった。
闇。否、闇ではない。闇だと、思おうとしていた。それが何かは、もう、知っている。
本来であれば、薄れていくもの。けれど、底へ抑え込まれていたそれは、解放され、鮮やかな形で蘇る。
けれど、もう、そこに絶望はなかった。だからこそ、枷ははずれたのだろう。
まだ完全ではなかったが、それでも。記憶と、当時の思いは心の中に、在る]
[記憶の旅は終わり、深い眠りへと吸い込まれる。半分ほど失われた魔術回路に、魔力が灯り始めた]
空穂が眠りに入りましたので、ソフィーで以後お届けします。
単に雑談に混じりたいだけですので、人格が別れてるとかそんなことはありません。
シャルロット、お疲れさまでした。GM共々、夕べは1時間ほど意識を失ってしまい申し訳なく思っております。
その後にキャスターの人と延々6時半過ぎまで話していたとか。
ああ、ケネスさん、お酒は飲めませんのでご遠慮しておきます。まだ本体ICUですし。
こちらのログも目を通したのですが。
私とアーチャーが組むと……
[ちらり、アーヴァインの方を見つめ]
[ふう、と溜息を一つはいて首を振った]
おそらく今のアーチャーT以上に殺伐とした感じになったかと思います。
彼の好きな食事も作ってあげることが出来ませんし。
おやおや、次の犠牲者はアチャー(つ∀`)チームなんだw
ともかく、ソフィーもアサシンもお疲れ様。てーかなんて時間まで。君たち寝てる? 貫徹とか愚かだぞいくらなんでも。体調の方は大丈夫かい?
[ ソフィーに徹夜のお供のモカドリンクを差し出しつつ。]
さっきは何か勘違いしてたが、今日から更新は24hになるのかな。
てことは、あと2日で終わるのか。
今日アーチャーVSキャスターとはならない気もするし、そろそろ沖田、過労死の予感。
明日が土曜なのが唯一の救いだな。
私も5時を回った辺りにやばい、とは考えたんですけど。
気付いたらそんな時間でした。
大丈夫です、久仁彦さん。その後2時間弱ほどは眠りましたから。
ケネスさん>最短で27日晩、遅いと29日だそうです。キャスターのご都合のようですね。
[モカドリンクを手に取り]
ありがとうございます、久仁彦さん。
分家設定、余りいかせずに残念でした。
GMから口頭のみで伝えられていたので、それで確定で良かったものかどうか悩みまして、私もこのような性格と境遇でしたから、言われない限りは思い出さないだろう、と、出せずにおりました。
少しもったいなかったですね。
[しゃくしゃく。マンゴーシャーベットのボールを抱えている。]
アサシンTお疲れ様。
……。……。
キャスターEDか。
[泣きながら*出て行った。*]
ら、ランサー?
それほどに滅亡を願っていたのでしょうか。
沖田敬一郎の側ではあったけど、悪い人にも、見えなかったのに。
[ラーマは、ひょっこり扉の傍から顔だけ出し、口にはシャーベット(大匙スプーンで)を運びながら再び現れる。]
……。
[何か子犬のように眸は潤んでいる。]
しかし、あれだな。
アーチャーがガトリングガンになり、香野がそれをぶっ放すってすごい絵面だな。ちょっと期待してる。
否。彼らに滅亡は止められないだろうだけのこと。
それだけの話。
ぼくは、ガイアと人間、どちらが滅んでも悲しい。
…む。
ぼくはアド・エドムをのぞくとアーチャー派だよ。「ガトリング」を見せるためだけに出して、強くなりたいと願う姿なんて王道じゃないか。最後には強くなって勝利。
……恋人復活と恋のために若返りたい老人より、そちらの方が燃える展開ではないか。このジャ●プとやらにも、そんな話がよく乗っているぞ!
[分厚い雑誌をソファに放り投げた。]
[ランサーをじっと見つめている]
……ライダーと変わりなくなってきましたね…。そんなに可愛さを訴えようとしても、だめです。
アーチャーのマスターが羨ましいとかそんな。
そのような願望はないのですけど。
可愛さより王格がもう少し欲しいものだよ。
ぼくはアーチャーのマスターが羨ましい。
心から羨ましい。
是非にとも彼のマスターになりたい
……と、背後から声がしている。
[扉の影でしゃくしゃく。]
まあ、俺もアーチャー支持だったんだけどよ。
できりゃあアサシンだったんだが、その場合、たぶんアド・エデム勝利だろうしな。
するとソフィー辺りが気の毒な事になるという。
あ、なんでソフィーって読んでいるんだ。
[ かなり剥がれかけているキャラキープを無理に維持しつつ。]
大丈夫だよ流空穂。実際、分家設定については僕が勝手に劣等感を持ちまくっているってだけのものだったし。
参加者の中に本家を求めたのも単に絡みやすくなるかなって思っただけだしね。
絡み損ねたのは大失敗だったけれど。
[ 乾いた笑い。]
つーか、2時間なんて寝たうちに入らないんじゃ(汗
アサシンEDも見たくはあった。
だからこそ毎日投じたのは以下略だったのだが。
……!
[ラーマはケネスの言葉に、しっかりとボールを抱えてダッシュしていった。きらきら何かが零れ落ちてなんか*ないもん。*]
あ、ごめん。
キャスターEDを望んだひとりが僕だよ。
[ 挙手。]
キャスターがどう纏めてくれるのか見てみたくてw
いやあ、別に謝る必要は無いよ。
誰に最後を任せるかなんて、人それぞれでな。
「落ちてなんかないもん。」か、まあ王格はあきらめて、その容貌に相応しい方向に走ることを勧めるぜ(笑)
私も、キャスターEDに票はいれたのですけどね。
ランサーの信念はよくわかりました(にっこり)
でも、私も似たようなものですから。
アーチャーを見ていたい、ただそれだけで自分の首さえ絞めてしまった有様です。
久仁彦さん>
別にソフィーで大丈夫ですよ。聖杯戦争の間はずっとそれで通しましたし、私にはどちらも大切な名前ですから。
アサシンEDだと魅了が発揮されたようですけど。
まあ、ギャグになってしまいますね。
[ぴゅーん。とチャクラ(戦輪)をケネスに飛ばしてみた。目には涙。泣きはらした赤。]
去り際に尋ねておきたいんだけれど、皮肉(?)的な笑顔の使い方っていうのはアサシンマスター自身は感情がないようだけれど分かってたの?
接触した時に笑顔を浮かべられて、背後の人はかなり吃驚していたみたいだ。
[そういえばバーサーカーTの決定打は以下略だった事は秘密。大秘密。危うく想いを滑らせる*所だった。*]
アサシンED、魅了発揮されちゃうんだ……
ああちなみにケネスEDだと、作中でソフィーが言った通り、融合を求める手はずだったんだよな。
とはいえ、宗冬に聖杯渡すなんて、悪夢でしかないから実現しなくて良かったんだが。
+20>ランサーの羨ましい、と私の羨ましいは少し違う気もしないでもないですけど。
私のは私でなく、私の背後の人の言葉ですから。
[チャクラがケネスの髪付近を通過し、良い感じのショートヘアになった。]
決定打はよくわからないが、俺たち終盤前に吊られない方がおかしいと思うんだ(笑)
空穂はどの場面で笑顔をどのように使うか、は知識として刷り込まれてます。
そのための人間観察描写だったりします。お爺様が人間はどういうときにどんな笑いを浮かべるのか、しつこく教えてくれましたから。
あと、対処よくわからないから笑っておこう的な意味合いもあったり。
条件反射で笑顔がでる場合もありますが、感情にしたがって表情がでたのはケネスさんの時がは初めてです。
その感情そのものは理解してませんので(わずかな揺れ、程度)空穂がしっかりと「感情」を感じたのはシャルロットが倒れたときですね。
………( ̄▽ ̄;
自分のEDなんて考えだにしていなかったし全然想像つかないや。
[ ←死ぬ気満々だった人。]
ん、ではお言葉に甘えてソフィーと呼ばさせてもらおう。楽だw
[ 大量に食パンのカットをはじめた。どうやらサンドイッチでも作るつもりらしい。]
バーサーカーTが吊られる日は入れたのですけど、キャスターTが同盟相手だったこととどうしてもアーチャーに入れられずに、つい。
協定破棄とバーサーカーの恋愛フラグも理由の一つですが。
そういえば、ソフィーは見ていて、感情のないキャラなんてそんな難しいのよくできるなーって感心していたよ。
[ サンドイッチ用の辛子マヨネーズを練りつつキャラキープってなんだろう。]
最初の予定では、(実際には)感情はないけれど、すべて演技でもって普通の人と変わらない生活をしている、というのがあったのですが。
ソフィーにキャラを決定した時点で今の形になりました。
でも、描写よりも台詞回しが難しくて。
慣れるまではいっぱいいっぱいで喋ってました。
日々の感動がないというのは、なんて色のない生活なのかと。
まあ、俺としちゃ満足の行く結末を迎えられたんで、何の文句もねぇよ。
街を彷徨いだした時は、免許に書いてある住所先の近所で「ここで良いだろう」とか言いながら煙草くわえて、1人で消える予定だったし。
ソフィーのおかげで、滝田と向かい合う事もできて大満足ってとこだ。
願いも2転3転くらいしましたね…。
設定提出時点ではGMには参加理由しか言ってなかったのですけど。
「感情を取り戻す」願いのはずが、ないならそもそも願わないのではないか、と思って。そこに持っていけるようにRPしてみたのですけど、結局あの形に落ち着きました。
演技で、かあ。そしたらかなり冷たい印象になったかもだね。
ソフィーは感情がないといっても冷たい印象はなかったなあそういえば。
[ なにやら想像しつつ。]
…マンゴーがあればなんだっていいのか、王子さまわ。
[ マヨネーズの代わりに生クリームを塗った食パンにマンゴーの輪切り、みかん、桃などを挟みこみランサーへと差し出す。]
これでいいのかな。
王子じゃない王だ。
[深く頷き、久仁彦からサンドを受け取る]
ありがとう。
ふふ…。あーん。
[嬉しそうにサンドイッチを食べる。]
そうか。アサシンマスターが、台詞回しいっぱいいっぱいだったのには気づかなかった。
ランサーEDだと、世界滅亡EDが主に思い浮かぶので死んでもいいようには作っていたけれど、初回死亡になるような非常に不味すぎる動きだったのは大後悔[と背後の人が]
アドが最後に残るという話は聞いてなかったので、ラストに残ってもいいようには設定されていたが、その後二転三転ぐらい村中に設定変動したのが、本当に笑えない。アド・エデム側になる前は、「願い」も初期は恒久的世界の平和でいいんじゃないかと考えていたかな。妻が死んだのは受容されるべき事実と考えていたらしい。
女性口調にならないようにしてましたので、ついでてしまいそうになって、結果削ってしまったのもあったり。
ただやり過ぎると男性になってしまいそうでしたので、その辺りで苦労いたしました。
後半になるにしたがって慣れてはいったのですが。
実際に目撃したのはサンドイッチじゃなくて「八丁味噌煮込みうどんまん」っていう中華まんだったけどね。
サンドイッチにデフォルメしてみた。
[ いや、すごい物体でしたとも。←食った。]
ケネスさん……真さんは5年失踪ですから、下手をすると離婚されているかもしれないのですね。
と、少し不安を煽るようなことを言ってみます。
――失踪していた夫が帰ってきたことに戸惑う眞紀子。
「再婚したって、ばかな!」
「忘れようとしていたのに…」
「今更帰ってきても。眞紀子さんはもう僕のものだ」
錯綜する想い。二人の男の間で揺れ動く眞紀子がしたのは狂気の決断。
「あなたが死んでくれるのが、一番なんです!」
「眞紀子?!」
………こんな感じのドラマが発生するのかな、滝田さんのこれからには。
[ 妄想しながらアメリカンクラブハウスサンドを作っている。]
この場合は眞紀子(仮名or源氏名)の夫が死ぬが一番だな。このような事態に遭遇した時に、殺すのを手伝った覚えがある。
必要があれば私を疾く呼ぶといい。
[マンゴージュースをストローで飲みつつ。]
【システムメッセージ】
・現在の時間軸は”days7朝”とします。(今朝書き込まれたセイバーTのログは昨晩ですのでdays6夜、アサシン戦闘終了後です)
・次の更新日時は1/26 12:00頃です。GMが寝坊したら押します。
・1/26は休村日扱いとします。
・8日目開始直後は”days7夜”とします。
【システムメッセージ終了】
進めて良いように思う。
表は二週間近く村をやっているのだから、疲れも蓄積しような。
[マンゴーチップスを食べながら。]
−『魔女の館』・裏庭・早朝−
こんなものかな。
[ようやく手入れの終わった庭を見渡す。
昨日の戦闘の跡は注意して見なければわからない程度に修復されていた。
召喚したときにガトリングがあけた温室の穴ももちろんふさいである。]
昨日のようなことにならないように
今日は早めに彼を連れ出さないと。
[エプロンについた土を払うと2階の彼の部屋に向かう。]
アーチャー、でかけましょう。
[声をかけると同時にドアを開けた。]
‐早朝・自宅‐
[アレから家へと戻ったキャスターは、静かにソファーにずっと座っていた。
本来は眠るのが一番なのだろうが、流石にそんな気分にはなれなかった。
暗い部屋の中、ただ静かに虚空を見詰めている。]
―早朝・自宅―
[昨夜はかろうじて身体が動かせるようになったので、寝室に戻ってゆっくり休む事にした。
半日以上寝ていたためか、身体の節々が痛む。]
んっ、……ふぅ。
[具合を試すように身体のあちこちをぶらぶらと動かして、筋肉をほぐす。
着替えを済ませて愛犬の食事を用意しようとリビングに向かうと、キャスターが薄暗い部屋の中に佇んでいた。]
……お爺ちゃん、どうしたの?
元気がないわね……、まだ魔力が回復しないの?
[マンゴーのソルベをもきゅもきゅ食べながらそっと参上]
…。
…表は大変そうだな。
[マンゴーパフェに乗ったフレッシュマンゴーもぐり]
ん、ああ……。
[部屋の灯りが美貴によって点けられる。
それによって初めてマスターに気付いたキャスターは、少し遅れ気味に返事をした。]
話すことがある、ちょっと座れマスター。
全くだ。
[マンゴーマンゴー。墓下は楽園だった。]
アサシンマスターも何か食べてはどうだい。
…と、ウツホと呼んでもかまわないかな?
……マリアちゃんが死んだ。
[目の前にマスターが座ったのを確認してから、静かに口を開く。]
マリアちゃんが倒れていた場所は……教会だ。
マスターの方は分からない。
周りを見てもいなかったから、別の安全な場所に居た…と考えたい所だけどな。
そうですね、それでは、完熟マンゴーでもいただきましょうか。ランサー、剥いて下さい。
私のことは、どうとでも。呼びやすい名前でどうぞ。
[マンゴープリンをスプーンでつつく。
ふるふる震える様はまるで可憐な乙女の恥じらい。
そんな姿に容赦せず、騎兵はパフェスプーンを突っ込んだ。
まぐまぐ(捕食中]
…しかし、魔導師。
マリアちゃんってその見目で言うのは詐欺だと。
[真顔]
ではウツホ。
そう呼ばせてもらうよ。
[ラーマは慣れた手つきで、マンゴーをナイフで剥き食べ易いように切り分けると、ガラスの皿に盛った。]
ウツホ、とカタカナでいわれるとどうもウツボと読みかかるなぁ。
[ 夢魔狩人、と題された本を読みながらソファでくつろいでいる。]
明日・明後日は箱の治癒をしなきゃ、と。この週末はゆっくりしよう。うん。それじゃ、お先に。
[ ソファにごろりと*横になった*]
―朝、自室―
てめぇにだきゃ、言われたくねぇよ。
[剣呑な空気を纏うと同時、悪態をつく。
なんで俺が、あのド無能に皮肉を言われなきゃならない。]
ふん。
[俺にだって、無念だ。]
さて。
[ぐるぐると、首を回す。
右腕、左腕、右脚、左脚、右手、左手、腰。
全ての動きを確認する。
ほぼ万全。
あのド無能が手間取った割には、調子は悪くない。]
ありがとうございます、ランサー。
私は、その料理をしたことがないもので、包丁やナイフの扱いは苦手なのです。
[切ってもらったマンゴーを口に運び]
久仁彦さんはお休みなさい、私も明日はなかなか顔を出せないかと思います。
マリ、ア……ちゃん、が……。
[彼女が死んだ、というのは正確ではない。元々一度の生を全うした上で英霊の座に就いた存在である。しかし――。
マリアの美しい顔を思い浮かべる。
いつも穏やかな笑みを浮かべてこちらを見ていた。]
教会、……沖田、ね……。
また沖田が、アタシ達の大切な人を……。
赦さない……、絶対に赦さないっ!
お爺ちゃん、お爺ちゃんは魔法使いなんでしょ?!
沖田なんて奴、やっつけちゃってよ!!
[興奮して立ち上がり、キャスターの肩を掴んで叫ぶ。]
勿論、言われなくてもそのつもりだ。
[肩を掴んで叫ぶマスターを落ち着く様に促す。]
だが、今の俺は決定的に魔力が足りない…わかるな?
今まで話す機会がなかったが、俺の宝具は一度しか使えない上に、発動時の消費魔力がとてつもなく大きい。
だから……今は魔力の回復に専念するんだ。
幸い魔力の回復は何もしなければ今日の夕方から夜には終わる。
それまでマスターも魔力の回復や準備をしておくといい。
[露葉の顔を見て、昨日「彼」が「俺」のことを彼女に伝えていたことを思い出す。]
…確かに、いつまでも楽しんではいられないかもしれないがな。
オイ、お前。
[露葉の目を睨み付ける。]
俺は、俺の意思で引き金を引く…。
「銃になる」のも気持ちイイがな、てめぇみたいな半端な意思の奴に引き金を引くのを任せるのは、我慢がならねぇ。
奴が言っていたような真似をしたら、お前はただじゃすまねぇぜ。
あっさりくたばってハイサヨナラかもしれねぇ。
だから、昨日奴が言っていたことは忘れろ。
しかしまぁ、外へ出るのには賛成だ。
俺をもっと戦わせろ…。
多分、あのマリア…シャルロットって女は、死んだか、少なくとも力を失っているはずだ。
昨日あの脳無しが唯一の技能すら全く発揮できていなかったのは、あの女の力のはずだった。
だが、今はほぼ完治している。
昨日のある時間から急速に回復が始まった。
だったら、どう考えればいいかは、自明だ。
本当に死んだかは知らん。
だが、他の奴が俺の殺したい奴を殺すのを、俺の撃った奴が知らないところで死ぬのを、指くわえて見てるなんざ、真っ平だ。
[ぎ、と拳を握り込む。]
そうか。手料理というものは全ての男性に通じる武器だから、今後少し勉強しておくと良いかもしれないな。
クニヒコはおやすみ。
……わかった。
[キャスターに諭されても気持ちは納まらない。
が、彼の言う事は理解できた。
無言のままキッチンに向かって愛犬に食事を与え、自室へと戻る。]
……それじゃ、アタシは部屋にいるから。
何かあったら呼んでちょうだい。
[睨まれてガトリングを睨み返す。]
あなたがあなたの意志で引き金を引くように
わたしはわたしの意志でどうするか決めるわ。
それで死のうが魔力を失おうがどうなろううが、
その責任はわたしにある。
あなたが負けそうなら……
わたしはこの戦いに関わり続けたいわたしの願いのために
そうするしかないでしょう。
嫌なら、わたしに負けると思わせないことだわ。
ガトリング……きみで撃つ事が出来たら、どんなに楽し…おっと、これはぼくの言葉ではないな。
[汗を一筋流し、素知らぬ態度でマンゴーチップスをつまむ。キャラキープキャラキープ。]
[マリアの事を聞いて、そう、と呟く。]
リチャードの取り得がなくなったわけじゃなくてよかったわね。
それじゃ行きましょう。
とりあえず昨日行き損ねた教会からかな……。
そうそう、窓からじゃなくて、
玄関からでてちょうだい。
[踵を返しさっさと下に降りていく。]
ランサーは、銃を撃ちたいのですね。
…私の後ろの人は、やはり別の理由からアーチャーのマスターがうらやましいようです。
中身が出てしまうのでそれ以上は言いませんけども。
−霊光院−
[セリアとアーヴァインによって速やかな一般人の退避が終わり、既にその院内は無人に等しかった]
ここか。
[樹那町最大の霊脈がここにあるのは既に調査済みだった。教会にも霊脈は存在したがここには及ばない。
本堂の中央。最も霊脈が通るその場所に聖杯を置く。既に4体のサーヴァントの魔力をその身に宿している聖杯が、霊脈に呼応するように魔力を増大していく。
聖杯が、目覚める]
[聖杯を中心に強大な魔力の奔流が出来上がる。その忌まわしい力は本堂の屋根を突き抜け、空に突き刺さるかのようだった。
遠目に見ても分かる、寺院上空の天候の変化。
そこにあったのはどす黒い雲。まるで空に穴が開いたかと思うほどの忌まわしい闇]
既にアンリ・マユの汚染がここまで聖杯を狂わせていたか。
[あとは決着を待つのみ。そして全てが終わる]
ウツホ。こう言っては何だが、きみは自身の魅力に鈍感過ぎると思う。……。もし、感情が戻り、人を愛する事を知れば、きみにも手料理の極意というものがきっと掴めるだろう。
>>+86
否。ぼくとしては、戦いに「何故」を問いかけたい立場だ。人間の、獣としての本能が戦いを求めているとしても。
……ぼくの背後の人の思考だよ。
…つってもよ。
[窓から、空を見る。
力の奔流。
天候を動かすほどの。]
あれを見たら、そんな悠長なことやってられねぇよ。
[窓を開く。
縁に足をかけ、一気に飛び降りる。]
くぅ…ッ。
[甘い痺れが足の裏から脳天まで突き抜ける。]
くふ、ふ…。
さぁ、行こうぜ、オイ。
[外に出て見えたのは闇に覆われた空。]
あれは……お寺の方ね。
[じっと見ているとガトリングが落ちてくる。]
……飛び降りても、階段から降りても
かかる時間はあまり変わらないと思うのだけど。
[言っても無駄だ、と理解していた。]
何興奮してるか知らないけど……。
まぁいいわ。行きましょう。
目的地は教会じゃなくて、あのおかしくなった空の下。
む。サーヴァインに暴走バーサーカーを何とかしてもらおうと思ったが、不在。かつ、バーサーカーは元々暴走するものだったな。
>>+90
一瞬、沖田敬一郎を思い浮かべたのかと思ったよ。
[久子は悩んでいた…
ウツホという文字がウホッ!に見えてしまうことに…]
私は悪くない…悪いのはそっち方面を連想させる話をした人間よ。
[…。とりあえずラーマは、宗冬の肩に手を置き、好きそうな(?)バナナを差し出してみた。]
そう嘆くな。幾らでもそんな事はあるよ。
こんばんは、ヒサコ。
クニヒコ特製サンドイッチがあるけれど、食べるかい?
>>+97
すまない。結構本気で思った。
ウツホがあと接触した男性となると、後は……クニヒコ?
[ぴきゅーんと久仁彦へ向けた目が光ったが、久仁彦死んでいるから違うだろうと思い返した。むしろ殺したのは自分だ。]
別に、時間の問題じゃねぇよ。
まだるっこしいことやってられねぇだけだ。
クハッ。
あれを見て、興奮しねぇ方がどうかしてるぜ。
教会ってのはどうも好きになれねぇしな。
あぁいう空気の下なら、好きになれそうだ。
[ぶるぶる、と震える。]
いや、気にしないでくれよソフィー。ちょっと通りすがっただけだから。
[ 誰とヤることになっても悲惨なことにしかならないと気付き退散しようとする。]
……変態……?
[ぽそっと呟く。]
あなたの危ない趣味にわたしを巻き込まないでちょうだい。
[先導して寺に向かって歩き出す。]
−魔女の館→霊光院−
[近くに来ると鈍い露葉でもわかる。
禍々しい力が渦巻いている。]
なによ、これ。
気持ち悪い……。
[口を押さえながら一歩後ずさった。]
趣味なんかじゃねぇ。
俺の存在そのものが、そこに近いんだ。
クソ女が。
…どうした。
俺は、近付くごとに、ワクワクしてくるぜ?
ありゃ、魔法だ。
俺を楽しませる。
ウフッ。
フフ…。
>>+104
…ケネス?
その前にサーヴァインの名前が出てきてしまったが。
ケネスは、ムネフユとラブマーチパレードの日々を過ごすものだとばかり思い込んでしまっていたのは、……墓下の陰謀だったな。
[両目を伏せ、静かに、パキリと音を響かせてマンゴーチップを食べた。]
魔法……?
あれが、聖杯の力?
[闇に沈むような空気は、とても「願いをかなえる」ものに感じられなかった。]
……それなら、
あなたが先に行きなさいよ。
[境内へと続く階段を指差す。]
あいにくわたしは
あなたの変態趣味を理解できないの。
・・・・・・
[教会の中とは違う。結界は張られていない。
よってサーヴァントの接近も、さらにはマスターの接近も感じ取る]
5組目、か。
[その体は悲鳴を上げる。だが撃たなければいけない相手はすぐ傍に迫っている。
ゆっくりと本堂を出て、どす黒い空が見える境内で剣を育てる]
…。
[落ち着け。
この女を殺しても、決して満足はしない。]
…フシュー。
く、く、くっくっ。
[息をつき、無理矢理笑う。]
言われずとも。
[そのまま無造作に、階段を上がる。]
…なんだ、ここも日本でいう教会みたいなところなんだろう。
あァ、鬱陶しいな。
神だの何だのを感じる場所ってのは。
…だが。
戦闘の空気があれば、そんなのは些事ではあるな。
[両手に銃を握る。]
おい、邪魔すんじゃねぇぜ。
昨日はあの女、殺しきれなかったからな。
もっとギリギリまで、魔力を搾り取らせろよ?
クハッ。
[一つ笑い、露葉を置いて階段を駆け上がる。]
[境内を上がってくる姿が見える]
確か、アーチャーか。
[既に殺気が満ち溢れている]
どうやら、言葉はいらないようだな。
[迎撃すべく、平正眼の構えを取る]
アサシンチームのおねえさま方お疲れさま。
表舞台ではほとんど絡めなかったね。
アサシンに至っては私は存在すら確認できていないっぽい。
まあ、全体的に必要最低限の絡みしかしてなかったからなぁ。
ちょっと!
[あっという間に駆け上がって行くのを急いで追う。]
あれだけ人から奪っておいて
その言い方は何よ。
宝具出してまで殺せないのはそっちの落ち度じゃないの!
[遠のく背中に向かって叫ぶ。
恐らく聞いてもいないだろうが。
駆け足で上っているとすぐに息が切れ、
徐々に追うスピードはゆっくりになっていた。]
うるせぇよ。
[空を飛ぶ姿に、一瞬、目を奪われたんだ。]
っち。
んなこた、どうでもいい。
目の前に、俺を楽しませてくれる奴がいる。
愛してるぜ。
お前だろ?
[見上げると、姿が見える。]
沖田、敬一郎…!
俺をコケにしやがったその代償、払ってもらう…!
[走りながら、右手を上げる。
ろくに狙いもつけず、撃つ。
…殺してやるぜ。
俺が、お前を。]
あれは……出来たら最初に出会ってみたかったね。
同盟を結べていたら。
キャスターと敵対にはなったか、上手くしたら三同盟組めたかも……とは思う。組めたら、ライダーに「沖田敬一郎を殺せ」と話すのが、ウツホになったかもしれないし、クニヒコとも敵対になったかも。
展開は勿論変わったとぼくは思うけれど、ヒサコは?
[相手が銃を発射するのに合わせ、日本武術独特の歩行法で僅かに右斜め前に一歩出る。まるで飛ぶかのように低く。
単純な射撃ならば、教会で対銃戦闘の訓練を受けている。相手もサーヴァントだが、今の沖田も英霊。勢いだけで発射された弾丸が彼を貫く事はない]
行くぞ、アーチャー!
[アーチャーに対して左右にジグザグに、低くまるで滑走するかのように距離を詰めていく]
はぁ……っ、はぁ……。
[ようやくたどり着いたときにはすでに戦闘が始まっていた。]
……教会で会ったときとあの人、雰囲気が違う。
本当にサーヴァントを吸収して……。
[息を整えながら戦いの様子じっと見つめ、
手のひらの令呪に視線を落とす。]
……使わせないでよ。
あぁ、お前も速いよな。
[ランサーともまた、少し質の違う速さ。
体感としては、同じくらいか。]
ウハッ。
いいじゃねぇか。
リベンジマッチにゃ、ふさわしいぜ。
[こちらの狙いを定めにくくするためだろう。
姿勢を低く保ち、不規則に動きながら近付いてくる。]
あぁん。
面倒臭ぇことしてんな、また、お前も。
くだらねー。
[ぐ、と両手を上げ、前に向ける。]
[乱れ撃つ。
次々と地面に穴が空く。
別に細かく狙いを定めずとも、最終的に打ち抜けば同じことだ。]
あはは!
さっさとここまで来いよ!
がっつり戦ろうぜ?
クフ、ふ。
ハッピートリガーめ・・・・・・
[数を撃てば当たる、そういう思考の持ち主である事はこの数秒で理解した。その程度ならばこのままいける。
その銃撃全てを避け、間合いに入った瞬間に胴を横に凪ぐ]
本当は今日キャスターと激突する予定だったようです。
残念ながら相手のマスター殿が就寝したのでもうキャスターは動けないそうで。
キャラを変えつつ戦闘両対応とか、なかなかマゾいな(笑)
まあ、どっかで無言のままエビチュでも飲んでるんだろう。
よぉ。
ようやくここまで来たな。
クハッ。
[に、と笑う。
半歩だけ引く。
脇腹から腹にかけて、かなり深く切り裂かれる。
だが別に、致命傷にならなければ、大した問題ではない。
「彼」が少し文句を言うだけのこと。
もう奴も慣れただろう。]
ここなら、そう簡単に避けられないだろ?
[撃つ。撃つ撃つ撃つ。
左は腰だめに、右は自由に伸ばす。]
こいつ・・・・・・!
[斬られても、全く怯む様子を見せない。
まさか接近戦でその戦闘力を発揮するアーチャーが存在するとは予想もしていなかった。
一歩右に大きく跳びながらその銃弾をそらす。
全てを避けきる事が出来ず、左肩を掠める]
ぐっ・・・・・・!
[久子は悩んでいた…
主に変態バインのせいでいろいろなものがなんだかアレっぽく思えてしまうことに。]
敬一郎とアンリ・マユも合体…じゃなくて吸収だったか。
最初にアサシンTと接触してたら…たぶん、同盟は保留してたかな。
隙のなさそうな相手との同盟って怖いし、なにより中身がいっぱいいっぱいで(笑)
ランサーの目的を知ってからは、相談相手がいる同盟がうらやましかったなー。
…んだよ。
逃げんなよ。
[敬一郎が飛んだ方向へ、撃ちながら距離をつめる。]
お前だって、俺が遠くにいたら困るだろ?
なんでお前ら、そうなんだよ。
それで、やってられるのか?
それで、楽しいのかよ?
我慢が効かねぇよ。
俺は。
それでいんだよ。
[ランサーとの戦いでも、見た。
少し身体をずらす。
左腕も上げ、交互に銃を連射する。
刺し違えても、殺してやる。
だが、その弾丸が向かう先を見る間もなく、三つの光が身体を貫いたのを感じる。
激痛が全身に広がる。
急所は外れているはずだ。
だが、急速に力が奪われていく。
激痛のあまり、どこを貫かれたかも、瞬間、判断できない。]
ッ…んだよ。
違うだろ!?
もっと動けよ!もっと…
まだ、あいつを殺してねぇぞ!
・・・・・・
[手ごたえはあった。
だがきっと彼は消滅する寸前まで銃を打ち続けるだろう。
ならばここで決めなければいけない]
”星を喰う者”
斬撃皇帝
[境内が揺れる。そしてその剣は巨大は塊へと変貌を遂げていく]
[叫ぶ。
遅れて、まだ響いている銃声の残滓が聴こえる。
骨の髄まで、伝わる衝撃。]
…あァ、そうか。
俺か。
すまねぇ。
代償とか、リベンジとか、そういうことじゃ、ないよな。
[銃と、向かい合うことだ。]
こんな意思じゃ、お前に喰われちまう。
楽しむとしよう。
ただ立ちふさがる、強い力。
俺はそれを砕く。
それだけのこと。
[陣地を成した霊光院もまた崩れていく。
本堂はかろうじて被害を免れたが、その大地はひび割れ、陥没していく。
どこに行っても同じ。力を振るえば地獄絵図へと変わる。
生前も、そして今もそうだ。彼は地球を救うために大地を喰う。
耐えられない。
だが、もうすぐ終わる]
[光が走ったと思ったときには
ガトリングが傷だらけになっていた。]
ちょっと、まずいんじゃないの。
[手のひらを見つめる。
境内がゆれ、顔を上げると沖田の剣が巨大になっていく。]
……。
[一度強く握り締め、再び開く。
残った2画のうち1画が光を放つ。]
さぁ…来い、沖田敬一郎。
こんなんじゃ、俺は、砕けないぜ。
てめぇの力をもっと俺にぶつけてみろよ。
どんな壁も打ち砕く。
その「意思」を。
意思だけだぜ。
誰にも真似のできない力。
意思もて、銃はすべからく違う質を持つ。
[一気に、痛みが引く。
両脇腹、そして左肩を貫かれていたようだ。
強い力。
だがまだ、砕かれちゃいない。]
俺は、お前を砕くぜ。
[意思の宣言。]
[目の前に立つ男は、そのダメージとは裏腹に笑顔を浮かべている。
一瞬、こいつは本当はバーサーカーなのではないかという疑問すら沸いてくる]
ならば、望みどおり終わりにしてやろう!
[刹那、視界が揺らぎ、気付くと露葉の傍らにいた。]
…んだよ。
使うのか?
「俺」を。
本当にお前に、その意思は、あるんだろうな。
撃てなかったら、許さねぇぞ…。
俺はあいつを撃ち抜く。
俺は、自分の意思で引き金を引く。
俺とお前の意思は、一致してるか?
「俺」を使ってそうするという決定的な意思が、本当にあるのか?
後戻りは利かねぇぜ。
[左手の中指で、眼鏡をつり上げる。]
……ここで負けるわけに行かないでしょう。
引き金を引く覚悟がなければあなたを呼んだりしない。
何が起ころうと、
わたしが、あなたを撃ってあげる。
"撃たせなさい"
[最後の令呪が光り、消える。]
ふん。
銃は、意思の武器だ。
それだけがあれば、構わない。
ガ ト リ ン グ 砲
火吐き狂う虐殺機構。
[「リチャード・ジョーダン・ガトリング」の身体が、薄らいでいく。
自分の意思が、遠ざかる。
これから自分は、銃になる。
意思を貫き通すための道具。]
やってみろ。
[現れたのは巨大な銃。
両腕で固定し、引き金に手をかける。]
さぁ、撃ってあげるわ。
わたしの全て、もっていきなさい。
【0...】
[前方を睨みすえて引き金を引く。
轟音と共に強い衝撃が襲ってくる。
銃弾の嵐があらゆる物を破壊していく。
「敵」がどこにいるか確認する余裕などない。]
・・・・・・!?
[その振り下ろした塊はアーチャーを両断した・・・・・・筈だった。
だがそこにアーチャーはいない。
あるのは、マスターらしき女性には到底不釣合いなガトリング砲。
それを見た瞬間、アーチャーという英霊の本質を理解し、そしてこれから起こるであろう攻撃が壮絶なものであろうと容易に予想出来た]
貴様、まさか既にガトリング砲という武器の概念にまで昇華していたのか!!
[規格外の力。無傷でこの戦闘を終える事は無理と腹を括る]
[昏く光る銃身。
火吐き狂う。
それは、虐殺機構。
全てを撃ち砕き、荒野へと変える。
大量の薬莢を吐き出し、音と振動を撒き散らす。]
【1...】
[あっという間に魔力が尽きていく。
警告の声も聞こえないほどの勢いで
魔術回路を焼き尽くしながら
それは侵食し貪欲に露葉の魔力を奪う。
それでも、引き金から手は離せない。]
……っ。
当たってて……。
【...2】
[弾丸が放たれていた時間はほんのわずか。
それだけで魔術回路が焼ききれるには十分だった。
しかいは砂煙に覆われ、向こうがどうなっているかわからない。
目の前が暗くなっていく。
引き金を引く感触も体中に響く衝撃もなくなっていた。]
・・・・・・
[砲撃が始まる。全てを破壊しながらその放火が自分に迫る]
全て、断つ!!
[被害は覚悟の上。効果があるかも分からないが斜線の向こうにアーチャーであろう重火器をとらえ、迷わず振り下ろす。
斜線にぶつかりながら振り下ろす剣はすさまじい衝突音を響かせる。剣をすり抜けた大量の銃弾は、その剣を振り下ろす沖田に襲い掛かる]
ぐっ・・・・・・!!
[銃弾が体に刺さる。魔術弾である以上、セイバーのクラス特有の対魔力で緩和わしているように見え、貫通はしていない。だがそのダメージは確実に沖田の体を蹂躙していった]
[銃を手放し、座り込む。]
……。
……リチャード、ガトリング。
おつかれ、さま……。
[そっと目の前に転がる銃身をなで、意識を*手放した。*]
ぐはっ・・・・・・!!
[突如射撃が途絶えた。
浅い意識の中で、そのまま剣を振り下ろす。
だが、その剣先は粉砕されアーチャーに届かなかった。ッ巨大な刀身が地面に叩きつけられ、地面が揺れる]
[自らの身体から弾丸が放たれる。
銃と一体になる感覚。
本当に、至上だ。
だが、悲しいかな、自分で引き金を引けない。
転がった銃が意味を失い、消えていく。
代わって、「リチャード・ジョーダン・ガトリング」が再び意味をもって、そこに現れる。]
っち。
まだ生きてるじゃねぇか、あいつ。
こ、の。
[存在を維持するだけで、圧倒的な無理を感じる。
魔力が一切流れ込んでこない。
魔力が尽きただけではないだろう。
魔力という概念が、露葉の身体から、失われたはずだ。]
[倒れた露葉を見下ろす。]
だが、まぁ。
今回は、満足してやってもいい。
じゃあな。
また会おうぜ。
次は、必ず俺が、殺してやる。
よぉ。
沖田敬一郎。
どうだ?
撃たれる感覚は。
甘美だろ?
クフッ。
うはははは!
くっくっくっ…。
[笑う。]
あぁ、お前を砕くには、足らなかったな。
残念だよ。
もっと最初から、お前を撃ち砕くことだけに集中していられれば、よかったのによ。
クハッ。
だが、それはお前も同じだぜ。
俺は、お前には、砕かれない。
お前は何のためにここにいんだ?
もっと楽しまなきゃ、お前、誰かに撃ち貫かれるぜ。
…俺が、お前を殺したかったよ。
クソッ。
悔しいぜ…。
楽しみ、か。
そんなものは俺が生きた世界には何一つありはしない。
人間は幸せだな。生まれてくる瞬間はまるで世界に祝福されているかのようだ。
だが俺は違った。いや、俺達は違った。
自分の存在意義を失った命は、惨めだぞ。
っふ。
そんなだから、お前にお別れを言ってんだ。
それじゃお前は、勝てやしねぇよ。
存在意義は、与えてもらうものなんかじゃねぇ。
俺は、世界中で疎まれてるぜ?
でも、意義はある。
「俺」の存在には、確かに。
・・・・・・ どこまでもめでたい奴だ。
だが結論は変わらん。
俺の剣は砕けたが、貴様はすぐ消える。
彼女の魔術回路を焼き尽くしただけだ。
存在意義を手に入れるために、俺は聖杯を起動させる。
聖杯に頼るのか。
それじゃあやっぱり、自ら選び引き金を引き続ける者には、決して勝てやしねぇよ。
だが、そうだな。
もう俺は消える。
あばよ、沖田敬一郎。
[簡単に別れを告げる。
意識が、遠ざかって行く。
混濁する。
「彼」の意識も。]
[…てめぇ、出てくるんじゃねぇよ。
そう言われてもね。
やっぱり詰めが甘いんだ。
いつも止めを刺し損ねる。
…ま、今回は、仕方ないけど。
うるせぇよ。
黙って消えてけ。
去り際ってものをわきまえろ。
そんなだからお前も、執念深く、いまさらこんなことやる羽目になってんだろ。
あのキャスターも言ってたじゃねぇか。
人の意思を信じてみたらどうなんだ。
そうだなぁ。
それもいいのかもな。
そう、人の意思が、沖田敬一郎…
彼のような存在を撃ち砕くなら。]
[体中が悲鳴を上げている。いや、断末魔かもしれない。
もはや人間としての沖田が絶えうるダメージでは無い。
だが、それでも俺は立っている。聖杯を確保する為に。
何故、ここにいる。
何を選んだ。
アーチャーの問いかけが、頭の中で木魂する]
違う、違うぞ。
そうやって刹那的に生きた人間が、未来に生まれる人間に生きるべき大地を奪った。
だから、俺は・・・・・・げふっ
[破壊された剣は既に種に戻っている。支えを失って膝から落ちる。
あと少しだというのに。あと1体だというのに]
沖田様・・・・・・
[戦闘が終わるのを見届け、沖田にそっと近寄り手を差し伸べる]
立って下さい。
貴方が願ったのは、願いの形も結果も異質かもしれませんが、それでも平和だった筈です。
貴方の望んだ未来を、勝ち取って下さい。
この辺りの感情は言葉に出来ないけれど、
ぼくもきみも、道は違えてしまったけれど、
目指すもののために動けたのだとは思う。
本当は、戦いのない世界が、
平和が続けば良いのにと思う。
ぼくは過去、平和続く黄金時代に身を浸した事だってあったけれど、平和は何時までも、続かないものだ。
そして、本能というものは、
人間の性による生まれる苦悩というものは、
何時の時代も変わる事はない。
サーヴァイン、丁度良いところで割り込みを。
ふふ…。自業自得といったところだけれど、
ガンジャでも吸って休憩するかい?
[インドではね…。]
私もねもい…けどなんか起きてる。
うーん、私は思いつかなかったのだけど、もうちょっと他の…ランサー争わない方法もあったかもしれなくて、他の人に相談すればそれも見つかったかも。
とか思ったり。
もうちょっと長くランサーと協力していられてたらなぁ。
令呪でどうにか……とか、同盟組めていたら確かに相談はばっちり出来たよね。
ぼく単体に話しかけてどうにかするなら、悩ませるのが手っ取り早かったと思うかな。あと、ぼく自身の本来の願いを突いてみるとか。
初期にヒサコから離れたのはタイミング的に悪かったとは思ってる。それと、その辺りの動きを深く話し合っていなかったのが。ここは、ぼくの失点だったね。
背後の人は、普段は呼吸を分かってくれる人と遊んでいる事が多いから、分かってくれるだろうと甘えている部分、意識が大きかったと思う。
うーん、話してもなんともならない(役決まってるから話しても無駄とか)と思っちゃってたのがまず間違いだね。
いろんな意味で。
アド・エデムの絶望(?)を理解しているしガイアの使命に従っている。けれど、人としてのぼくは、序盤は「人、並びサーヴァントが止めたいという意思あらば止めるとよい」という気持ちはあったからね…。
[アドの裏発言の少なさは先に意思聞いてないとどうしようと思ったけれど。]
どうやって相手を攻略するかも醍醐味……と、背後が囁いているみたいだよ。
人や状況によっては初期設定を変えない事もあるし、力業で相手の方向性を変えなければならない時もあるようだけど。
力業は今回、ヒサコが令呪を使ったような上位の力みたいなのが例になるかな。
あの時点では、既にぼくはアド・エデム側という流れから抜け出る事は不可能だったので、秀逸な使い方と思えたよ。
ヒサコがアーチャーに撃たれそうになったら、さっきまでぼくが殺しかけていたのにかばったろうけど。
サーヴァインに、突っ込みを入れるべきか大人しく眠りを保たせるべきなのか迷うな。
そろそろ眠るよ。
ヒサコ。おやすみ。**
アーチャー人気だな(笑)
更新は12時だっけ?
アーチャーが来ればまた賑やかになるな。
逆にキャスター辺りが、上で孤独感を感じてなければいいんだが。
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