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…うー……。
[警戒しつつ、見上げるわけで。
一見紳士っぽい笑顔だけどさぁ…目の奥わらってなくね?
とりあえず、差し出した手に、肉球でタッチ。]
[手に触れる肉球。そのまま、引き寄せる。
抜け出したと見える所謂網は、Hubertが
触れると、何故だか暫くして固まった様子。]
おお……よし、よし…。
[猫の体を撫でまわすように触れる。
どの程度のスペックか、Hubertには弾き出せぬが、
触れたところに、ジワジワと負荷を与える。]
[そっちの笑顔は目の奥笑ってねぇけど、こっちの笑顔は多分引きつってたわけでっ!!]
お、おっちゃん!えっと!
[出した爪がその手に刻むπの文字。
強制円周率演算の麻痺毒を送り込む。]
[視覚感知可能範囲にあるウイルスは既に黒片と化していた。
相手を求め何処へともなく足を進める。]
─Under/gate→Boulevard─
あいつ──錬金術師とはちょっとした知り合いさね。
出会ったのは、あたしが引退する少し前、だったかね。
Underの汚い一角で黙々とAI組んでる変な奴。
あたしの組んでたプログラムが逃げ出したのを捕まえてくれたのが錬金術師。
──そら、その双子。それがそんときに逃げ出したプログラムで、あたしが錬金術師にくれてやったのさ。
捕まえて返してくれると思ったらそのまま返してくれなくて寄越せの一点張り。
──あん時はあいつもガキだったし、あたしもあんまり固執するのも大人気ないと思ってくれてやったのさ。
[ちら、と双子の天使を見遣り]
……なんかもう今では、原型とどめてないけどさ。
錬金術師とはそれからの付き合いさね。
series-alchemy──アンタたち──のプロト組むのを手伝ってやったりもしたね、そういえば。
もう殆どは出来てたから、あたしはテストプログラム書いたくらいだけど。
──そのくらいかねぇ、アンタに話してやれるのは。
今はどこでどうしてんのか。
あたしも引退しちまったし、あいつはふっと雲隠れしちまったし。
──これで満足かい?
[それまでとは質の違う微笑みを浮かべる]
[それはまるで友人に向けるような]
……おっ………。
[何かを送り込まれたようだ。
恐らく、いつまでも終わることのないであろう数を導き出す。]
むっ……むううう……。
[物凄い負荷は、周囲まで影響を及ぼす。
まるで、現実世界の重力が10倍になったかのような。]
ああ……効いたァ。
[かなりの桁でフリーズしたらしい。
その部分をデータとして、共有体勢に入る。
そして、背中から流出させる。]
──Under/Amusement park(遊園地)──
私が組まれたのは電脳世界に接続されていないStand Aloneの部屋ででした。
私は貴方が読み取ったように、Series-Alchemy Silent Arma:NIGRED(沈黙の武器:ニグレド)を核として製作者に人格を与えられた、「その時点での完成された」プログラムAIです。
[プロトタイプを組む事を手伝ったという言葉に、明らかな動揺が走る。]
貴方が、プロトタイプ……に手を?
[向けられた微笑みに、何とか平静を取り戻そうとする]
あー、しんどしんど……。
[息切れという形で、疲弊の表出。
すると、何者かの接近を感知。]
あーれー!?
[上から振るわれる短刀。防衛として、
それを払い落とそうとする形で表出。
その弾みに、短刀が掌に突き刺さる。
そのまま、相手の手に当たる部分を掴もうと]
ぎえぇ……イテェイテェ。
[ルーサーの言葉に首を降る]
私がやったのはテストプログラムを書いただけよ。
設計から構築までは全部、奴が一人で組み上げた。
……あれで全部独学だっていうんだから、あいつみたいなのを天才っていうのね、多分。
端で見ててものすごく憎らしくなったこともあったわね。
[新しく乱入してきたゴーグルにーちゃんと、ヒゲおっさんが切り結ぶドサクサにまぎれて脱出っ!
つーかスゴ過ぎだっての!!
いったいどんな基準で集めて、俺に声かけられちゃったりとかしちゃったりとかしたわけ!?]
[手を伸ばされると、掴まれぬよう慌てて短刀を引き抜き後退。
短刀を突き刺さした部分は大して黒く染められなかったようだ。
距離を置き短刀を構えたまま、痛がるヒューバートを見詰める。]
君。プログラムなのに痛がるなんて珍しいな。その割りに早い。
そりゃあね……反射的な反応は、
誰だって早急なんじゃないの?
あー、イテェイテェ。
[痛がる様子を見せる。本心かは不明だが。]
急に何の騒ぎだ?私、そこまで戦闘特化プログラムではないぞ。
ウイルスは破壊する。
[短くそう答え、背後に回ろうとした所で――光線。
元々人間の為に作られたこの電脳世界にいるお陰か、視覚分野に特化していた彼には不快な物のようだ。
慌てて飛び退き視野を絞る。]
それでも直感(オラクル)は、貴方を製作者の記述(CODE)こそないものの、現行早急に破壊対象に入れるべきではないと囁いている。
アンタはプロトを元に作られたいわば"完成品"、
だろう?
だったら覚えてないのもあたりまえの話さ。
プロトオリジナルは今どうなってるのかわからないし。
──AIには人格が設定されてる。つまりは、"感情"があるってことだとあたしは思ってる。
"直感"がそういうのなら、今はそれに従ってみるのも良いんじゃないか?
あたしもアンタと闘うのは荷が重い。
まあ、尤も
──アンタがmemento moriに侵されているなら、
話は別だけどね。
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