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[...は、保健室でヒューバートの左手の治療を終えると、保健室を出て、生物工学実験室に行く前に自室へと戻った]
……………。
[なにやら感慨深そうに、2年間過ごした部屋を見渡している]
[自室。
擦り寄ってきたエリザベスとヴィクトリアを抱き上げる。]
おお、よしよし。
キミ達も随分大きくなったなあ。抱えて歩くのが大変だよ。
[エリザベスとヴィクトリアを大事そうに抱きしめて、
生物工学の実験室に向かう。]
ふっ…覚えとくよ、ヒューバート。
…でもなァ、何が「キミならさほどダメージはないでしょ?」だ。
すげぇ痛かったっつうの…
[コーネリアスのくしゃみだか何だかよく分からない声が耳に届く。気遣いの言葉をかけてくれたのだろう。
たぶんそんな感じなので、手を挙げつつ]
ああうん、大丈夫。
もうカレー食えちまうくらい、大丈夫。
…て言うか、お前…お前らこそ、大丈夫?
[どうやら胡椒爆弾をぶちまげられたらしい二人の為、一応食堂の中の無事な席を引いてやってから、カレーをよそいに行く]
生物工学実験室…
ううんそりゃまた、妙なところに呼び出しやがったな。
[カレーを食べられるくらいに大丈夫との言葉どおり、ぱくぱくと皿の中身を平らげていきながら]
身支度か。
俺はこのまま、生物工学実験室に向かうと思う。
…食事時に人が居ないと寂しくて食べられないようなんて言わねぇから、お前らも好きにしてるといいぜ。
[やがて部屋の片隅のチェストに近づくと引き出しから、菫の刺繍がされた青いハンカチを取り出した]
これ、忘れちゃ恨まれるわよね?
[くすくす笑いながら、それを大事そうにポケットに入れると自室を出、振り返らずに生物工学実験室へ向かった。]
[生物工学の実験室に向かう途中。
猫を抱えていない方の手で、左ポケットを探る。
ひやりとした、金属の感触。……よし。]
忘れ物はないみたいですね。
[そのまま、早足で実験室へ。]
[とりあえず水道で目を洗い、さっぱりした所でふと考えた。ひょっとして生物工学実験室に行ったあと、部屋に戻らずに直にシェルターや外に出るのだろうか。
そして、じっと何かを悩んでいたが、うんと頷くとカレーの準備をしないで食堂に戻ってきた。]
…えっと、ごめんね、やっぱり身支度してくる。
[ふるふると手を振り、自室へ]
[...は、やがて生物工学実験室に到着。手身近な椅子に座ると、上着の内ポケットを確認する。ひんやりとした鉄の塊がそこにある]
………。
ああ、お前の部屋に戻るのかコーネ?
ヒューバートの野郎なんて、いくら待たせても構わねぇさ。
ごゆっくり。
[どんどんとカレーを口に運びながらも、最後の一口で止まっている。
器から目線を上げて、コーネリアスに手を振った]
俺もついでにネリーからの箱の中身とか見てぇしな!
[ソフィーの到着から遅れること少し。
エリザベス達を抱えて実験室に入ってくる。
抱えられた猫達が、にゃあと鳴いた。]
お待たせしました。
身支度は済ませたみたいですね。
[にっこりと微笑んで。]
[暫く眺めていた最後の一口も、食べ終わった]
ごちそうさん、キャローネリアスカレー。
美味かったぜ。
[ネーミングは妙なセンスではあるが、目は少しだけ寂しそうに空の皿を見た。
次いでポケットから、廊下で拾ったコインを取り出す]
甘めのトマト入りカレーだって最高だったのによ。
お前がもうちょい余裕持って材料投入してくれりゃ、今日も食えたんだぞ。
量ぴったりってとこまで、しっかりしてやがんだから。
ま、そういう奴だったよな…
[かつての持ち主の代わりに知恵の象徴に八つ当たりするように、ピンとそれを弾いた]
[...は顔を上げ、ヒューバートに微笑み返す]
ええ、終わったわ。
それにしてもヒューは随分大荷物なのね??
[腕に抱えられた猫達を見て笑い]
どちらかお手伝いしましょうか?
[顔だけはとっさに庇ったものの、髪に、服に降り掛かった胡椒に軽く咳をする。
なるべく息をしないようにして、粉末を払った。
十分に振り払われるまで、口は開けない。
口を開けるようになった頃には、既に教官は部屋を出ていた]
あたしも、部屋で着替えて来るわ。
胡椒、髪にもかかっちゃったみたいだし。
[カレーを食べるナサニエルの脇を抜け、寮の自室へ]
ふふ。
それじゃ、ヴィクトリアの方をお願いしてもいいですか?
[そう言ってヴィクトリアを放す。
放されたヴィクトリアはソフィーの足元まで行き、擦り寄る。]
何だよ。
塩辛い粒が髪についてるくらいのこと、お前の性格のキツさに比べりゃ全然どってことねぇのに。
[そんな軽口を叩きながらも、脇をすり抜けて行ったキャロルにも手を振った]
ああ、一張羅でも何でも着て来いキャロル。
けどソフィ先を待たしちゃ悪ぃ。
サクッと着替えて来な。
[自室。ベッドの上に置いてあるネリーの箱は、置いた時のままの形。メールを待ちながら、またひたすら解いていたパズル。…おそらく、最後の…残りの一手を間違わなければ開くだろう。]
[それをぎゅっと抱きしめ、ベッドの下から出したリュックサックのポケットに入れる。
いつでも使えるように綺麗にしていた、大きめのリュックサック。その中身が、スケッチブックや絵の具等の画材道具と、額に入れられた数枚の作品で一杯になる。]
…うん。
[自分は…おそらく、いやほぼ確実に外に出ることになるだろう。
だから、これは持っていかない。…小さな部屋の奥の、大きな絵を見た。
もしシェルターに高名な画家の絵が保存されるなら…この絵も混ぜて貰えるだろうか。]
[シャワーを浴び、服を着替え、自室のベッドに腰掛ける。
窓の向うに見える景色に、姑くぼんやりと視線を彷徨わせた。
シェルターに入るつもりはない。
このまま、収容所の外を目指し、出ていくのが自分の望むこと]
希望の子、ね。
[視線を落とし、口を歪ませて笑った。
それは、シェルターに入る為に集められた子供達の呼び名。
けれど、キャロルの希望はもう、ここにはない]
[――嘗て、自らの手で生命を生み出した事が在る。
然し其れは何れも不完全なもので、本物には遠く及ばない。
理論は当っている筈なのに、何が足りないのか。解らなかった]
……態々、奇妙な場所を選ぶ。
[そして、何故自分は未だ此処に在るのだろう。
檻から解き放たれた今、何処にでも行けるだろうに。
外の世界を知らないからだろうか、其れとも、]
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