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14人目、医師 ヴィンセント がやってきました。
くふっ…。
[煙の銃口の先に、うっすらと人の姿が映る。
それとともに、酷薄げな薄ら笑いが響く。]
そう、それでいい。
幸せだろ?
トリガーを引く感覚…。
[煙が徐々に晴れ、その姿が明確になっていく。
しかし、眼鏡に隠され、目の奥は見えない。]
その感覚を知らない者に、俺を楽しませる事はできない…。
[思い出したように、目の前にある姿に…
彼のマスターになるべき人物に、目を向ける。]
こんばんは…お嬢さん。
[指に引き金を引いた感触が、
身体にそのときの衝撃が残っている。
そして薄紫を帯びた煙の向こうに現れる人影を見つめる。]
ええ、こんばんは……。
でてきてくれて嬉しいわ。
[視線は目の前の男を通り過ぎ、地面へと向いた。]
[煙の中に在るかないかも曖昧だった姿が、はっきりと形を成す。
黒い服、分厚い眼鏡、申し訳程度に整えられただけの髪…。
その姿が細部まで明確になると、ふわふわと煙の中に漂っていたその姿が、急激に重力に引き付けられた。
がたん、という音とともに、彼を呼び出した人物の目の前にあった鍋の両端に足をかけると、そのまましっかりと立った。]
…くふ、ふ。
そう言ってもらえると、俺も嬉しいよ。
[目の前にある人影を見下ろし、左手の中指で眼鏡をつり上げる。
少し、目の奥が映った。
淀み、昏く、しかし子供のような楽しげな感情を宿した目だ。]
[つ、と自然な動作で、まだ虚空に残っていた煙の方に手をやる。
煙が再び、拳銃の形をとる。
その銃口を、そのまま目の前にたたずむ人影につきつけた。
恍惚とした、表情。]
さぁ…俺に力を与えろ。
俺が楽しむに十分な力を。
俺にはそれだけがあればいい。
他には何もいらない。
俺を楽しませ続ける限り、俺はお前の味方だ。
[落ちてくるかと思ったが、地面に衝撃は伝わらない。
少し視線を上げると鍋に立ってるのが見えた。]
……それ、明日の商品にするの。
降りてちょうだい。
[目の前の男よりも鍋の中身を気にして
手で追い払う仕草をする。]
埃が入ったら売り物にならなくなるでしょう。
気をつけてね。
[鍋の中身を覗きこもうとしたが、
そういって男のほうを睨む。
と、目の前に銃が突きつけられていた。]
[魔術学校の寮で、ルームメイトに自分の話をしたことがある。それは幼いときのことで、自分の容姿と、性格などが原因でクラスメートの反応が悪い、という内容だった。
彼女は悔しくなかったのか、怒らなかったのか、悲しくなかったのか、と問うた。答えは否。自分にはそのような感情が欠けているらしいから、と話すと、彼女は驚いたが、納得したような表情を見せた]
学校、は、しばらく戻れないな。
……
Is it vigour?
I am energetic.
Will when it return, will it not return, and how about you?
[その彼女から送られてきたエアメールをぽそりと読み、途中で息を切る]
聖杯戦争に参加したことも返事に書いておいたほうがいいかな。
戻ってこなければ、それはそれで納得してもらえるだろうから。
[自分がこの戦いで命を落としたとして、相手がどう思うのかまでは考えが及ばない。
当然のように、祖父の死にも涙ひとつ出ることはなかったのだから]
力……?
いいわ。
あなたがこの戦いに加わる限り、
わたしに与えられる範囲なら与えてあげる。
でも、それ以上はだめ。
あなたの望むに価する力があるかはわからないけれど、
わたしはわたしの範囲でしか協力できない。
[力が全て奪われる、それを想像して身震いしながらも
向けられている銃口をひたと見据えた。]
それでいいでしょう。
[すべて読み終え、返事は明日書こうとテーブルの上におき、辺りを見回した]
シャルロット、いますか?
外に、出掛けようと思うのですけど。
[自分のサーヴァントへと呼びかけた]
といっても散歩ではなく、偵察、見たいなものです。
今現在でどれだけサーヴァントが現れているのか、偵察することでわかるも知れませんし。
―住宅街・自宅前―
ふぅ、今日もいい仕事したわ。
美しいって素敵よね。
[うっとりしながら玄関の扉を開く。]
たっだいまーっ!
お爺ちゃん、大人しくお留守番してた?
トイレはちゃんと一人でできた?
[きょろきょろとキャスターの姿を探している。]
[美貴がキョロキョロと部屋を見渡すと…居た。
部屋の隅で物凄い負のオーラを纏った爺が不気味に佇んでいる。]
どうせ・・・どうせ・・・。
[キャスターの姿を見て驚く。]
ちょ、ちょっとお爺ちゃんどうしたの?
トイレ、粗相しちゃった?
怒らないで聞いてあげるから、正直に話して?ね?
そういえば。
普通にシャルロットと呼んでいたけど、アサシンと外では呼んだほうがいいかもしれませんね。
真名は知られないほうがいいですから。
[いるはずのシャルロットに向かい、言葉を重ねる]
[マスターの呼びかけに答えるかのように、スッとソフィーの傍らに実体化した。]
ああ、ごめんなさいマスター。少し読書に熱中しておりましたの。勝手に書庫を拝見してました。
……そうですわね。
昨日で町の様子は把握しました。早速、聖杯戦争に関する状況を把握した方が良いでしょう。マスターは、教会にも足を運ぶ必要もありそうですし。
ああ…マスター…。
聞いてくれ、聞くも涙、語るも涙の物語を。
[そういうとキャスターは体育座りをして語り始めた。]
そう、あれはマスターが出かけてからだ。
俺は遊び…もとい情報収集をしようと家を出て人が多いほう多いほうへと向かったのさ。
そしたら……。
いるわいるわ若い女の大群!
着飾り化粧をしたもう是非お近づきになりたい世界の芸術品たる女性達が!
[突然立ち上がり叫びだすキャスター。
その眼はいたって真剣である。]
そう、そしたら男としてやる事は一つ!そう俺は声をかけた!
そしたら…
"おじいさん、頭大丈夫?"
"一昨日って言うか80年前にきな"
"救急車呼ぼうか?"
"…キモ"
チクショー!
なんだかとってもチクショーォォォォォ!!!
やってられっかぁぁぁぁ!
[その場で地団駄を踏み、終いにはその場で転がり始めた。]
[く、と唇の端をつり上げる。
面白い奴だ、と思う。
目的意識が感じられないし、目の前の銃よりも自分の言葉への返答にその気が向いているように見えた。
銃を突きつけられた状態で、自らの立場を考え述べられるとは。
だが、惜しい。
これでは、撃ち甲斐がない。]
ふん。それでいいでしょう、だと?
そう…、なかなかいい返答だな…。
ウハッ。
[目を細め、自らを睨む女を睨み返すようにする。
が、やがて堪え切れなくなったように笑う。
そして、ゆっくりとした動作で鍋の淵から跳び降りた。]
ああ、書庫の。
祖父や父が集めた本が主みたいですけど、シャルロットが興味を持つとは思いませんでした。
でも、埃をかぶってるだけだから、いくらでも読んでくださってかまいません。
そのほうが本が喜ぶ、と祖父も言っておりましたから。
それじゃあ、出掛けましょうか。魔力が集まっていそうな場所、がわかるといいのですけど。
[にこりと笑い、シャーロットを外へと促す]
教会、も行かなくてはいけませんね。
[転がるキャスターを可哀想な目で眺める。]
お爺ちゃん……気持ちはわかるけど、そういうのは聖杯で願望が叶えられてからの方がいいんじゃないかしら……。
声をかけるほうも、かけられるほうも、その方がきっと幸せだと思うわ。
そうよ!聖杯よ!!タロのために戦わなきゃ!!!
[キャスターの背中をバンと叩いた。]
マスター。
私が気配を消している間は、そうですわね。
"マリア"とでもお呼び下さい。
その呼び名は殆ど知られておりませんし、その名は余りに一般的過ぎて、そこから私の真名が割れてしまう事もないでしょう。
……今日は昼間に1人で偵察をしてきたのですが、この国のこの時代の殿方も……私をそっとしておいてはくれませんでしたわ。
[シャルロットは、自らが所有する【魅了-対男性には洗脳レベル-】のスキルについては、あまり自覚が無い様子だった]
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