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――さて。
[再びホログラムを広げる。]
[近くの光点を見て、それからベッドに眠らせた姿を見た。]
坊ちゃんはお守りいたしますから、
――いってまいりますね。
[踵を返し、エレベーターへ。外へ。]
― 電脳世界<Utopia>/closed:tower garden ―
[曲が流れるに従い、眠っている少女の頭から光が枝のかたちをとりながら立ちのぼってゆく。
ストリートオルガンの上には、ドーム上の水槽のついた機械が載っていて、ホースのついたノズルが伸びていた。
俺は今は“枝”の形状をとっているそれに、ノズルの先を近づける。
瞬きながら、光は水槽の中へと消えていった。]
[補佐AIは沈んでゆき、その先端は視えなくなる。]
――Give and Take.
折角メイから何かもらえると思ったのだけれど。
とはいえ、それは貸しにしておこうか。
一言で言うなら好戦的としか言えないな。
美しくも残酷な黒き女神の姿――…‥
[トビーの側面にある矩形内の地図は、
移動し去ってゆくIconが表示されている。]
さてと……コールサインがTower Garden、電脳世界側の空中庭園の方から放たれている。
さ、移動するよ。
[――→Tower Gardenへ転移先を指示。]
[中央部の外を歩く。]
[コットと歩いたのとは反対へ。]
[やがてホログラムの姿を捉え、]
【"動ける人"】
[静かに足を踏み出した。声はいつもと同じように、]
――こんにちは。
ん……失礼。私には声がないものでな。
ヴォリュームが高いかもしれぬが、
機械音声で失礼するよ……………。
[スピーカーを通して、無機質な機械音声。]
そうか。君も我々と同じくというわけか。
貸しを返せるかわかんないけど、ね。
そっか、好戦的、ね。
うん、戦いたくないタイプ。正面きって戦うのは苦手なんだ。
[トビーの声と指示した先へと移動を始める。何かあった時のために、防御用のPGMがすぐに発動するよう、ショートカットに指を乗せて]
―現世/中央部・外―
そこまで大きな音とは思いませんし、大丈夫ですわ。
――ええ。
[音声に返すは、人間のように感情を持つような声。]
おじいさま…でよろしいでしょうか?
この状況について、何かご存知のことはございませんか?
もし何かありましたら、教えていただきたいのですが…
[首を傾げる。]
幾人かにお会いしましたが、まだわからないのです。
― 電脳世界<Utopia>/closed:tower garden ―
[マーシュの屋敷にあるサーバーとseries Matildaの防壁はトビーの来訪を拒むことなく招き入れる。]
(あれ? 他にも――)
[ストリートオルガンの上に載った万華鏡には、トビーのすぐ近くに光点が見える。ID表示はメイのものだ。]
やあ、いらっしゃい。
[空中に姿を現した扉から現れた二人に、恭しく一揖する。
メイにだけは、その場の状況がモザイクをかけられたように見えていることだろう。]
”手紙”……もらったろう?
[老人の胸元に展開する多層地図。
それは、老人も”手紙”の持ち主と示している。]
ならば、読んでみてくれないか。
君のものと私のもの。同一というわけでは
ないようだからな……話はそれからだ。
── 電脳世界<Utopia>/Under ──
[垂直に奈落へ落下するようにセシリアは一直線にダイヴした。
視界の半分はは半透明のフィルタで覆われたように、現実世界の道路を映し、半分は電脳世界で降り続けるデータ断片の雨とのを接触を認識する。暗いグリッドの空間で、地図上で点滅する12の赤いドット。]
──地図は、Utopiaも併用か。
良く出来ているが、配布された目的が分からないだけに、不気味だ。
[呟いた声が、反響する。
淡く透けるセシリアの指先が、赤く点滅する光を付いた。]
西部の居住エリアで停止していたIDと、同じIDがClosedに在る。
──きっと富裕層だろうな。
"DELETE"?誰かが消されてしまったの?
[初めて知った、と目をまんまるに見開く]
新しい要素ね。消えちゃうのか。
何故消えちゃったのかしら。
あなたの言うとおり"役目を終えたから消えた"のならば、その人は"役目"を知っていたのかしら。
その人の果たした役目ってなんなのかしら。
そして、"消した人"がいるなら、何故消したのかしら。
"役目"を"終えた"から消したのかしら。
そして、"消した人"はだれなのかしら。
今ここにはわたしたち、"地図"の所有者しか、たぶん居ない。
それとも、それ以外に"消した人"も存在してる?
それとも"地図"の所有者の中に、消した人がいるのかしら──。
[後半はAIに聞かせるわけでもなく、彼女の癖の独り言]
[そこまで考えて、はたと]
だれが消されてしまったのかしら。
師匠は別としても、カフェで知り合った誰かだったとしたら、いやな気分だわ。
― 電脳世界<Utopia>/closed:tower garden ―
メイちゃん、ごみんね。
こいつってェば、色んな大人の事情のぱいあーる二乗ってヤツな・の☆
十八禁の上腕二頭筋。モザイクかけちゃうエッチスケッチワンタッチ。
大人の世界の秘密の出来事なのよん。
手紙、
というか、くじのあたりの知らせだったのですが。
[その地図を見て、レベッカは首を捻る。]
もしかしてその中に重要なことが書いてあるのですか?
[何の変哲もない当選通知だった、と、記憶している。]
……よろしければ、ご覧になりますか?
[認識の差の可能性もある。]
[ホログラムを開いた。]
サインは一つ消失しました。
Irvineという表示を確認したように思います。
[捲くし立てるような少女の言葉──普通の人間に対してであれば聞かせるためのものとは思えないが、AIの処理能力を上回るほどの速度ではない。
果たして、少女の小さな頭脳の中では更に高速で思考が展開していないとも限らないのだが。]
MAP自体が消去を行っている可能性もあります。その場合、所有者の現在地を把握する必要は無いわけですが。
Irvineは、あなたとつながりのある存在ですか。
― 電脳世界<Utopia>/closed:tower garden ―
さあさ、トンビちゃん。
この子に筋弛緩PGMをさくっとお注射してあげてちょぅ。
[トビーに、隣に立っているショートボブの少女を指し示す。]
この子ってェばずっとこうして緊張しっぱなしで可哀想なのよ。ぐっすり寝かせてあげて。なんで筋弛緩PGMが必要かって話を詳しくし出すと色々あぶない大人の事情。立つんだジョー。
いや、立ったらいけないんだけれども――。
[彼の方へとレベッカは近づき、データを渡す。]
[中に書かれているのは、確かに当選通知。]
[このメガロポリスへの宿泊が当たったという。]
――何か、特別なものはございますか?
[自分では理解できない事。]
[それでも他には何か意味があるかもしれないと、尋ねる。]
── 電脳世界<Utopia>/Under ──
[セシリアはUnderを落下しながら、慣れたURLを複数呼び出し、その空間を“montage”──パズルのように再構成する。
Utopia特有のアクロバティックな施設や建造物が、再構成されることによって、更にドギツイ奇妙な空間に変容した。セシリアは躊躇することなく、“montage”で作り上げた空間に入り込んで行く。
Underから、一時的な暗号化に教団本部の通信部への秘密裏にアクセスする。]
アレックス──悪いニュースがあるのです。
―― 現実世界<Mundane>/南部・大通り ――
[黒が姿を現したのはガーゴイルが動きを止めた場所]
[結ばれたホログラムは指先まで覆われた漆黒の腕を伸ばす]
[頭上を掠めた瞬間、ガーゴイルは再びガシャリ重い音を響かせた]
処理ガ重イナ。
―――戻レ、キマイラ。
[解析にメモリが喰われていると判断]
[電脳魔獣3体の内1体を戻す/Utopia・Mundaneに各1体を残す]
アーヴァイン。知らない名前。
知らない人だわ。
地図自体が光点を消去しているとしても、自動的な行いであるのなら削除フラグを立てる条件が必要だわ。
そしてそのフラグを設定するのはやっぱり、地図の作成者。
いずれにせよ、誰かの意思が絡んでいるのね。
[気持ちが悪い、と*眉を顰めた*]
やれやれ。寄る年波に、暗号解読は酷というもの。
[首を捻りながら、今度は自分のもとに届いた
手紙のデータをまとめ、渡す。]
私のを見た方が早いか。ホシの目的が。
「不可侵領域」という言葉がはっきり書かれている。
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