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[ケネスは令呪を使って宗冬を呼んだらどうなるのだろう、とふと考える。
当然他のマスターも黙ってはいまい。
次々サーヴァントが呼ばれて、この界隈は地獄絵図になる事だろう……とケネス自身はそう考えていた。
どうも敵意は無さそうだし、今はとにかく情報を増やすか。
やや揺れる気持を押さえ、そう心を決めた。
新たにやってきた女性は美貴というらしい。
目の前の少女の名前と、2人のクラスがケネスには気になっている。]
……。
…まるで、人形のような女性だ。
否。失礼な言葉だった。
[形式上であれ、花を故人に送る事が出来ているのだ。まさか感情がないという事もないだろう。]
[水を一口飲み話はじめる。]
まず、私のサーヴァントについて話すね。
クラスはランサー、真名はラーマ・チャンドラ、そして彼が聖杯に願うのは、人類の滅亡。
……人形、と言うのは近いようではずれているかもしれません。
ですが、本質は似たようなものですから。
ランサー、ですね。
ひとつ、お聞きしてよいでしょうか。
貴方はマスターだったな。
となると後ろに居る人物はサーヴァントだろうか。
――それにしてはサーヴァントたる気配も感じなければ、反対に私達に対して疑問の表情をも向けてはいないようだが。
まあいい。
問いを聞こう。
ラーマ・チャンドラ……。
チャンドラさん、か。
あのかわいい男の子……ね。
[ということはやはりガトリングが戦ったのは
チャンドラであり、ランサーであったわけだと納得する。
そして水を一口飲み。]
人類の、滅亡……?
[昨日の状況を思い起こす。恐怖感はないが、シャルロットは警戒を解かずにランサーの方を見ている]
何故、昨日ライダーのマスターを刺したのでしょう。彼は戦意を失っていた。
サーヴァントを失ったマスターは、聖杯戦争にはもう参加できない、と言ってもいいでしょう。
それと、マスターの方はどうされたのですか?
[露葉の反応に疑問を持ちながらも、あとで聞こうと思い続ける。]
そしてもう一人、人類の滅亡を望む参加者がいる。
聖堂教会の聖杯の管理者を名乗る男、沖田敬一郎。
そちらの美貴さんのサーヴァントの話を信じるなら、彼は自分のサーヴァントを吸収してその力を自分のものにしているクラスは恐らくセイバー。
再契約をされてはという思いもあったが、
敵を殺しただけだ。敵に容赦はせん。
[ふ、と軽く息をついた。]
私のマスターの事を尋ねてどうするつもりだ?
[アサシンを一瞥し、反対に問う。]
沖田敬一郎とランサーは手を組んでいて、ランサーは沖田からマスターの私以外からの魔力を供給されている。
今の彼は強い、昨日戦いでは令呪によって魔力を強化されたライダーを打ち破っていた。
そして、私は聞いたの、今日のランサーのターゲットはアーチャーかバーサーカーだって。
[ランサーの答えに目を伏せる]
それは確かに危惧するべきことなのかもしれません。
ただ。彼は私の血縁でしたので、気になっただけです。
聖杯戦争に参加する以上、死は覚悟してしかるべきですから。
マスターのことを聞いたのは、貴方が教会にいるからです。
本来ここは中立の場所。それは先日ここの管理者である沖田敬一郎に確認しております。
離脱したマスターを保護するべき場所に、サーヴァントである貴方がいるのは、おかしいと思いませんか?
だから、もしマスターが一緒であるなら、と思い聞いたまでです。
それに、昨日のマスターの様子は自分のサーヴァントが勝ったマスターとは思えませんでした。
貴方を止めようとしていた。けれど、貴方はその手を止めなかった。
合わせて考えられる答えはひとつです。
[いつしか視線はまっすぐランサーを捕らえ]
沖田敬一郎……?
わたし教会に登録に行ったときにお会いした感じでは変な人には思えなかったけど。
彼は中立の立場のはずじゃ……
それなのにマスターで自分のサーヴァントを吸収って。
[どういうことなのだろう。
ありえない、嘘のような話が久子から語られている。
だが、嘘をついているようには見えなかった。]
久子さん、なんだかあなたの言ってるの、
わたしの知ってるチャンドラさんと
まるで別人みたいなんだけど……。
[あの時店に来ていた、マンゴーに心を奪われていた彼と
人類の滅亡を願う姿がどうしても重ならなかった。]
彼が狙われるのはわからなくもないけど……。
[奇襲をかけてしまったことだし、
ボロボロで帰ってきたものの
逃げ切れたということは相手にそれなりの深手を負わせたということであろうし。
恨まれててもおかしくはない。]
[露葉の言葉にうなずく。]
あなたランサーにどこかであったの?
そう、ランサーは優しいよ。
最初は私のことを一生懸命まもってくれたんだ…私が死ぬと自分が消えるからだけかもしれないけど。
[少し悲しそうに微笑む。]
マンゴープリンがとっても大好きで、私にそれを強請る姿はとってもかわいかった。
でも人類を滅ぼなければ世界で滅びるって。
ランサーの気持は私にはよくわからないよ…
でも私は人類が滅びるなんていわれたたら黙ってみてられない、彼らの思い通りになんか絶対させない。
(クニヒコの血縁者だったとは…。)
[ランサーの表情は微動だにせず。]
それは知らなかった。
[それは本当だ。]
では、仮に貴方の後ろに居る人物がサーヴァントだとした場合、自分は特別であると貴方は言いはしないな。
貴方の言い分では、マスターが一緒であろうとも、この場にサーヴァントは入ってならないというように聞こえた。
それとも貴方は離脱したか。
何を勘違いしているかは知らないし、
どのような答えを導き出したかも知らないが、
私はどの立場でも、敵は殺す。
[きらりと、ランサーの眸が光った。]
ランサーは、先日こちらに同盟を持ちかけてきたの。
魔術で公園に呼び出しをかけられたのを覚えてる?
その日、店に来てお話したの。
マンゴーのチーズケーキをおいしそうに食べてくれて。
彼は「同盟を結んでいるがライダーは殺してもいい」
っていってたから、
ライダーのマスターは生かしたいんだと思ってたわ。
それって人類を滅亡させたいのとは方向が違っている気がして……。
[水を一口飲む。]
人類が滅びるのは……滅びるのならそれは仕方のないことだけど。
[それが先に待っている結果なら、恐らく露葉は受け容れるだろう。]
滅ぼされるのは、いやだわ。
[それは、芽吹いたばかりの双葉を摘み取る嫌悪感に似ていた。]
貴方の立場などどうでもいいのです。
貴方はサーヴァントで、マスターによって呼び出された。
それは相手のマスターを倒すのに十分な理由でしょう。
ここは教会の外ですから。
[にこりと笑む]
それに私はマスターが一緒でもだめだと言ったわけではありません。
一緒であればまだ納得できる、そう思って聞いたのです。
[ランサーの視線に剣呑なものを感じ、身を引いた]
…同盟の持ちかけ…ランサーがそんな行動をとっていたなんて知らなかった。
最初はライダーとあった時は戦闘を避けて、ライダーに私を守ってくれって言ってたんだ。
…
[露葉の疑念の言葉に顔を伏せる]
やっぱり急には信じられないことだと思うけど…
[自分が同じ立場だったら信じられないにわかには信じられないだろう…]
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