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―アトリエ・作業場―
[繊細なレース装飾が施されたおろしたての純白のショーツとブラジャーは妖精の羽のように透き通り、所々肌を透かしている。絹のストッキングを履かせ、ガーターベルトで留めた。
薔薇柄のレースで飾られたオーガンジーブラウスに、ハイウェストの編み上げフリルスカート。ブラウスの上からはラッセルレースのボレロを羽織らせた。
髪についた血の汚れも綺麗に拭い、叮嚀に梳る。あまり地肌を引っ張らないよう柔らかめに流した髪を、白いレースのリボンで結った。]
[純白の装いに身を包み終えたシャーロットを、液状の冷媒がクッションのように敷き詰められた透明の柩に再び横たえる。
透明アクリルの上蓋にドリルで空気穴を開け、そっと蓋を置いた。移動中蓋が外れぬようテープで仮留めし、台車でスロープを通じ地下から*運び出した*]
あっ…だめっ…唇は――
[止める前にしかし奪われてしまった感触に、私はますます混乱する。もし相手がローズならは幾らでも許してしまいたい。むしろその唇で穢して欲しいと思うのだから。
でもバートだったら…?
もし交わしたキスでわたしの本気が彼に知れてしまったら…。
彼はわたしを簡単に捨ててしまうだろう。でもそれだけは耐えられない。今のわたしにとってバートの存在こそが心の支え――]
んっ…――…おねがい…もう先に…わたしの中に…挿れて…――
[ステラの唇に柔らかく口づけ、その唇を舐める。
酩酊するようなステラの表情は快楽にその身を預けているからなのだろうか]
[触れたいといいつつ、一向に触れてこないステラに疑問を抱きつつも、一方的に快楽を与えるのも嫌いではなく、ステラの感じる場所をさぐろうとしている]
ステラ、ここは、どう?
もう大きく膨らんでいるのね…。
[ローズマリーはステラの敏感な突起をステラの喜びの液に浸した指でそろりと撫で上げた]
ステラ、もう欲しいの?
しかたのないコね。
[ローズマリーは身体をずらし、ステラの両足を抱えあげ、ステラの泉を両指で広げ唇をよせた]
[伸ばした手を動かせない理由。それは触れることで相手を確定したくは無いわたし自身の我儘なのかもしれない。
わたしは右目と左目で異なる映像がちらつく様に、いつの間にか酔いしれていた。その不確定な感覚こそに快楽を見出し先を強請っていた。そして恐れていた。触れることによって今誰に抱かれているのか知ってしまう事を。]
『嗚呼願う事ならば、このまま二人に抱かれたままで達したい――』
[不遜な思い。それは背中の獅子が与える罠――]
[淫靡な言葉で煽ってくるどちらかの言葉に、わたしは辱めを受けながらそれでも興奮は絶頂へと上り詰めていく。過敏な部分を這う指先は強弱をつけてわたしを攻め立てる。
そして指とは比べ物にならない生々しい感触が与えられた時、わたしは悟る――]
[嗚呼、これは"あの人"が【見ていた】夢。そして時を越えた復讐なのだということを――]
やっ…ん――気持ち…良いの…――だからもっと与えて?そうしたらあなたにも…うんと気持ちいい事…してあげる…
[わたしは押し上げられた脚を自らの手で掴み、相手の顔が深く埋まる様に導いた。]
−ブランダー家・廊下−
[ぼんやりと意識を苛む微熱は下がらないまま、電話台の脇からゆっくりと立ち上がると吐息がひとつ。
それからふらふらとした足取りで一度キッチンにより、冷蔵庫からミネラルのボトルを一本取り出すと口をあけてゆっくりと三分の一ほど飲む。
ひやりとしたその感触で少し意識がはっきりとしたのか、足は店のほうへと向かう。
ヒューバートが言っていたアルバムとは何なのか、それを探し出し、その中身を見るために。
彼は個人のプライバシーを主張し中を見ることは薦めなかったけれど、今の自分ではアルバムを探し当てて中身を見ることに対する好奇心とその欲求を抑えることは出来なかった]
──自宅──
[アンゼリカを出て最初に向かったのは自宅だった。イアンの失踪が彼の意思ならば、向かう先は其処しかないと思われたからだ。
しかし予想に反して自宅は真っ暗で鍵もかかったままであり、居住区にも、工房にも、イアンの姿を発見する事は出来なかった。]
そんな、此処じゃないなら何処に──。
[落胆し、行く宛てのなくなったソフィーはキッチンを目指した。
冷蔵庫から冷たいミルクを出し、グラスに注いで喉を潤す。
そうして一息つくと、圧し掛かるような疲れが全身を襲った。
すぐに他所を探しに行くべきだとも思われたが、汗を吸ったワンピースや櫛を入れていないぼさぼさの髪も気になり出した。]
折角だから、シャワーと、着替えだけ……。
[ソフィーは気だるげに席を立ち、シャワールームへと向かった。]
[手には粘着テープ、カナヅチ、犬の入ったケージ。
そして、愛車のアルファロメオに乗り込む。]
念の為…ということでな……。
[雑貨屋の方へ、車を走らせる。]
いいわよ、かわいい人。
[ローズマリーはステラの求めるままに敏感な突起を舌で刺激し、泉のなかに指を滑り込ませた。
そこは、もうかなり潤っていて、ローズマリーの指一本ではなにも感じないかもしれなかった]
―ブランダー家裏手―
[黒尽くめの黒人が、裏手の窓のところに立っている。
窓ガラスに、粘着テープを貼りカナヅチを振り下ろす。
カシャカシャと小さな音を立てて、割れていく。
そのままで割った時よりも、はるかに小さい音。]
頼むぜ、タイガー。
[犬の入ったケージを、窓の割れ目のところに持っていく。]
[タイガーと呼ばれた犬は、目が血走っている。
よだれを垂らしながら、低いうなり声。
そして、水を怖がる病にかかってしまっている。]
40秒で仕留めてやりな。
[恐水症の犬は、ケージが開くとともに
窓の割れ目から中へと入り込んでいく。]
……任せたぜ。不幸な事故、だよね。
[仕事を終えると、再び車に乗って走り去る。]
[冷たいミネラルのボトルを手に、その足は店へと。
耳に届く音、それは熱ゆえの耳鳴りのように思えた。
あのとき、ヒューバートの視線は確かにレジの傍にあった。
不確かな記憶を頼りに、レジの周りの棚を一つ一つ確認していって]
[滑り込まれる指を肉壁はあっさりと飲み込んでいく。
男達によって過敏を与えられたわたしの体内は、指一本でも悦びに達する。]
嗚呼…もっと頂戴…指を…あなたの熱をもっと――
[わたしはかすれた高音で強請る。無意識は腰を揺さぶる。与えられた物を更に深く飲み込むように]
[「もっと」というステラの懇願にローズマリーは指を増やし、彼女の熱い場所をかき混ぜ、くねり、突く。
優しく、激しく]
ほら、ここ、よくない?
あなた、ヒクヒクしてきているわ。
…これのこと?
[レジスターの奥の棚、売り物を陳列しているとは見えない、不規則に背表紙の並ぶ場所が一箇所だけ。
熱のせいか、それとも緊張のせいなのか妙に喉が渇いてミネラルを一口含み、口の開いたままのそれをレジスターの傍らに置いて、それから緊張しながらそのアルバムにそっと手を伸ばす。
低い低いうなり声が聞こえてきたのはちょうどそのタイミングで]
──深夜・自宅──
[パウダールームで服と下着をランドリーバスケットに放り込み、三つ編みを解いた長い金糸の髪を流れ落ちるまま背中に垂らして姿見の前に立つと、鏡には蒼白い肌の、華奢な容姿の女が映った。]
──…。
[片腕をそろりと上げ、鏡に映った自分の顔の輪郭をなぞる。
自分ではなく、今は亡き母親に触れるような感覚。
顔も、髪も、肩も、腰も。
一つとして母親に似ていないパーツはない。]
[「この子は本当にソフィアに生き写しだね。」
そう言って頭を撫でてくれたのは誰だったか。
幼い頃は、少女然とした母の容姿が好きで、似ていると言われれば、はにかみながらも内心嬉しく思ったものだったが──。]
『本当に何から何までそっくり。』
『似すぎて忌々しいくらい──。』
[鏡を見ながら浮かんだ言葉に、ざわりと胸の裡がざわめいた。]
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