情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[本来なら数回の攻撃が必要なはずの扉は、一撃で壊れた]
[門への攻撃に反応し出てくる門番もない]
ドウイウコトダ。
罠カ?
[ガルル]
[唸るキマイラを促し中へ/グリフォンは外へ猛禽の目を向ける]
―――ナルホドナ。
脆イワケダ。
[今の一撃のみを原因とするには崩壊が進みすぎた室内を確認]
[キマイラから降り、床に転がるデータやファイルを避けて奥へ]
―― 現実世界・空中庭園へ ――
あはははっ。
メイが猫からきっと殺されていただろうね。
[機体の中は、ポリフォーム・リクライニングに似た質感と弾力性を持つ真っ白い椅子があった。座れば、各客人にとって最適な吸いつきを見せてくれる。求めれば飲食物も普段はサービスされる。
そこに靠れ掛けながら眸を閉じる。扉が閉まる直前に這入ってきた風が、頭部の花を揺らした。]
先に行くよ。
[――Dive.]
[沈んでゆく意識。繋がる大海のImage。
ふわふわと上下に揺れる種々の光を見ると不思議な感慨が胸に去来した。
柔軟性なく今は硬化しているが、様々なAttackとVirusに耐性のある領域――Closed. 領域を解析してゆけば、仮想的空間から、整然としたGrid…そして基本的な01要素が視えてくるが、今その行為は不要だ。]
― 現実世界<Mundane>/西部区域:マーシュ邸 ―
――確認するけェどね。
[俺はマーシュに向き直る。
実際に対処が行われる前に念押しが必要だと思われた。]
俺はこいつを売り渡す時、言いましたよね。
これは日常生活のサポートをするためのガイノイドで、性愛用のセクサロイドではない――と。
こうした使用方法は想定外だし、違法にプロテクトを解除した時点でサポート対象にはならないですよ、と。
[マーシュは、なにを今更という顔をして眉を蹙める。]
ネットワークのアングラサイトで解除キーをダウンロードしたり、電脳街のジャンクショップで改造ツールを買ってくる悪い人も中にはいる。
けど、それは違法だし危ないことだから絶対やっちゃいけないですよ――と何度も念を押したじゃないスか。
[わかっているさ、とマーシュは言った。]
「楽器演奏ソフトのインストール方法がわからなくて、セットアップを代行業者に頼んだんだ。――たぶん、その時だ。
初期設定がどう変わったかなんて、私にはさっぱりわからん。」
[ありふれた言い訳だが、こんなやりとり自体様式化されたものだ。]
俺は今日、個人的につきあいのあるマーシュさんのことが心配になり、お宅にお邪魔した。
[マーシュがそういうことでいい、と頷くのを確認しseries Matildaの防壁にルートを開いた。
Kosha Cyberneticsの規程では建前上、十八歳以下の外観と解釈されうるヒューマノイドに性的機能を付与してユーザーに提供することを禁じている。
こうした対応を社の人間として行うわけにはいかない。
下手をすればクビだ。
マーシュにとっても、このことは表沙汰になって嬉しいことであるハズがない。
そのことをもう一度思い出してもらい、報酬について充分な額を引き出せるよう裏書きをとったのだった。]
[僅かな違和感──街頭AIは不快を表すことはしない]
[手紙よりもそちらが気になる、とばかりに目を覗き込み]
そうね。手紙はこの光点をすべて繋いでいるのだわ。
だれが何のためにこんなことをしているのかしらね。
(鍵がほしければお爺様から奪えば良いのに)
[心の声は、心の声のままにして]
ねえ、あなたはだれが何故こんなことをしているのだと思う?
[シートに腰掛けてUtopiaへと感覚ごとinする。トビーの後をトレースしてClosedへと入り]
ほんと。Closedって様々だよね。あたしも個人で持ってるけど。倉庫にしか使ってないからすっごい殺風景だし。
……黙っといた方がいいなら、黙っとく。
[ようやく口を噤んだ]
―現世/南部の中央部に近いカフェ―
ですが、
[触れた場所に文字が浮かんだ。]
[出会った人の名前。]
……他の光は、どうなのかしら。
とりあえず、まずは、中央部に戻って――
[目を閉じる。]
――何が起きても問題のよ無いように、整えましょうか。
…イタ。オ前ガ、アーヴァインダナ。
[乱暴な訪問が崩壊を促したか、目的人物は半ば埋もれていた]
[結晶状に硬化した男性アイコンを引きずり出す/現れる裂け目]
[直前に訪れたケネスがしたのとよく似た動作で傷口に触れる]
[データの残滓がチョコレートブラウンの指先に絡みつく]
眠リハ眠リデモ、永遠ノ眠リカ。
マア、イズレ再生(ロード)サレルダロウガ。
[残滓を薄く開いた裂け目へと運ぶ/漆赤の舌が残滓を攫う]
[舌が消えた裂け目の奥、0と1の光砂で描かれた魔法陣が煌く]
私には分かりません。
[覗き込まれた目は「分からない」と言う時に少しげな風をした。]
人はどのような時に、こういったマーカーを記しますか?
―― 電脳世界<Utopia>/Closed ――
ClosedにSpaceを持っているなんてGJだね。
いやいや、さっきのも冗談だよ。相手と会った時は不用意に安売りしない方がいいと思うけれど。
『指揮者<コンダクター>。』
[――と、普段は姿を現さない補佐AIが、降り立った地面の半ばから、蒼黒(そうこく)の布に巻かれた先端――膨らんだごつごつした円錐の形に少し似ている――を覗かせて、指摘した。]
88の黒鍵と白鍵。
[汎用PGMを周囲に発現させ、地図の拡大表示を矩形型に無数に表示させる。]
分かってる。
メイ。
位置はあちらだけれど――…補佐AI…――が丁寧に教えてくれた事には、どうやら以前僕が会った生き残りAIが、Irvineの占有Space "the Inquistion"に居るらしい。
[トビーの様子に首をかしげる]
そんなにご大層なものじゃないよ?
やってる商売上、必要に迫られて、だしね。
[現れた黒いAIをじっと見つめ、その後のトビーの言葉に、地図を手元に展開させる。先程まで記録させていたデータ。Irvineのいた位置へと向かう、点が一つ]
ほんとだ。少し遠い、かな。
以前会ったなら、どんなAIだったか憶えてる?
たとえば、好戦的そうに見えたとか、そういうの。
相手がどんなかわからないのに行くのは無謀だし。
[つまり。わかるのなら行ってみようと]
[黒目がアーヴァインの傷口を見、キュルリ瞳孔が絞られる]
[得られた残滓はかなり複雑らしい]
[黒は門番などを狩り、残骸からも召喚用基礎動物データを得る]
[だが今回の解析終了予測時間は、通常と比べ格段に長い]
―――解析ニハ時間ガ、必要ダナ。
行クゾ。
[魔獣を促し、現実世界<Mundane>へ戻る]
[まだ光点の人物の多くと接触できていない]
["死んでもすぐ生き返る"認識の人間は崩れかけの空間に放置で]
― 電脳世界<Utopia>/closed:tower garden ―
<<<ピ〜ろロロろ〜ロ〜ろ〜ロ〜♪ ロロロ〜ロ
ピィ〜ロ ロロロ〜ロ〜ろロ〜♪>>>
[聳え立つ塔の上の空中庭園で、ストリートオルガンを演奏している。
指揮者の来訪を待ちながら。
アバターは“座長”のものではなく、現実世界にほぼ類似したものだ。
隣には、少女が眠りながら立っている。その身体は、音楽に僅かに反応するようにゆらゆらと時折揺れた。]
―南部→中央部―
[カフェを離れ、中央部のホテルへと向かう。]
[もしも/確率としてそう低くないと予想できるが、]
【この中の誰かが攻撃をしかけ、行動不能にしたのならば。】
丸腰――というわけではありませんが、少々心許ないですからね。
[光源は別のところに見える。]
[名前を見ても誰だかわからない。]
[レベッカは中央部へ、ホテルへ戻り、一つ――馴染んだ武器を手に取り付けた。]
攻撃の手段がないと。
そうね。
基本的にはマーカーの示す人物を把握・管理したい場合じゃないかしら。
大昔のGPSっていうシステムも、"だれが・どこにいるか"を"管理"するために利用されていたと聞くわ。
だけど、この"地図"はわたしたち自身にも与えられてる。管理したいなら、それは管理する人だけでいいはずよね。
その辺りを考えた場合、この"地図"により何かをさせたがっているとうのはどうかしら。
だからわざわざ"地図"で互いの位置を把握させて。
[言う傍らで思考]
(狙いは鍵──妙──何をさせたがって──何を?──鍵以外──)
わけがわかんない。
── 現世<Mundane> / 西部・空中庭園付近ハイウェイ ──
[再び乗り込んだセシリアの運転する車は、空中庭園付近にある大きな透明なカタツムリのような螺旋系を描く分岐点に差し掛かった。分岐点から、閑静なエリアに向かうルートを選択した為か、クラッシュカーの台数が減り、随分と運転が楽になる。]
最寄りのドットは、ずっと静止している──
なら、今ならは大丈夫だろうか。
[セシリアは、車の運転に同期させるためのプラグの数を一本減らし、かわりにジャックイン用のプラグを繋いだ。Underの教団の架空事務所(普段は教団で作成した違法PGMの販売に利用される)経由で、帰還予定の信者数名が全員死亡した事を報告し、逆に教団通信部の幹部──と言ってもどうやら1名しか残っていないようだったが──から、元々、容態が芳しくないはずのMasterの情報を得る事にした──。
ボディスーツをはだけた首筋に、プラグを差し込む。
──ダイヴした瞬間、独特の酩酊感。]
―現実世界/中央部―
「さてさて。どうしたものか。」
[昏倒する人々を尻目に、大型スピーカーのある
一角にホログラムが現れる。梵のローブ。]
「このまま黙って過ごすわけにもいくまいて。
こちらも積極的に動かねば………。」
――電脳世界<Utopia>/Closed――
[現実での指がフィルムを抜き取り、ゴーグルへと"接続"させる。
Utopia上でそれを読み取り、今の地図を映し出した。Utopia上、Irvineの位置――と思われる場所――から、消えていく赤い点。現世での地図に切り替えれば、新たに点が映り]
あーあ。いなくなったみたい、だね。
現世に戻ったっぽ。
ん、決定。トビーの後ついていこっと。
元からそのつもりだったけど。
[悲しみは映像の奥へ沈み、思案するような瞬きが浮かび上がる。]
管理者権限がUSERにも与えられているというのは不可思議なことです。オープンソースであるという事とも、少し意味が違うように思います。
我々に何を求めて……
[感情という”あそび”の存在は、決断を保留しながらのifの思考を可能にする。副産物ともいえるその作用に自覚は無いが。]
では、我々が何らかの役割を与えられていると仮定した場合に、そこから”DELETE”されたものが居るということはどういった意味合いを持つのでしょう。
役目を終えたからDELETEされたのでしょうか。
それとも、『誰がどこにいるか』を把握する理由はDELETEを行うことにあるのでしょうか。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新