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[安易に予測出の来る食料の枯渇に思考を奪われていた者達は、脱出ポットの存在を思い出し幾らか精神的に余裕を取り戻したか、其の表情が和らぎ手の止まるのを見守る]
整備は整備担当者の仕事。
邪魔をすれば、帰還の見込みが薄れる。
[脱出ポットへ向かおうとする連中の前に立ちはだかり、ひとりひとりの顔を見詰めて片手を挙げて退室を牽制し、非常食の山から立ち上がる警備担当者へ視線を移す]
静かに成った。
[確かに混乱は収まったけれど全く手段は選ばないらく、悪びれた様子も無く告げ、ばつの悪そうな押し行った連中のひとりの胸ポケットからレーションを抜き取る]
持ち場を離れている間に船が故障したら、食料があったって死ぬかも知れないし――…ベジタブル味のレーションばかり食べてたら人参嫌いに成るかも。
[抜き出したレーションの包みを眺めながら呟き、彼の胸ポケットへとレーションを戻し、不満気な彼等の様子に緩やかに瞬き]
落ち着かないなら、仕事の合間にチェスでもすると好い。
了解よ。
今、B-139通路にいるわ。
食料庫に向かっていたところだったけれど、近く?
近いようなら暫くここで待っているわ。
[バイオームで見かけた彼の姿を思い浮かべながら歩く。
ギルバートの伝言を持っていたと言うことは、先ほどまで彼と一緒だったのだろう]
わかっているとは思うけど、今忙しいから、重要なことだけにして頂戴ね。
[ラッセルの答えを聞き、通話を打ち切った。
その間にも、いくつかの報告が着信ランプを点滅させる。
歩きながらそれを確認し、返信を終えると通路の先に赤い髪の副航行員が見えた]
[無表情に淡々と把握している限りの状況と共に通常任務に戻るべきだと説明していると、いきり立ったひとりに掴みかかられ、握り拳が飛んでくるのに瞬く頃には強かに頬を殴られ、身体ごと飛ばされる事なく踏み止まったけれど、力任せに逸らされた顔から視線だけを相手に戻し、切れた口許を親指で拭う]
――…死にたいのか?
[問い掛けに殺意は全く無く殴っても無意味だと告げると、親指を染めた血を舐め取りながら怯む相手に向き直る]
今は、動く時では無い。
イザベラは死を待つ為の待機を命じてる訳ではないし、星に家族が居るならもっと確実な帰還方法を考えるべきだ。
[口内に自身の血の味が広がった]
[微笑みに僅かに表情を緩め―すぐに引き締める]
聞きたい事―救助の見込みについて差し支えない範囲で詳しい情報を知りたい。隠していても何時かは探り出される。
あら、それならメールでも良かったのに。
[相手とは対照的に笑顔のまま、首をわずか傾けた]
救助の見込みはまだ調査中。
現状わかっているのは、船内の設備ではバイオームが修復不可能であること、スリープポッドの修理はいつになるか不明。
現地点から一番近い補給衛星までは10〜15日かかる。
近くを運行している船が無いか問い合わせ中。
脱出ポッドの動作と定員も確認中。
ついでに、船長の所在も確認中。
[滔々と現状を語り、その間にも点滅する端末に軽く眉を上げた]
状況はまだまだ変わりそうよ。
どこまでを全員に連絡するかは私の一存で決められない。
今貴方ができることは?
そう―
[ふむふむと現状把握し]
出来る事―見回り中に船長を見かけたら連絡する。レーションをなるべく我慢する―
[前者は兎も角後者は元からそのつもりだった]
後は―
[他に何かあるだろうかと*少し考える*]
[一存では決められないと言いながらも、頭の中では皆へのアナウンスについて考えていた。
セシリアの放送で、バイオームの異常については皆が知ってしまっている。
問題は、バイオームが修復不可能であることを伝えるか否かだ。
食料庫のトラブルから察するに、噂はもう乗組員の間に流れている。
今更半端に隠しても不安を煽るだけだろう]
[ラッセルの二つ目の答えに、意識したものでは無い笑顔が生まれた。]
そうね。
あとは、自分の持ち場の仕事を確実にやってくれれば良いわ。
必要なら、こちらで指示を出します。
もし、非番なのなら、食料庫に付き合って頂戴。
何かトラブルが起きたみたいなの。
まあ、予想はつくけれどね。
[言って、笑顔のまま幅広の肩を竦めた]
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
[スリープカプセルのあるこの船の非常食料庫はさしたる容量ではなく、近いうちに食料が底を尽くのは明白であり、其れを感じているであろう周囲の船員達から建設的な意見が得られる筈も無い。
漸く大人しく成った彼等を警備の船員が捕縛する様子を見守り、荒らされた庫内の後始末をする船員達を背に、一先ずイザベラへ一応の片はついた旨を通信を送る]
ケーキが無くてパンを食べるなら、パンも無くなったら何を食べる?
[通信機から庫内へ視線を戻し誰にとも無く呟き]
――…
[僅かに頤を逸らし薄暗い庫内の照明を見詰め瞬いた]
そうそう、バイオーム修復不可能の件はまだ皆に黙っていて頂戴。
今確認中の件で、解決策になりそうな報告が上がる迄は、黙っていた方が良いと思うの。
[食料庫へと向かいながら、二人に付け足した。
ついでに端末を開き、バイオームの担当者にも同じことを告げる。
彼らが黙っていても、もう既に広まっていることは言わなかった。
通話を終えれば、その間に入ったギルバートからの連絡内容を確認し、返信する]
了解。
ご苦労様でした。
私も、もうすぐそちらに尽きそうよ。
[少々変わってはいるが彼のような人間はこういう時にありがたい。
”片をつけた”その内容を知らず、安堵のため息をついた]
[イザベラが緘口令を布いている間に保管庫の者達は幾らかの情報を聴いてしまったかも知れず、けれど喋った本人は情報を開示した事に関しては全く気に留めた様子も無く、イザベラの処置を聞いたとしても反省するかは疑わしい。
手伝いをするでもなくぼんやりと天井の照明を眺める彼を横目に、居合わせた船員達は荒れた庫内の片付けを着々と進め、包みの破け崩れた非常食も一応は廃棄処分せずに別に分けておくくらいはするらしく、イザベラの到着する頃には庫内の片付けも半ばは終了しているだろう]
待ってる。
[労いの言葉と共に到着を予告する通信に視線を落として短く返し、言葉通り廊下へと顔を向け彼女の来るのを待っている]
[ラッセルと共にイザベラの話を聞き、しかし聞いてる間も彼女の笑顔を何度か見つめて時折思案気な様子を見せ、頭の中で情報を整理する。]
……ありがとう。
だいぶ情報が増えた。
[話してる間も黙り込んで観察していたが、最後に礼を添えて、食料庫のトラブルを聞けば一つ頷き、表情を変えるでもなくついて行く。]
[途中、食料庫から戻ってきたらしい船員と行き違う。
警備員に挟まれ、顔にアザをつけてはいるものの、大きな怪我は無さそうな彼らに苦笑して手を振った]
ご苦労様。
手当てしたら反省室に放り込んでおいて頂戴。
[やがて、静かになった非常食料庫が見えてきた。
その前に立つギルバートに軽く手を上げにっこり笑う]
ご苦労様。
もうすっかり終わった後みたいね。
[あらかた片付けの終わった部屋を見て、担当者から損害の説明を受けるとにっこり頷いた。]
一度やればニ度目はそうそう起こらないとは思うけれど、気をつけて頂戴。
バイオーム担当者は暫く仕事が無さそうだし、こっちの警備に回すわ。
[次いで、包装の破れたレーションに目をやり、笑顔のまま肩を竦めた]
随分と無駄にしてくれたわね?
この分は、押し入った人たちの配給にしましょう。
まあ、食べれるわ。
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