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[治療箱が置いてありそうな場所を探すもそれは見つけられず。仕方なしに真新しいシーツを手に戻ってくる]
治療箱が見つかりませんわ…。
シーツを切って代用しましょう。
[そう告げて、階段を下りてきたシャーロットに視線を向ける]
あら、こんにちは。
あの人と言うと、アーヴァインさんですかしら。
だとしたらその通りですわ。
私はステラ=ドゥーストと申します。
[微笑んで軽く会釈をする]
……牧師、さま?
[しゃがみ込んだ視点から、彼を見上げるように。
ほんの一瞬、瞳に灯るのは信頼に似たものか。
あくまでも一瞬のことだった。]
ルーサーさん……
そうですか……此処に居る方って、皆、
連れてこられた人ばっかり、なんですかね……。
[だとしたら自分と同じ犯罪者だろうか――
牧師と言う、一般人よりは神に近いその肩書きには惹かれたが
彼が人間であることに、変わりは無くて。]
あ、ぅ……此処のこととか、よくわかりませんけど……
……宜しくお願いします。
[ぺこりと頭を下げる。
取り込み中。彼の持つ鋏を、じっと見つめた]
[肩を竦める牧師の言葉に震える身を強張らせ、鋏を凝視し続けていたが其の刃も視界からも外れ、ただひたすらに大人しくぱちりぱちりと拘束の解かれていくのに一旦は諦めた様子で目蓋を下ろし、少女が此方へとかける声に気付いて不思議そうに見詰め返せば涙も止まり]
………?
[気遣われているのに瞬くも果たして自身の状況を大丈夫と言うのかは判らず、ただ傷はいくら痛もうとも何処か慣れてしまって居るからこくりと頷いて、慌てる様子に安心させようとでも言うのか僅か微笑みを浮かべて見せる]
…………あっ。
こ。こんにちは。
[明らかに人馴れしていない様子で、修道服の女性にぺこりと。
牧師の次は修道女――?]
ここって、もしかして犯罪者を更生させる教会の極秘機関……
……なわけ、ないですよね。
[その通り、という彼女の言葉は希望的な考えの誤りを示す。
連れて来られた。其れは、やはり――同じなのだろうか、と。]
……優しそうな人、なのに。
[ぽつりと独り言。
なのに。――同じ。同じ?]
>>80
痛く、ないの?
でも、凄く痛そうに見えるよ……。
えっと、ステラさん、治療箱無かったみたいですけど……
手当てとか出来ますか?
[自分は無力で、一寸両手を見ては、落胆の吐息。
少女に視線を戻せば、ほんの僅かな微笑が目に入った。
嗚呼それは、この不安定な空間で、
初めて、どこか温かさを感じさせた。]
……良かった。笑えるんだね。
うん。良かった。良かったよ。
[つられるように、へらりと、笑う]
>>82
牧師さんと、シスターさん……
そっか、ぁ。
懺悔……
[彼の言葉が投げやりなニュアンスであることなど
気づかない。
懺悔。その言葉に暫し真剣に考え込んだ。
続く言葉を聞けば、はぁ。と曖昧な相槌を]
じゃあ、皆連れてこられた……
あの男の人……アーヴァイン、さん?
優しい人なのかなぁ……
[頭上で交わされる修道女と牧師の会話に顔をあげ、色々と世話を焼いてくれた修道女と再び牧師にも頭を下げるも、其の体勢では随分と不恰好だったかも知れず、唇だけが音も無く感謝の言葉を紡ぐ]
………
[少女の声に身を捻れば其処には笑顔があって、眩しそうに前髪の奥の目を細め]
「ありがとう」
[唇は同じ言葉を紡ぎ先程の記憶を手繰り寄せてか視線は彷徨い]
「シャー、ロット?」
[再び少女を見詰め小さくしか動かない唇だけで問う名は届くだろうか]
>>85
……懺悔、したいです。
……いつか、その、お時間が頂けたら。
[嬉しいです。と小声で言い、
見上げるように牧師を目に留める。
少女はあくまでも、真摯な様子。]
アーヴァインさん、は……
優しい人、だったけど、なんだかちょっと怖かった……
悪い人に罰を与える人だと、思ったのに……
タダより、高いもの。
なんだろう。……なんだろう。
[あの強面の男は何を考えていたのだろう。
思い出せるのは初めて見た時の恐怖と、
相反した優しい声色だけだった。]
[始まるアーヴァインの噂話に一応は話は聞かされているであろうに、何処か不思議そうに周囲の言葉を聴いていたが、修道女に解かれる拘束具の下から現れる痩せ細った痣と傷だらけの身体にシーツを巻かれていくのに、か細い注射痕だらけの腕を持ち上げたり巻き易い様に身を捩ったりして、処置が終ればかけられる言葉に素直に頷いて――揺れる首元のプレート]
……っ!
[首筋に触れる冷たい金属の感触に左目を見開き、播き付けられた首輪ごと無我夢中で首を掻き毟れば、プレートはまた揺れ差し込む日差しを映し壁に光が走る]
[みちりと隙間無く播き付けられた首輪の隙間には指一本入る事無く、爪の間には徐々に血が溜まり首筋には幾重にも蚯蚓腫れが走り、激しく咳き込みながら背中を丸め、床に手をつき肩で息をしながら苦しげに息を吐く]
>>86
[じ、と菫色の髪の少女を見上げる。
ふと、その視界に止まったプレートは
拘束具についていたものだろうか。]
セ、シ、リア。
……セシリア、それが、貴女の名前?
[そう小首を傾げれば、彼女も自身に
何か問いたげな視線を向けていた。]
えっと。なんだろう。
えっと。私はシャーロット。
十七歳。……同じくらいかな。セシリアの方が下かな。
それとも、もしかして上かなぁ?
[何処か楽しげに問いを重ねて居る、途中のこと。
不意に少女の爪が、その首を掻き毟って]
――!?セシリア、やだ、痛いよ、やめて……。
[セシリアの治療が済むまでは、と暗がりから出ると背を向けて。
シャーロットの真摯な様子にいくらか面食らったようで]
……然様ですか。
ではそのうち時間があれば。
お好きなときにどうぞ?
[腕を組み、壁に凭れる。腕輪が腕を滑る冷たい感触]
……悪い人に罰を、ですか。
罰を与えられるような人には見えませんけど、貴方も。
まぁ少なくともそういう気はなさそうでしたが、彼は。
[頭に載せた帽子を前に引き。若干表情を隠せば]
……まぁ、それなりに金ではない何かの見返りを求められるかもしれませんね。
[シャーロットの慌てた声に振り返って。
首を掻き毟る様子に小さく舌打ちが漏れる。]
……それも外してあげたほうが良さそうですかね。
自分で傷を作っているんじゃわけ無いですよ。
>>93
……ねぇ、ルーサーさん。……牧師さん。
困ってる人、助けてあげるの、お仕事じゃないんです、か?
ねぇ、セリシアが困ってるよ。どうしたら。
[訴えかけるような眼差しでルーサーを見上げる。
続く言葉、その話題は今はどうでもよくなってすらいたが]
あの人はわかんない。わかんない、
……わたしは、悪い人だから、あんまり人のこと言えない。
[蹲り剥き出しになった傷だらけの華奢な肩を震わせていたが、少女に名を呼ばれ弱々しく頭を持ち上げれば、長い前髪を振り乱し必死で首を振り]
「違う」
[唇だけは其の名を否定しようとしているけれど、問いかけは一つでは無かったのに伝わるのだろうかと、首もとのプレートを震える指先が摘み]
「違うの」
[泣き出しそうな顔で唇だけが繰り返す]
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