情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……………ん?
[突然自分の所に一度寄りたいと言い出すネリーの顔をまじまじと見る。]
ま、別に構わねぇけど……
用事は一体、何だ?
悪いが、あんたみたいな若い娘が喜びそうなモンは、何も無いぞ?
[ナサニエルの視線がこちらへ向く。ギルバートとは違う何かを感じる。が精神力も頑強そうだ。頑強な肉体がその頑強な精神を生むのだろうか。]
何も無いだなんて。私、ナサニエルさんが少し心配なんです。それにずっと一人だと何が起こったかも分かりにくいし…
[断るステラとナサニエルを伺い見、別に強くも勧めず]
来たい人は行けばいいしそうでない人は行かなければいいだけだと思いますが。押し付けは逆に迷惑ですしね。先生はどう思われるかしりませんけど。
[至極あっさりと答えた]
[銃を取り出そうとするソフィーに、一瞬「持っておいた方がいいのでは?」と眼差しを向けたが、受け取って目立たぬよう鞄の中に滑り込ませた。
次いで聞こえたナサニエルの言葉に、思わず苦笑する。]
相変わらずだなあ、ナッシュ。
いいさ。好きにすれば。
だが、来たくなったら遠慮するなよ?
最近はあまり話すこともなくなっちまったが、古いダチなんだし、さ。
えぇ…。でもね、ソフィー…
[わたしは表情を和らげて彼女へ視線を向けて]
わたしがもし、バンクロフト家に身を寄せて…。でも他の生徒達がこの尋常ではない騒ぎで命を落としたとしたら…。わたしはきっと自分の行動を悔んでも悔みきれないわ。
そして子を持つ親の身としたら、わたしを批難してもしきれないと思うの。
だからわたしはどんな事があっても…。たとえ危険が潜んでいたとしても…。一緒には行けないの。
[ごめんなさいね。
そう呟いて困ったような微笑をソフィーに向けた。]
でも、心配してくれる気持ちはとても嬉しいわ。ありがとう。
[ステラに向けた瞳がほんの少しだけ揺れた。]
そうですか、エイヴァリー先生。
……残念です。
でも、なにかあったら、本当に遠慮なさらず頼ってください。
こんな時に、教師と生徒も、その親もないでしょう?
一人の友人として――
[我ながら、未練がましいことだと思いながらも、そのように言葉を紡いでいた。]
なんにしても無事……
平穏が戻るといいですね。
[それは、心からの願いだった]
ふぅん……ま、いっか。
じゃ、テキトーなタイミングで来なよ。それか、今からでも来るか……だな。俺はもう家に帰るつもりだし。
[鍵をジャラリと取り出し、寄り添う2人に声を掛ける。]
ローズマリー、ギルバート。
お前達が何処に泊まるかはともかくとして……ローズマリーの車が俺の家にあるんだから、いったん取りに行こうぜ。
[押し付けは迷惑とキッパリと言い放つハーヴェイに、わたしはくすくすと苦笑を漏らして]
そうね。あなたの言う通り。選ぶ自由があるのですもの。逆にあなたのようにスパッと言い放ってくれた方が、色々と迷いが生じなくていいわね。
[頷いてみせる。
これで迷いは消えた。わたしはバートの手を取らない。]
あ、私がひとりになるのは…よくないような気もするので今すぐいきます。いいですかナサニエルさん。
[ネリーはひとりで歩くと…そういう危険のある事が多々あった。普段ならともかく今は用心に越したことはない。]
[ネリーに語りかけたところで、ヒューバートの言葉が耳に入る。]
ん……昔話も「気が向いたら」ってコトで。
まあ、暇があったら遊びに行くのも一興ってヤツかな。
[ヒューバートから贈られた「色男」の言葉とウインクには多少辟易し、]
……どちらかっつーと、「ボランティア精神」って意味合いみたいだがな。
[…と答えた。]
[あっさりと答えるハーヴェイの言葉と、ステラの柔らかいがきっぱりとした拒絶の言葉に、若干心細そうな視線を向け]
そうですけど……。
……でも、身の危険を感じたら、すぐに来て下さいね。
[ステラの手を一度握ってから、ヒューバートの車に乗り込んだ。]
了解。じゃあ車に乗りな、ネリー。
一度ローズマリーとギルバートを俺ン家に連れて行ってから、お前ン家に送ることになると思うが、それでもいいか?
[咥えていた煙草の火を携帯灰皿の中で揉み消し、それをポケットの中に突っ込んだ。]
「一人の友人として――」
[躊躇いがちに口を開くバートの、その言葉がわたしの胸に何より先に刺さった。
嗚呼、彼にとってわたしは友人の一人でしか無いのだと苦しさが胸を締め付ける。]
お気遣いありがとうございます。ではもうどうしようもなくなった時には…お邪魔…致したく――
ええ、本当に…早く平穏が戻る事を祈る事…ばかりですよね…。
[笑顔を作りながら、わたしの手はボレロの袖口を誰にも悟られないようにきつくきつく握り締めていた。
辛かった。彼の言葉が、当たり障りの無いやさしさが…痛かった。
嗚呼この場から逃げ出してしまいたい。苦しみから解放されてしまいたい。そう思ってふとナサニエルの契約の話を思い出し彼を見つめてみても。
彼は新しい契約を取り付けたらしく、また新たな救いになりかけていたローズは…。ギルバートへしな垂れかかったままうっとりと彼を見つめている。]
なんて…神様は残酷――
[わたしはそっとため息に独り言を漏らす。]
はい。分かりました。すみませんがナサニエルさんお願いします。
[ネリーはトヨペットの自動車を見た。ハンドルの位置が違う。ネリーはイタリアはじめ外国産車に触れる機会が多かったがそれでも新鮮だ。]
愛想をよくすれば、もっとモテるだろうに。
まあ、君の場合はそれくらいでちょうどいいんだろうが。
[ナサニエルとネリーを見送るように、苦笑いしながらヒラヒラと手を振った]
では、我々もそろそろ。
準備がよければ。
[各々に話したいこともあったが、その機会はまたの折に求めることにした。
ステラの姿に一瞬後ろ髪を引かれながらも]
[そしてそれぞれの行き先へと向かう車中に向かう面々を、わたしは貼り付けた笑顔で見送り――]
ネリー?いい夢を見なさいな?お休みなさい。
ソフィー、お気遣いありがとうね。あなたも気をつけて。
[静けさを取り戻しつつある雑貨店を*後にした*]
[ローズマリーとギルバートが後部座席に乗るのを見て、ナサニエルはネリーを助手席に案内する。]
ん……
右ハンドル、気になンのか?
まあ、最初は慣れ無かったけれど、慣れればまたいい車だ。メイドインジャパンといえばフェアレディが売れてるらしいけど、俺はそういうのわかんないし。……なにせ、以前乗ってた車が事故って困ってた時に、古い車を譲って貰ったんで。そもそも選択肢なんてねぇし。
[トヨペットクラウンのエンジンを掛ける。]
………っと。
余計な話しちまったな。
じゃあ、行こうか。
[クラッチを解放し、アクセルを軽く踏み込む。4人を乗せた黒光りするレトロカーが、いかにも古めかしい音を立てて走り出した。]
[独特なエンジン音を出して走り出した。ローズマリーはギルバートに寄り添っている。ギルバートもそれを察してか、限りない安心感をローズに与える。
ネリーは助手席に乗った。車が滑り始める。]
へえ…古いといってもこう、味のありそうな車ですよね。
フェアレディですか。旦那様も雑誌を叩きながら言ってましたわ。
えーと確か…そう、ニッシンという会社ですよね。
[自動車は滑らかに進む。ボブの運転に比べればよっぽど滑らかだ。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新