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−教会・昼−
[客人のようだ。外を警戒しながら扉を開ける]
・・・・・・ 君は?
新聞の勧誘なら、悪いけど。
[言葉を続けようと思っていたが、彼女の美貌に魅入られていく]
もし良かったら、奥で紅茶でもいかがかな。君みたいな女性がこんな寒空、歩き回るのは大変だろう。
そんなたいしたことではないです。
[手を左右に振って否定する。
言うわけにいかないが
実際育てるときは魔術を使って育てているので
手間は余りかかっていない。]
……わたしの名前?
[唐突に名前を聞かれ、首をかしげる。]
香野ですけど。
それがなにか?
……お客様のお名前もお伺いしてよろしいでしょうか。
[なにやらメニューを見つめていたのに気付いて、
冷蔵庫からマンゴーチーズケーキを取り出し、
そっと客の目の前においてみた。]
[そんな事を思っていると、声が聞こえた。
内容は…まぁ真正面から戦うのが好きな奴なら行きそうだなーって所か。ほら、あのセイバーとか。
さて、肝心のキャスターはというと…。]
……男の誘いって行く気しねー。
もう声だけで可憐とわかる女の声だったら罠だろうと突き進むけど。
[とても素直な反応だった。]
有難うございます。
それでは、お言葉に甘えて。
[応対に出てきた敬一郎に、小さな唇の端をあげて嬉しげに微笑むと、誘われるままに教会の中へと*入って行った。*]
話している相手の名前を知らないままなのは。
[軽く肩を竦め]
ぼくはチャンドラと呼んで欲しい。
[インドでは普遍的な名前だ。この事実は、この樹那町の聖杯戦争がそっくりそのまま、場だけインドになれば、ランサーが勝利するであろう事にも繋がるのだが。]
いや………。
今、ぼくはお金を持っていないのでかまわない。
[ランサーは、ケーキからぐいっと目を逸らした。]
[後ろを気にしながら、ケネスは雑踏を選んで帰路に着く。
結局、怪しいとは思うが、あの娘がなんだったのか解らない。サーヴァントならアサシンかもと言うくらいだ。]
まあ、マスターでないのは確定。
宗冬の様子から、アサシンか勧誘員なんだろうが……アサシンに根城を気づかれるのはまずいかな。
[何せ、宗冬といても普通の人間と見分けがつかないのだ。]
まあ、いざとなりゃ引っ越せばいいが、当分は訪問者に注意しとくか。
[この勝負、基本的にマスターが単独行動するのは愚かである事は承知している。
町の徘徊は、サーヴァントに任せたほうが得策なのだ。
だが、今の状況ではこうして、ケネスが自分の身を危険に晒しつつ、状況を見ていくしかない。
なぜなら―]
なぜなら、俺のサーヴァントがとんだでくの坊だからだ。
[口に出してみると改めてがっくり来る。]
あいつは、漫画とかビデオとか、訳の解らない情報収集ばかりしてるからなあ……。
しかも俺のいないところで勝手に暴れられて、引かないのも困るしなあ……。
[ふと、今日つけた女の事を思い出す。
あれがサーヴァントなら、さぞ優秀な奴なのだろう。]
あいつがもしサーヴァントなら、マスターは相当楽をさせてもらっているに違いない。
[ケネスは、見た事も無いマスターを*羨ましく思った。*]
チャンドラさん、ね。
外国の方のようだけど
こちらへは留学?
[金を持っていないという言葉に
マリアも金を持っていないといっていたと思い出す。
無一文の人がそうそう店に入るだろうか。]
それは試作品なの。
マンゴーとリコリスとヒソップが合うかどうか試してるの。
よければ食べて感想を聞かせてもらえるかしら?
(……まさか……サーヴァントじゃないわよね……。)
[声に出しそうになって息を飲み込む。
金がないからサーヴァントだと
決め付けそうになったのを反省していた。]
―――喜んで戴こう。
[ランサーの変わり身の早さは流石敏捷度Aだった。シャキーン!とフォークを構え、ケーキをぐいぐいと押し切り分けると、パックリと食べた。表情に変化はない。だが、ランサーの後ろに尻尾の幻影が見える――。]
留学。そのようなものだね。
[その見方も強ち間違いではないだろう。座より呼び出される度に、経験は増えていくのだから。]
少しヒソップが効きすぎている。
マンゴーの甘みがやや打ち消されている……が、甘みが好みではない者にとっては、これぐらいスッキリした後味がいいだろう。
ところで。コウノ。
先程の話の続きなのだが、
2階に居るサーヴァントが
温室を手伝ったりはしないのかい?
[さらりと、香野が否定した考えを蒸し返した。]
[いまここに彼がいれば目の前の少年がサーヴァントか否か見極めてもらえるだろうに。
店に出てくるなといったのは自分だが肝心なところで役に立たない、と思う。
しかし考えてみればもしもサーヴァントだった場合
彼は戦いに突っ込んでいくだろう。
こちらの静止など聞かないのは目に見えている。]
おいしいみたいね。
そう、ヒソップがききすぎ……って。
[続いてさらりと言われた言葉に動きが止まる。]
……あなたサーヴァントなのね。
[想像を肯定されたような言葉にため息をついた。
今ここに彼がいなくて本当によかった、と思った。]
……手伝わない。
手伝わせないわ。
わたしの大事な場所だもの。
[どちらの『彼』も育てるより破壊しそうな気がする。]
……なにか目的があってここに来たのかしら?
[笑みは絶やさず少しだけ身構えた。]
その様子では気づいていなかったか。
ぼくがサーヴァントと気づかなかったぐらいだ。
では、あの声も聞こえていないのだろう。
[香野の指摘にランサーは微笑んだ]
聡い人だ。
ライダーのマスターが全チームに白兵戦を望んでいる。樹那森林公園でね。
ぼくはここで同盟を持ち掛けたい。
もし、コウノが他チームを打破するため、公園に来るつもりならの話だが。
感知するのは苦手なの。
あなたが有無を言わさず攻撃してくる人じゃなくてよかったわ。
[いまさら身構えても仕方がないと気付いて力を抜く。]
そう、あの声の主はライダーのマスターなのね。
[提案に少し考える。]
わたしは公園に行くつもりはないのだけど……。
パートナーがあの声のことを知ったら
行くことになるのは目に見えてるの。
あの人罠でも気にしなさそうなんだもの。
どうなるかはパートナーしだいだけど、
どういう条件で同盟を組むのか、
お聞かせいただける?
……。
[力を抜いた事に暫し沈黙した後、]
ライダーのマスターの声が聞こえていたなら、
今の言葉は失礼にあたった――すまない。
同盟と言っても、今回だけの話。
[ランサーは口調を正した]
1つ、互いに危害をくわえないこと
コウノのサーヴァントが私達に攻撃を仕掛けた場合には、同盟は破棄される。これは同様に私達からもだ。
…私のマスターが、ライダーのマスターと互いのチームで同盟を組んではいるが。
[思案]
ライダーは殺してかまわない。
[半眼に伏せた眸はぞっとする程冷酷だった。]
とは言っても、出来れば私が出会ったサーヴァントの中で一番厄介に思えるのはキャスターなので、サーヴァントの能力如何ではそちらを狙って欲しい。
同盟を組む事を承諾してくれるなら、推定ではあるがキャスターの正体と今までに出会ったサーヴァントについて話す事にするが…それと私のクラスも。
私のクラスを話す場合は、コウノのサーヴァントの名前を教えてもらいたい。能力を合わせ、彼らの戦力を殺ぎ、聖杯戦争から脱落させたいと思っている。
[相手の言葉を聞いて考え込む。]
危害を加えない……。
[それはリチャードのほうならば聞いてくれることだろう。
だが『彼』はどうだろうか。
目の前にいるのが敵であるなら同盟など無視して撃ってしまいそうな気がする。
それを抑えることは自分にはできない。
……いや、しないだろう。
そしてそのときこの少年がこちらに対してどうするか。
それはライダーを殺してかまわないといったときの様子で
簡単に想像ができた。]
……わたしとしては乗りたい条件だけど。
今すぐお返事はできないわ。
あの人の意見も聞かないと。
今応えなければならないというのなら
残念だけど申し出は受けられない。
相談する時間を下さらない?
もしも公園に行くことになって条件をのむことになった場合
どこかで待ち合わせをしましょう。
わたしたちは公園に行かないかもしれないし、
同盟を結ばずに戦うかもしれない。
時間までにその場に行かなければ
この話はなかったことにするということで。
……何か問題があるのだろうか。
場合によっては、条件の変更を考える。
[と言ったが。再度、香野が話し始め…思案。]
……。
分かった。
一度、サーヴァントとじっくり話し合い、決めて欲しい。
では、待ち合わせ場所はどこにしようか。
そうね……中央の噴水でどうかしら。
行く場合はここを閉めてすぐになると思うわ。
それまでにそちらの方でなにか問題がおこれば
店に電話をちょうだい。
[メモ用紙に店の電話番号を書いてわたした。]
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