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[一度だけ叫んだ後窓を見つめるナサニエルは椅子を掴んで窓辺へ寄る]
それを羨ましいと言うなら、あんただって本当は生きたいのさローズマリー。
…出よう。
出ちまえば、どこの誰だろうが、こんな馬鹿げたことにもオレたちを付き合わせられない…!
[ガラスめがけて椅子を振り上げ――割るのに十分な力で振り下ろした。
破片が外へと飛び散っていく。
...は窓枠を掴んで外へと身を翻す。
外の土に足をつけ、振り向くと]
ああ…「ナイジェル」、おまえの為この手を血で染めるのだって厭わないさ。
警備兵ごとき、オレが片付ける。
そして安全を確保したら扉を開けて、迎えに来る!
――私の命が欲しければ、あなたも命を賭けるのね。
[ロールケーキの最後の一口を食べて、冷たい笑みを返す。]
ゲームのルールは理解していて?
あなたの肉体が正常なら、人狼になった者を殺せば済むの。
――あなたが人狼になったと言うなら、全部を殺さないと助からないでしょうけれど。
[くすくすと哂う。]
無差別に殺していては、舞台を用意した連中の思うがままよ?
愛されることさえ、拒絶するの……?
愛と愛憎は違う――違う、と――
[どうだったか。
己が殺めた女性に対して抱いたのは
愛だったか、それとも愛憎だったか。
彼女は愛してはくれなかったけれど。]
ナイジェルを守ってくれる人は沢山居るよ。
ナサニエルさんもわたしも、ナイジェルを大切に思ってる。
――信じてくれるって、
そう言ってくれたナイジェルは
貴女とは違うの?
[...は暗闇の中屋敷の外目指して駆け出して行く。
しかし暫くの後――
確かに開かれはした扉から戻されたのは、重装の警備兵らに、ナイフ一つで立ち向かえようはずもなかったナサニエル一人。
いたるところ傷を負い気を失っていようとも…、これからを思い、また少女の身に起きている事を思い、不安に眠れない長い長い夜を過ごすよりは、よほどに*幸せな眠りかもしれない*]
[緑の少女に肩を竦め]
殺す人間に語る身の上話なんて無いわ。
第一、何時までこっちに居れるか、保障なんて無いのに。
[緑の少女の後姿を見送り呟くも恐らく話を聞く気くらいはありそうだ]
ナサニエル…
理想論は絵空事を夢見れる身分の人間に与えられた特権。
現実を見て。
其の注射痕は、この屋敷に来た経緯は、本当に他に選択肢があるの?
別段、貴方に頼まずとも、貴方がやらないなら自分で殺す――
[傷だらけの手をこめかみに当て眼を細めよろめく]
シャーロット、貴女は…いつか、堪えられなくなって…ナイジェルを――殺す。
…ナイジェルに…貴女の、望む様な、感情は、無い…から…
[菫の少女。じっと紫水晶を見つめた後、
くるりとその場で踵を返す。
部屋に戻ろう。彼女は同じ部屋に戻ってくるだろうか。
戻ってこなくても、彼女の為にベッドは空けておこう。]
――わたしは貴女を、殺さないよ。
[そう一言、きっぱりと告げ、*広間を後にした*]
[一歩、踏みとどまり、双眸を眇め、女を見]
私が…殺す、の…は、気の、毒な…人狼…だけ、で、充分…
無差…別…に、殺し……たり…
……パン、ドラの…箱…に…金、持ちの…気紛……れ…
何処………か…
[とさりと軽い音を立てて床に倒れ込む]
[ゆらり震えるか細い腕を床に着き半身を持ち上げ]
「私も、シャーロットを、殺さない
傷つけたり、しない」
[泣きながら後姿に叫ぶも声は無くて届かなくて]
………
[周囲を見回し女の様子に紫水晶は揺れ]
「ローズマリー、殺し、合わなく、ても、笑い、合えば、世界は、温かいよ」
[扉の開く音に女に一礼して震える身をなんとか立ち上がらせ其方へ向かえば、傷だらけの男の姿だけが其処に残されていて瞳を見開き]
「ナサニエル、ナサニエル、ナサニエル」
[去っていくナサニエルと、倒れ込むセシリア。]
ランスロットは外へ行き、あなたがそこへ倒れ込んでは――
私が快楽殺人者や事態に冷静さを欠いた愚かものなら
――あなた今頃死んでるわ。
[セシリアが消え、ナイジェルが顔を出せば冷たい敵意もやわらかい色に戻り]
――そうだといいわね。
[と、一言。傷だらけのナサニエルの元へ走る姿を見送れば、ポケットに入れていたラム酒を*一気にあおった*]
[頬を伝う涙を拭いながら見える範囲の男の傷の手当を終えるも、目覚める気配の無いのに不安気に瞳は揺れ、何を思ったか立ち上がれば男の割った窓へと寄り、唇を噛み締め闇を見据え窓枠を掴みなんとか外へと這い出て、硝子の破片は掌に新しい傷を作ったかも知れないけれど、暗い中を警備兵を探して歩き回り、乱暴に服を摑まえられるのにすら安堵して微笑み]
「お願い、ナサニエルを、ベットに、運んで」
[突き飛ば尻餅をつくも警備兵の足に縋り、見下ろしてくる眼は酷く冷たかったけれど、唇が同じ言葉を繰り返し]
「大人しく、戻る、から、お願い」
[屋敷を指し示し懇願すれば、呆れ果て見下し顎先で屋敷へ向かえと指図されるのに、一つ頷いて立ち上がり、開く扉に背中から思い切り蹴られつんのめって床に倒れこみ、警備兵が戻ろうとする足に更に縋って]
「お願い、ナサニエルを」
[思い切り頬をはたかれ床に倒れ付すも掴んだ足を離さぬ様子に警備兵も些か辟易して、男をエントランスのソファへと乱暴に投げ捨て今度こそ出て行く後姿に感謝の言葉を乗せる]
[扉の閉まる音に瞬きよろめきながら立ち上がり、ブランケットを求めて一旦は客間へと戻るも、青の少女の姿がベットに無いのに瞬けば、何時も眠っているソファに其の姿を見止め、静かに歩み寄り遠慮がちに優しく青の髪を撫ぜて]
「ありがとう、シャーロットは、やっぱり、優しい」
[ブランケットを持って部屋を出れば、男の所に戻りふわりとかけて、泣き出しそうな表情で男を見詰め]
「私は、誰も、傷つけたく、ない」
[そっと手を伸ばし男の頭を撫でるふりをし]
………
[客室も安全と言えるのかも判らないから青の少女が気になり2階を見上げるも、広いこの空間に一人で眠らせておくのは心配で、結局はソファの横の床に座り込み膝を抱えて、脅える紫水晶の瞳も夜の明ける頃には重い目蓋に*塞がれるのだろう*]
[扉の開く音に、目を瞑って眠った振りをした。
近づく気配。
ふわりと髪に触れた柔らかい感触。
おかえり、と、そう告げたかったけれど
今は彼女との干渉はすべきではないと思った。
眠った振りのまま。少女の気配を追った。
やがて扉が開いてはすぐに閉まる音。
足音が遠ざかった頃に、
す、と目を開けて、弱い笑みを浮かべた]
……やっぱり貴女は優しい人。
……貴女の、大切な人は――
[すとん、と言葉を飲み込んで。
何事もなかったかのように、
一人の部屋で*双眸を伏せた*]
いっ…
[痛い。寝返りをうとうとして、はしった激痛に呻いて覚醒する]
ああおれ、またケンカに負け――
[靄のかかった頭はうわ言のようにそう呟かせて、しかし腫れた瞼をこじ開けて見渡せばそこは、逃れられなかった現実。
屋敷の中、エントランスホールのソファの上]
いや…、そうか。そうだった…
[ふざけた装備にふざけた数の警備兵達。
警備というよりは彼らは本当に、獣が檻から逃げ出すことを警戒して配置されているかのような状態だった。
倒すことはおろか、逃げ切ることすらできずに――]
袋にされたと…
…情けない。
[血のこびりついた前髪の一筋をほぐそうとして、手当てのなされた手の傷に気がつく。かけられたブランケットにも]
誰が――…ナイジェル?
[床で膝を抱えて眠る少女の姿に体が軋むのも構わず身を起こして、その新たに傷の増えた掌、薄ら赤くなっているようにも見える頬に気が付くと、彼女が自分にしてくれたであろう事に、さんざ殴られても出なかった涙が滲む。乾いた少女の涙の跡をそっと拭い]
ごめん……ありがとう。
[抱き上げて床ではなくせめてソファで休ませようにも、傷んだ体では難しく、持ち上げられないまま膝をつく]
はは…これじゃオレ本当におまえにだって…
…おまえの中のセシリアにだって……殺されちまうかもな。
[揃った連中のなかじゃ一番強い気でいたのに。
だがそんな事よりも、いざという時この少女を誰かから――
あるいは、誰かを少女の姿をした何かが殺してしまうのを止められないのではと、大きく吸う息が慄きに震える。
せめて血で少し汚してしまったブランケットで少女の小さな体を守るように包むと、ソファの上で力尽きる様にもう一度*目を閉じた*]
[朝、ネリーは鏡台の前で座り込み目の前に映る自分の姿を覗いていた。
どうしてこんなことになってしまったのだろう。誰の酔狂がこのようなものを現実たらしめているのだろう。
ネリーはかつて、とある夫婦のもとへ半ばだまされる形で売り払われた。そこでの生活は過酷なものだった。
限りない強欲な夫婦を身につけた家だった。ネリーは何度も傷つけられた。今も明確に残る傷はほとんど残っていないが歯が抜けてしまうのではと思うほどの力で拳で殴られることは日常茶飯事だった。
彼らは精神を病んでいたのだった。
ネリーが身につけたのは多少の生活力のみ。
ただ耐え抜くだけのために暴力を受け入れていた。]
やがてネリーの預かり知らぬ所で夫婦の関係に亀裂が走った。激しい喧噪。喧嘩の矛先はやがてネリーに向かった。
傷だらけのネリーは耐えることができなくなってしまっていた。ネリーはやがてナイフを握りしめることを決めた。
ネリーはワンピースを脱ぐと自分の前の鏡の姿を見た。
胸に大きなクロス形、十字の刃物の傷跡がある。
1年以上前とは言え、ネリーの肌からは決して消えないものであった。]
[ネリーは自らを守るためにドス黒い感情を持ち合わせることを厭わなくなっていた。
暴れたから――と言うのも間違ってない表現だ。
自分を守るため――と言うのも。
この感情が、はたまたアーヴァインの嗜好が彼女をここに連れてきたのかもしれない。]
私は…死なないわよ…
皆、何かしらの明確でなくてもそれなりの理由がある。
そして皆、注射の種類が違う。どうにかして違いを区別しなければならないわ。
ルーサーも、ナサニエルも。ステラもシャーロットもナイジェルもシャーロットも。
ナイジェルとセシリア…どちらのほうがよく自分を知っているかしら。
生活力ならあの一瞬見せたあの子だけど、真実に近いのは私がよく知っているあの子だと思うわ。
私は彼女を傷つけたくない。でも時と場合によっては手段を選んでいてはいけないのかもしれない。
[ネリーは再び静かに服を着た。
そして自分の部屋にまだ転がっている自分やナイジェルを拘束していた金属や革のベルトを見た。]
これを使ってでも聞き出さないといけないかもしれない。
他にはナサニエルさんやローズマリーさん…ローズマリーさんは酔狂に身を任せているのかもしれない。そこにヒントがあるのかもしれないわ。
[ネリーは自分の部屋で静かに*息をしていた*]
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