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[ネリーは気がつくとソフィーの手を横から握っていた。シャーロットが何者かに襲われたなんて信じられない、否、行方が掴めない人が何人もいるのだ。
少し暖かい感触が欲しいと思った。]
皆でヒューバートの家に、ねぇ……
[ぽつりと呟くと、さすがに長時間のニコチン切れに痺れを切らしたのか、ポケットから煙草を取り出し、火をつけた。]
………悪いが、俺は気が乗らねぇなァ。
確かに皆で集まってたら気は楽になるかもしれねぇけど。でもヒューバートの家が……それこそ誰かに焼き討ちにでも遭ったら、皆で共倒れになりかねねぇだろ?
特にあんたの家はこの辺じゃァ派手だし、人の出入りも多い。いつ狙われたっておかしくない。
皆で交替で見回りでもしようってンならまだ分かるが……な。いざ暴漢なり何なりが襲ってきた時、戦力になるのが何人居るかって話だよなァ?
[その後ソフィーから帰ってきた父親に対する情報は、わたしの想像した物と対して変わらず。そうは遠くへ行けないだろうと結論付けたナサニエルの言葉に、わたしも素直に頷いた。
猟犬の鼻を使いイアンを探し出すというバートの話を耳にしつつ、ネリーの主人が行方不明の事、そしてシャーロットが命を落としたことを集まった面々の口から聞き、わたしは自然と身震いが起きるのを感じた。]
『せんせいの死といい、リックとウェンディの話といい…ここ数日で随分物騒な事が立て続けて起きているのね…』
[自然と蒼褪めていく表情。しかし誰にも悟られたくは無いと気丈に振る舞いつつ、バートのソフィーとネリーを招き入れる話には、無言ながらも彼女達の後押しをしたいと思った。
ソフィーに至っては父親の行方も気になる。いざとなったら指揮を取れるような人物の許に身を寄せていた方が彼女にとっても安全だろう。そう思いながら。]
ヒューバートさん、はい。それではある程度目処が立つまでお願いしてもいいでしょうか…?
[さらにナサニエルに目を向ける。ギルバートと並んで屈強そうだ。
ひとつ気になる。彼は何を生業としてるのだろうか…?]
[ナサニエルの言葉を、よく理解できない、というように肩をすくめて受け流す]
単純に、リスク管理の問題だよ。
焼き討ちされたとしよう。一人で居るより、複数の方が気づける可能性が高い。
状況への警戒能力、情報の共有、役割の分担、精神的安定、どれをとっても孤立しているより遥かにいい。
常識的にはより安全な方法なのだろうと思うけどね。
じゃぁ是非戦力一人としていらしたら?ナサニエルさん?
ナサニエルさん俺に帰り道で野たれ死んだら後味悪いって言ってましたけど俺は一人のアンタが襲われたらそっちでも後味悪いですけど?
[シャーロットが死んだというくらい気持を振り切るように軽い冗談もこめているだろうか]
「ボブに何があったかは想像もつかないよ。」
[ふと耳に届いた言葉。
その何気ない一言に、何故か胸騒ぎを覚えた。
そして、それとは何の関係もないが、不安に喚起されたように、シャーロットが死んだ夜、ハーヴェイ青年がバンクロフト邸に泊まっていた事を思い出した。]
『──もしかしたら、
私は間違った選択をしてしまったのでは……?』
[不意に、漠然とした不安に囚われ、逃げるように空を仰ぐ。
先程まで晴れていた空は再び分厚い雲で覆われ様としていた。]
エイヴァリー先生。
貴女もよければ……
一時的にでも。
考えておいてください。
[今は、過去のことが露見しないよう気を遣わなければならない妻は家には居ない。彼女の身を案じる気持ちからそのような提案が自然と口から出ていた]
シャーロットの事は…その…なんていったら良いか…。
あの時の姿が…最後だなんて――
[目の前で気丈に振舞っているバートは、健気に見えた。わたしは会話の邪魔にならないように、そっと彼へ弔いの言葉を探したけれど見つからず…。ただ視線を伏せたまま彼の心情を推し量った。わたしには子を亡くした親の気持ちと同量の悲しみなんて、到底持てる筈も無かったけど…でも、出来る事ならば彼と悲しみを分かち合いたいと思った。
勿論無理な事は百も承知で――]
ふぅん………
ま、正直、俺はどっちでもいいけどね?
[耳に指を突っ込み、眉をしかめた。]
……っていうかさ。
単純に俺は「みんなで一緒に暮らしましょ」っていうの?団体行動ってイマイチ得意じゃないし。
そんだけ。
『暴漢──、戦力──…。……あ…。』
ヒューバートさん……あの、これ──。
[目立たぬよう小声でヒューバートに声を掛ける。
彼が気付けば、バッグから取り出した拳銃を差し出した。]
まあ……発想の根本が違うンだろうな。
あんたみたく「皆でひとつに」ってのが、決して得意では無い人間がいることくらい覚えていても損は無いと思うぜ。
……気が向いたら行っても構わねぇけれど。
ま、いつ気が向くかも謎だがな……。
[彼には…バートには娘の悲しみを分かち合う相手が居る。
その事実はわたしの理性を保つには充分すぎる事実だった。
だからわたしは彼から誘われた言葉に、一瞬躊躇う素振りを見せながらも――]
――お気持ちは大変嬉しいのですが…。
教師であるわたしが…一生徒の自宅へ身を寄せることなど…許されることではないでしょう?バンクロフトさん。
それはあなた方保護者が一番理解できる事…では?
勿論ナサニエルさんの言うようなリスクは抜きにしてもです。
わたしは教師である以上、どんな好意もあなたからは受け取れません。ですからお気持ちだけ…あなたのその気使いだけ頂いて、わたしは自宅へと帰りたいと思います。
[もしわたしが教師としての身分が無かったら。バートを恋い慕う一人の女としてどんなに縋りつきたかっただろうか。しかし込み上げてくる感情を無理矢理押し付けて、断りを入れた。泣きたかった。
もしこの場に誰も居なかったら泣きじゃくっていただろう。彼の愛娘の死に対しても。そして差し出された彼の優しさにも。]
[ネリーはヒューバートに語った。一匹狼風を見せるナサニエルが私は少し心配な事。一度ナサニエルのお宅にお邪魔したのち向かう事を説明した。]
あの…ナサニエルさんが私は少し心配です。一度そちらへ寄って行きたいのですがいいでしょうか?
───え、ステラさん?
そんな、今は一人で居ない方が……。
[厳しい言葉でヒューバートの申し出を断るステラに、
心配そうな視線を向ける。]
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