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[次の日の朝、少女が纏ったのは真新しい薄紅色のワンピース。薔薇の花弁のように幾重にも薄い布地を重ねたそれは春らしくも軽やかで]
……少し、気恥ずかしいですわ…
[実年齢よりも大人である事を自らに課している少女には、やや可愛らしすぎるのか。軽く尖らせた唇に頬は仄かに染まっていただろうか]
まぁ、仕方ありません…わよね。
破かれてしまったんですもの……。
[白百合は破れ、深紅のチューリップは未だ乾いておらず。
仕方がないのだと自分を納得させて、身支度を整える。
髪に飾るは共布らしい薄紅色のリボン。芸の細かい大叔母に吐息が零れたか]
[窓辺に置かれた銀の皿の珠をビロードの袋へと仕舞い、身支度を整えて。机の上に乗せられた白い帽子をちらりとみやり、踵を返す]
[やがて事務所に辿り着けば、ふわり優雅に御辞儀して。
薄紅薔薇のワンピースの事は曖昧な笑みで *誤魔化すであろう。*]
[所在なさげに猫耳や尻尾を弄っているとヘンリエッタが戻って来て]
お帰りなさい。
…今日はまた随分と可愛らしいですね?
[曖昧な笑みを返す少女にくすりと微笑んで。紅茶を淹れて持って来たモンブランと共に目の前に差し出す。自分の分も用意すれば他愛も無い会話をしながら食し]
[目を覚まして…でも寝た振りをしながら
昨日の事を思い出そうとする。まず小さな使い魔の話。
…少なくとも、絶対に見つからない場所に
居るわけではない事が確認できてほっとした。
何か自分もやらなければと思った気がする。そして、
人形から助け出した後すぐに自分の服を掴んでいた
不安そうな、恐れているような手が忘れられなくて
帰るときになって手をつないだ事も覚えている。]
[…さて。昨日、自分は今日になってから、
何をしようと考えたのだったか。]
…おはよう。
[とりあえず何かをするには起きなければいけない。
いかにも今起きた風にゆっくりと目をこすり、
最初に目を惹いたのは、初めて見る服を着た少女。
あまりの可愛らしさに「何着ても似合うな」と
言いたくなってしまうが言ったが最後茹蛸になりそうだ。
可愛いな。とだけ言って顔を洗いに行く。]
[リボンを外し、手首に巻き。
さっぱりして戻ってくると、
とりあえず事務所内の置物等を調べてみた。]
あー、開かねー。
[組合長の机、鍵のついた棚は開かない。
とりあえずこっそり呪われてる物が
あるか無いかを調べたかったらしいのだが。]
[駆け寄るラッセルに僅かに頭を下げ、やはり小さなキャンディだけでは疲労は払えず]
…お腹空いた。
[ぽそりと言えば膝を抱えている]
[じっとダニエルを見上げれば]
穀類があるなら…鍋をつくりますか?
数時間なら、そのものになりますから。
[流石に色紙のご飯は食べたいと思えず、雑穀に期待する事とした]
ほう、作れるか。
疲労の方は持ちそうか?
ならばよいのだが。
あとは薪だが…
[周りを見渡すと奇妙に捻じ曲がった枯れた樹木とも付かない物が何本か立っている]
……これは燃えるのだろうか……
[こくりと頷けば胸元から大き目の色紙を取り出せば、いつもの精密さは無いものの、鍋としてはそれなりのモノを折りだし]
これで、一回位なら使用に耐えると思います。
[ダニエルの視線に]
燃えるのでは…ないでしょうか?
[ほう、と感心した声を漏らし]
大したものだな。十分だ。
雑穀は…まぁ、2合ほどか。
ならば、薪としてみるか。
[懐から雑穀の入った袋を出し、セシリアに預け、傍らの枯れ木のようなものの前に立つと拳で文字通り木っ端微塵にした。適当な大きさに砕け、乾ききった欠片を拾い集め]
こんなものか?
[言いながら火口に火打石で火をつける。欠片を組み、火口を近づけると燃え始めた]
ふむ、よく燃えるな。
[火に鍋をかければ]
よく燃えますね。紙って燃えないんですよ…普通に形を作ればよかったでしょうか?
[他愛も無い事を話しながらラッセルに]
クインジーさんとは、一緒ではないのですか?
白髭さんと私は運がよかったという事なのでしょか。
こんな異世界に一人…
[姿の見えない仲間を思えばふるっと身震いした]
>>44
[首を傾げたり埃に咳き込んだりしながら
いろいろ書類等を眺めていたが、
シャーロットのセリフに肩をすくめ]
いいや、なんにも。
[意味深な写真があったぐらいですねぇ。と]
[相変わらず解けないどころか悪化して尻尾まで憑いてしまったシャーロットに、お手製のモンブランと紅茶をいただきつつ他愛ない会話を交わす。お互いに消えた仲間の事を話さないのは、待つしかない状態で話しても焦りばかりが募るという暗黙の了解ゆえだろうか]
モンブラン、とても美味ですわ。
毎日作ってきて下さるなんて、本当にお料理がお好きですのね。
それとも…どなたか食べさせたい方でもいらっしゃるのかしら?
[くす。
菓子を作ってきた本人である彼女の他には、既に少女と青年とおじ様だけしかいないのをわかった上で、小さく口の端を上げる。少女にからかわれ、猫耳尻尾はその持ち主の感情を反映しただろうか]
そんなわけで時間ですので。
本日の吊り<<村長の娘 シャーロット>>
本日の襲撃<<お嬢様 ヘンリエッタ>>
首取りは<<お嬢様 ヘンリエッタ>>
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