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>>56
これは失礼。
悪い癖だと分かってはいるが、どうしてもからかいたくなるんでね・・・。
[とこちらも苦笑を浮かべた後で、些か真剣な眼差しで二人を交互に見て]
しかし、半分は本気だ。
惚れ合っているなら、素直にとっととくっつけ。
ぐずぐずしてるから、ちょっかいを出される羽目になる。
それじゃあ、邪魔者は退散するとしようか。
後は二人で話し合ってくれ。
[ひらり、と手を振り、広間を出て行く。・・・クククク、と忍び笑いが廊下から洩れ聞こえ、*次第に遠ざかっていく。*]
…ほっとけ。
[ふぃ、とクインジーから顔を背ける。
丁度顔色が悪くなるナサニエルを目にし、心配げに]
……あんま、無理すんなよ。
[其れだけで目を逸らした]
[...ははぁ、と特大ため息を一つ]
…悪い、あいつが言ってる事は忘れてくれ。
多分勘違いしてるだけだから…
[ふらふらとソファから立ち上がろうと]
[溜息を耳にすれば追うように息が零れ]
…そか、お前がそう言うならそういうことにしとく。
[立ち上がる気配に目を向けて。
手を伸ばしたのは、何に突き動かされてか]
[唇を合わせたのはほんの一瞬]
……悪ぃ。
[ぽつりと小さく、謝罪の声を落とした]
[自室で。ぼふり、とベッドへ潜り込むとかすかに触れた唇へ指を当てるとそのままぽふ、と力なく手を落とす]
…違うんだよ、本当に…。
でも…あんたならいいと思ってたのも…本当だったんだけどな…
[ナサニエルが広間を去るのを見送る事は出来ず気配だけで感じ。
どさりとソファに体を沈める]
…あー…ダメだ。
こんなに嵌っちまうとか…有り得ねぇ…
[見上げた天井に溜息を吐き出す]
ダメだ、ダメだダメだ!
要らねぇんだよこんな感情は!!
捨てろ…とっとと捨てちまえ…っ!
[胸元を握り締めた爪は、布越しに皮膚を傷付けたかもしれない。
痛む胸はその所為なのだと自分に言い聞かせ]
[ふらりと広間を出て*中庭に向かう*]
――自室――
[朝日の眩しさで自然と目が覚める。
起き上がると僅かな頭痛が襲い掛かり、文字通り憂鬱な目覚め]
――だから酒って…嫌いなんだよね…。いらない事を思い出しちゃうから…。
[ぽつりと呟く。昨日の事を思い出して。]
[不機嫌そうに髪を掻き上げシャワーを浴び、身支度を整えると、使用人の姿。]
――何か用ですか?
[いつもの人当たりの良い態度とは打って変わって、素っ気無い態度。しかし使用人がそれに怯む筈も無く、見合いの開始と二人の候補が浚われて行ったことを淡々と告げる]
そう…。その二人がですか…。
[自分が真っ先に候補に上げられなかった安堵と、連れ去られた二人の身を案じ、溜め息。
その後、一言も口を開かず身支度を整えると、部屋を出てある場所へ――]
[ごろり、と横になると]
結局、クインジーもただの人間ってことだったんだなぁ。こんな屋敷からまわされてきてたなら化けモンか何かかだろうし。モンスターなら戦ってやるぜとか思ってたんだけどねぇ。
[先ほどのギルバートの様子を思い出しながら、ふるりと頭を振り]
忘れないと…。忘れないと後で辛くなる…。
ダメだ、あいつだって、望んでない…
[先ほどの一件がよほどきつかったのか、瞼を閉じると同時に、...の意識も*閉じた*]
[...が訪れた場所は、昨日も訪れた書庫。
迷うことなくその扉を開ければ、いつもと変わらない司書が笑顔で出迎えてくれる]
おはようございます。
――えぇ、何時までも迷い人の振りなんてしていられませんしね…。
[くすり。笑みが零れる]
それはそうと見合いが始まったことで、何か情報って手に入りましたか?
[椅子を引いて。腰掛けながら訊ねる。
据わると同時に耳打ちされる情報に、ピクリと眉を動かし]
それはまた…何というか…。容赦無いんですね…、アーヴァインさんって…。
[溜め息を一つ漏らし、天井を見上げれば、困ったように微笑み]
悪いのは、アーヴァインさんただ一人になってくれれば…良いんですけどね…
[ふぅっと長く息を吐くと、書庫の奥へと足を*進めて行った*]
―部屋―
[戻った部屋]
[ため息を吐き出すと、地図を見る]
先刻、あいつが出て行った場所は……此処。此処へは……さて、隠し通路内で繋がっているかな
[自らの書いたものと、この屋敷内にもともとあったもの。]
[照らし合わせて思案する。]
行ってみるべき、か?
道が見つかったら、……皆で逃走出来るだろうしな。
あいつらは受け取ったら姿隠すだろうが……情報の伝達が不十分だしな、この屋敷。
裏切れるわけねえと思わせて
[呟きは総て口の中で踊る]
そうと決まれば……行くか。
[手元には二枚の地図]
[隠し扉を潜り、隠し通路の中に。]
……こっち、か。
[頭に叩き込んだ地図のとおりに、道を進む。]
[壁に手をつくのは……]
[とても、危険、だ。]
[...はベッドから身を起こし、その場所が今まで居た屋敷の部屋とは違うことに気付き飛び起きる]
――まさか、見合い会場!?
[常とは違う速さでベッドから出て使用人の一人を捕まえて現在地を言わせる。それが自分の考えている場所であることを確認して…]
――ふふふ。
契約を反故にしますか、えぇ…貴方の心は良く分かりましたよ、アーヴァイン!!!
[...は使用人が豪奢な衣装を持ってきているのを見て顔が引き攣る。]
それを、下げてください…。
まだここには人が集まっていないでしょう?
パーティをするには、まだ人数は少ない。
人が集まってからの方が楽しいのではないでしょうか?
[口調こそ柔らかではあるが、絶対行くか!という気迫をもっていい、使用人はアーヴァインの確認を取るために下がった]
――書庫内――
[幾重にも立ち並ぶ本棚から...は、一冊の古びた本を取り出す。例のアーヴァイン家の言い伝えを綴った本。
その本を一ページずつ丁寧に捲っては文字を辿る作業を繰り返していた所、彼の目はある一節でふと止まる。]
アーヴァイン家の…出生の…秘密?
[思わず口にしては、指は動きを止める。視線は文字列へと釘付けになり、読み進めていく内に深い溜め息が口許から吐き出される]
…何これ?――魔法によって伴侶となった男に子が授かるって…錬金術も真っ青な話だよね…。
しかも…?その魔法の効力を試す為に生贄を必要とするって…。――…一体どれだけ他人を不幸にすれば気が済むんだろうね、この家って…。
[眩暈を覚えて、思わず本棚に寄り掛かる。湧き上がる記憶と微かな疑惑に目を逸らしたくなって蹲る。]
…大丈夫…。まだ…そうと決まった訳じゃないし……うん…大丈夫。
[自分に言い聞かせるように、何度も何度も同じ言葉を繰り返し呟いた。]
書庫、よってくかな。
[からくりの本を思い出す]
[原理などもきちんと載っているかもしれない。]
……からくりの基礎をしりゃ、脱出もしやすいだろうし。
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