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[...は集会所の扉をゆっくりとあけた。]
こんばんわ、○沢家政婦紹介所から参りました、セリアと申します。
呼びにくければ「セリちゃん」でも「せつ子」とでもお呼びくださいませ。(※えつ子はだめです)
ご家庭のトラブルを、ひっかきまわs・・・いえ、すてきな方向に解決させて見せますわ。
[...エプロンのすそを持ち、そっと軽く会釈した。]
さて、そろそろ出番ですかね。
今夜のディナーは…野菜たっぷりのドライカレーでも用意しましょう。食欲がない方もこれで元気出してくださいね。
食後は口直しに桃のカクテルを用意しますよ。
その後はお好きなものをご注文ください。
ウィル坊っちゃんはいつものヤツでよろしいですか?(笑顔)
oO(非常に悲しいお知らせとして、ユーリーお坊ちゃまに「チャッカマン」の存在をお伝えした方がいいのかしら・・・。もはや旅館の仲居も御用達の風情のない一品。
・・・ううんダメよセリア、青少年の夢を踏みにじるようなマネは(うずうず))
皆様ごきげんよう、これから完膚なきまでにご奉仕致しますので、よろしくお願いしますね。
ああ、いつものいただこうか。いいかげんレシピを教えてくれてもいいと思うのだがね。いずれにせよ、きみの腕はかっているのだし。
だが、参ったな。ロベールにしてみたら、私はいつまでも坊ちゃんなのかい?
ふふ。まあいい、酒を飲めるようになってからのほうが、きみと話すのも楽しくなったよ。
可愛いメイドさんがいらっしゃいましたね。
よかったら、食事の準備を手伝ってくださるとありがたいです。やはり可愛い女性が食事は運んでくれたほうが嬉しいと私は思うのですよ。はい。
ウィル坊っちゃんはいつまでも坊っちゃんですよ。ええ。そういうのも私のこだわりです。
ローベル様も頼もしいですわ、セリアお料理はまだまだ修行中ですの。お勉強させていただこうっと。
>ウイリアム様
はい、なんでもチャレンジですね。
いつか出会う本命ご主人様の為に「何も恐れず、これでもかというほど」尽くすメイドでありたいですわ。
これに赤ワインのカクテルと、あと、つけ合わせにプチトマトとクレソンのサラダ…と。
って、セリアさんに運んでいただこうとしたら、いってしまいましたね。
ま、じゃ、今日まではむさ苦しい私で我慢していただきましょう。
他のみなさんもどうぞ召し上がってくださいね。
ただいま〜。
人が段々集まって来てますね。賑やかなのは大好きだから嬉しいな♪
ロベールさん、お昼は御馳走様でした。とっても美味しかったですよ。
ウィリアムさん、夕べはご親切に部屋を案内して下さったのに、私ったらお礼も言わないまま眠ちゃって…ごめんなさいでした。
みなさん、いらっしゃいませ。
クロウ様、リュー様もどうぞ、召し上がってください。
いや、大丈夫ですよ。きっとうまくなりますよ。
それと、男の料理と女性の料理は違うのです。ええ。女性が将来旦那様に作る料理には男は絶対敵わないものなのです。はい。
そしてまた良い香り…。
あ、クロウちゃん。私も同じく花嫁修行頑張らなきゃ…。そうだ。一緒にロベールさんに色々教えて貰おうよ。
メイドさんもこんばんは。張り切り過ぎて、疲れないように気をつけて下さいね。
なかなか良い匂いがするじゃないの。少し仕事の前につまんでおこうかしら。
ロベール相変わらず口が上手いことね。さっき顔を真っ赤にした女の子が凄い勢いで駆けてったわよ。
カクテルいただくわ。ついで。
リューもクロウも気が早いのね。花嫁修行なんて、まだ誰かに恋したこともないんじゃないの?
それとも誰かお目当ての相手でもすでにいるのかしら?
[くすりと笑みを浮かべながら二人に話しかけた]
こんばんは、相変わらずノーマ様は手厳しいですね(笑)いらっしゃいませ。
しっかり食べたほうがよいですよ。どうぞ。
そして、さすがですね。ええ、そのとおりです。花嫁修業よりも恋のほうが料理の腕はあがるかもしれませんね。
ロベール、こんなにはいらなかったんだけど。
[思ったより大目に出てきたドライカレーに目を細くしたが、昨日ここに来ていてから食事をしていない事に気づき、苦笑しながらスプーンを取り出して口をつけた]
有難くいただくとするわ。
12人目、猫娘 ミーア がやってきました。
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