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[瞳を輝かせ、ぱくつくメイの様子を眺めていたが、
次いだ言葉に少し惚けた青の双眸をゆっくり瞬かせ]
…………ん。
[微かに声を零すも、口端に残したチョコレートを認めれば、
すいと顔を近付けて舌の先で其れを舐め取り、僅かに離れて]
…これで、いい…よ?
[緩々、顔を斜めに傾け青を揺らしながらそう返す]
>>645
[そんなカミーラの呟きを耳にして]
だって、そりゃあれだ。
男の浪漫というヤツなんだ。
[...も湯船に入ると、カミーラを抱き寄せて呟く]
[近寄ってくる顔にチョコバナナを差し出そうとするも
更に顔が迫るのに差し出す手を止めきょときょと瞬き]
…え?
[桃色の唇から問う声が零れる頃には湿った温かい感触
僅か離れた青の瞳を凝視してぱちぱちと忙しなく瞬くも
視界の端で濃い青の髪が揺れていたが気付く筈も無く]
………え?
[ぱちり]
[瞬いて]
[瞬きも忘れて見開かれた碧い双眸は只ゆらり揺れる]
>>648
……。
暗いところと明るいところじゃ、全然意味が違うんだ。
[顔を水鉄砲で濡らされつつ、大真面目な顔で答える]
[落ち着きない少女の挙動を不思議そうに見遣り、
蕩けた青の瞳は再び瞬かれ、手は自らの口許を拭う]
……………?
[全く自覚の無い様子で、そっと、碧い双眸を覗き込み]
メイ?
[変わらず掠れた声で名を呼んで、大丈夫?と問い掛け]
[覗き込まれても碧い瞳は焦点を結ばぬ硝子球
掠れた声に名を紡がれ漸く瞬きを思い出して]
あ………
[間近に迫った侭の顔に耳まで淡く染まって
僅か身を引けば慌てて幾度もこくこく頷き]
大丈夫、大丈夫、うん、大丈夫、ありがとう!
…早く………帰ろ……
[声は尻すぼみに震え勢い良く顔を逸らし
碧い髪に隠された内で碧い瞳は揺れるか]
>>654
……。
い、いーじゃねーか、どうしようと…。
[目をそらしてつられて顔もそらして、ついでにぶくぶくと鼻の下まで湯に浸かって]
>>657
ぶくぶくぶく…。
[ひとしきり湯に沈められた後、ざばっと飛び出て]
うるせー、男はみんなそうなんだ!
俺だけじゃねー!
[開き直り]
……………?
[身を引いて顔を逸らされれば彼も離れて、
些か納得のいかない様子ながらも一つ頷き]
メイ、風邪?
[淡く朱に染まる耳を見て問い掛けるのは、
大きな子供と言われても仕方ないだろうか]
[其れでもゆるり、一歩、足を先へと踏み出そうと]
>>659
[ぷるぷると頭を振って水を飛ばすと、不機嫌な顔になって]
…じゃあ、ナサと付き合えばいいんじゃねーの?
[カミーラから手を離すと、ジャグジーの対岸に移動してそっぽを向いて]
[重ねて見当違いな方向へと問い掛けられ
緩緩と首を振るも絡めた腕から力は抜け]
風邪は…引かない………から…
[嚔にぴくりと身を竦ませ震える白い手]
………
[帰ろう?と俯いて小さな声で繰り返す]
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