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[マスターの気配がする方へと急ぎ走る。
まだ魔力の流れがある…ということは最悪の事態にはなっていないという事だ。
それが安心感と共に一刻も早くという焦りも齎す。]
【無事でいろよ…?】
[そして、キャスターがたどり着いたとき…倒れていたのは沖田だった。]
[予想外の反応を経て倒れ込む沖田の挙動を見守る。
――と、令呪を通じて、キャスターが近付く気配を感じた。
振り返ると、確かに己がサーヴァントの姿が視界に飛び込む。]
お爺ちゃん!あいつをやっつけたんだねっ!!
さっすがお爺ちゃん!!
[見慣れた顔を前に、張り詰めていた緊張感が緩んだ。]
…弱ってるとは思ってたが、お前にやられるほどとは思ってなかったな。
[セイバーとの同化を解いた事で人並みになっていると予想をしていたが、それでも封印指定クラスの力は残していると思っていた。
それがまさかここまで弱っているとは完全に予想外だ。
……アーチャーが最後に何かしたのだろうかとも思うが、今となっては答えなどわからない。
今重要なのは…もはや戦う相手はいないということだ。]
ああ、もう俺以外にサーヴァントはいない。
あとは……聖杯を手にするだけだ。
沖田は死亡したので放置で進んでいるかと思いきや今進んでいるみたいで。美貴の中の人が睡魔で死に掛けてます。
[瀕死の沖田をちらと見やる。
何故攻撃を甘んじて受けたのか、その表情からは推し量る事もできない。]
失礼しちゃうわね。
アタシだって、やればできるんだから。
[キャスターの言葉に軽口を叩く余裕を取り戻すが、その先を想像して口篭もる。]
聖杯を、……アタシたちは、手に入れる資格を勝ち取ったんだよね……?
そうだ、セイバーから聞いた…アーチャーも既に居ない。
そしてそこの沖田もセイバーを失った。
この聖杯戦争の勝者は紛れもない、俺たちだ!
[不安げに聞き返してくる美貴にキャスターは微笑んでそう告げた。]
[勝ち誇るように告げるキャスターの言葉を目の当たりにしても、それが宗冬やマリアの犠牲の上に成り立ったものだと思うと素直に喜べない。
――が、喜ばない事こそが敗者への冒涜だということを、目の前のマスターが身をもって教えてくれた。
胸を張ってサーヴァントに告げる。]
行きましょう、お爺ちゃん!
ああ、行こうマスター。
[美貴と共に奥にある聖杯へ。
しかし、そこにある聖杯は想像していた物とは違い…黒く染まっていた。
解る、あれは呪いだ。
どのような願いにも形を変える無色の力たる聖杯が、呪いによって黒く染められている。]
ちっ…マスター。
令呪は残っているな?
[舌打ちをして横のマスターへと呼びかける。
キャスターの持つ魔法のひとつ…”解呪”
だが自分の魔力はもはや残っていない、あれほどの物を解呪するとなると宝具使用時の能力が必要だろう。
ならば、外部からのブーストに賭けるしかない。]
[キャスターに続いて進むと、目の前には空に感じたのと同じ禍々しさを撒き散らす存在。
キャスターの言葉に頷き、令呪に魔力を流し込む。]
新条美貴の名において、創世の魔術師ワイナミョイネンに命じます。
“貴方の全力を以ってその澱みを消し去りなさい”
[右手首に宿る回路が例外の魔力を生成し、パスで繋がる相手に流れ込ませる。]
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