情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
………シャーロットが刺されたァ?
[ヒューバートの言葉を聞き、天を仰いだ。]
………なんなんだ。そりゃ。
刺された……ってことは、殺人事件かよ……
ここ数日で何人死んでるんだよ……ったく!
何が起きてンだよ一体……
違う…違うぞ!
[黒焦げの遺体の上に揺らめく炎は、何かを囁く。]
我々は、貴様ら白人にYESの票を投じるだけの、
何も感じない機械じゃあないんだよ!
[無念の慟哭のような。]
貴様らは、我々を虐げ時には駒として利用し、
その繁栄の礎に組み込んでいったじゃあないか。
我々も、ハピネスを感じたかっただけなんだ。
同じ人間じゃあないか。その権利はあるだろう。
[言い訳のような言葉。]
眼を潰されたら、白人の眼を潰してやる。
歯を折られたら、白人の歯をへし折ってやる。
彼らが、我々の血肉を以て礎に組み込むなら、
我々は貴様らの体を以てハピネスを感じてやる。
うちの猟犬は人を襲ったりはしないよう訓練してある。大丈夫だと思うよ。
ウルフハウンド、という猟犬でね。
狼を狩ることもできる頼もしいやつさ。
もっとも、私の飼い犬というよりは、父の飼い犬なんだが。
シャーロットが犬がニガテだったものだからね……
[ヒューバートの言葉が冗談だと思いたかった矢先にナサニエルが復唱するかのように口にだす。
目の前が一瞬見えなくなった]
…そ…んな…
…いつ……どこ…で…
シャーロット……
[私の腕の中で次第に温度を喪っていったその時を思い出す。
哀切に表情が歪む。]
……すまない。
ああ、そうなんだ。
深い刺し傷が元で今は……
[安置所にいる、とやっと言葉にした]
当然だ。そうだ、当然じゃあないか。
[開き直った囁き。]
我々のボディとマインドが、貴様らのハピネスに
使われてきたのなら、同じようにされるべきなんだ!
やられたら、やり返されるのが世の摂理。
我々は、ハピネスを求めた狩人なんだ。
そんな哀れな狩人を狩る狩人だけが、
イイ目を見る社会なんて、許されるべきではない!
[力強い、本当に力強い演説。]
ハピネスとリバティを求め、志半ばに
監獄や墓場に散った同志よ!
今こそ立ち上がれ!!許されてはならない。
やっと認められた、我々黒人の価値さえも
その芽を摘もうとするこの間違った社会を許すな!
[ネリーの主人も行方不明だと言う。
家を荒らされたと聞き、やはりという思いが胸を過ぎった。]
『これは異常だ──…。』
[ざわざわと危機感だけが募る。
ヒューバートとハーヴェイの招きにはしばし逡巡し]
……すみません。
お言葉に、甘えさせて下さい……。
[しかし一人で居る不安には勝てず、申し訳なさげに頷いた。]
我が無念の、魂のエレジイを聴け!
願わくば、我々による我々のためのレクイエムを
ともに歌おうじゃあないか。
[悲哀と抵抗に満ちた、そんな言葉が*溢れ出す*。]
僅かに残った、ハピネスのための芽を摘まないように…。
[どうしようか悩む。ネリーにはする事が多すぎる。ボブの行方、シャーロットやイアンの事。もしかすれば自分の身も危ないのかもしれない。]
あの、私はどうすればいいでしょう…
ウルフハウンド……?
[それはどんな犬種だったか。
以前叔父に見せて貰った記憶を引っ張り出す。
確か、比較的愛らしい容姿の犬だったように思う。]
…はい。
でしたら、途中で家に寄って頂けますか?
父の洋服を持って来ます。
[少し安心して、頷く。]
ありがとう、ソフィー。
そうしてくれると、私も安心できる。
君に何かあったら、イアンに申し訳が立たない。
[ハーヴェイの言葉には]
折角うちに来てくれるのに無用の心配を煽ってしまうことになりそうだが、うちは警備は厳重とはいえないんだ。
敷地と建物の広さに比べると、使用人が随分少ないものでね……
ボブに何があったかは想像もつかないよ。
[娘の訃報を告げるヒューバートの辛そうな表情には]
ヒューバートさん……。
[慰めの言葉が見つからず、哀悼の意を示すべく瞳を伏せた。]
ネリー、ボブがすぐ戻ってくる宛がないんなら、しばらくうちに来てはどうかな。
来客が増える分、手伝ってくれる人がいると随分助かる。
もちろん、給金も出すから。
――雑貨屋――
[ソフィーにそれとなくイアンの状態を尋ねたわたしは、逆にソフィーから思いもよらない質問を投げかけられた。]
昨日の朝…此処に…?
[彼女の声は小さく、まるで誰にも聞かせたく無いような雰囲気を纏っていて、つられて私も小声で聞き返す。
そして記憶を辿る――
昨日の朝…それは……]
[しかし返答に困り始めるより先に、ソフィーはわたしに対する質問を切り上げてしまう。口を噤む彼女にそれ以上深く口出しする事も無いだろうと思ったわたしは、お茶を濁すように曖昧に相槌を打ち、その話は無かった事にした。]
旦那様はどうなってるか…動物達も残っているから時々様子を見に行かないといけないのですけれど…それでもいいのなら、少しお邪魔してもいいですか?
そんな、給金は別にいますぐは…!
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新