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[紡がれる一つ一つの言葉に青を見詰めた侭に碧い瞳は揺れ
月光に照らされる銀世界に埋もれそうに白い頬は淡く染まり]
[ふわり]
[零れる白の結晶はけれど砂糖菓子の如き微笑みに解かされ]
――嬉しい。
ナサニエルが、大好きなの。
ナサニエルと、一緒が、良いよ。
ナサニエルの、傍に、居るよ。
…ごめんね………ありがとう。
[何時かと同じように謝罪と感謝を同時に述べ白い手を伸ばし]
[少女の浮かべる微笑と伸ばされる白い手に、
青の瞳を緩やかに瞬かせ、ゆらり、揺らめかせて]
…………うん。
[彼の手は、そっと、少女の手に触れて]
メイ。
[口唇を微かに震わせて、名を呼ぶ]
[外気に冷やされて尚も触れ合った手の温かさに睫毛が震え
けれど白い手は其の温もりに微かに熱を帯びていくようで
揺れる青を覗いた碧い双眸は柔らかな弧を描き細められて]
…ナサニエル………大好き。
[桃色の唇からは粉雪みたいにふんわり言の葉が零れ落ちる]
[白い手に触れた瞬間、微かに手は、震えただろうか。
青の瞳を、一度、瞬かせ、其れから、柔らかに細めて]
うん。
[片手を背に回し、少女の華奢な身体を抱き寄せる。
壊れる事を怖れてはいたけれど、堪えきれずに、強く]
[抱き寄せられるのに温かい胸元に白い頬を寄せ吐息を零し
加えられる力に白い両の手は遠慮がちに其の背に回される
自分の名を紡ぐ優しい声が鼓膜を擽ればそうっと顔を上げ]
…ん?
[囁かれる言葉に桃色の唇は綻びけれど直ぐ額を胸に押し当て]
………ん…ありがとう。
ナサニエル、大好き。
[其の背に回した腕に微かに力を籠めてきゅうと抱き締めて]
[直ぐ傍に在る碧い髪を、指の先でそっと梳いて。
少女からは見えぬ彼の口許は、自然と笑みを象る]
…ねえ、メイ。
君が、あたたかい、って…思うのは…、変、なのかな。
[目蓋を下ろし、少女をより近くに感じながら、呟く]
俺にも、奇跡は…起こせるの、かな。
…メイが、解けない、ように…一緒に、居られるように…。
[髪を梳かれればこそばゆいのか背に回された腕が微か動き
何時もより近く響く声に仄か白い頬の染まる顔を持ち上げ
ゆらり揺れる碧い瞳は伏せられた目蓋の奥を覗き首を振る]
…解らない。
お婆ちゃんは、人間に恋しちゃいけないって言ってた。
恋したら解けちゃうのかと思ったけど、解けなかった。
[思案気に視線を彷徨わせ暫くの沈黙の後に再度視線を戻し]
其れに………
奇跡は起こったけど、お父さんは気付かず、眠っちゃったんだよ。
ナサニエルが眠っちゃったら、哀しいよ。
[少女の紡ぐ言葉を聞けば手は止まるも、
離れる事は無い儘に、ゆるり、首を傾げ]
…………そっ、か。
[続く言葉には、ん、と小さく声を洩らして]
眠らない、よ。
たとえ、眠ったと…しても、…起きるよ。
…………メイが、いるから。
[呟くように言えば、未だに暗い空を見上げ]
…散歩、長くなって…ごめん、ね? …戻ろうか。
[眠らないと聴けば小首を傾げゆるり瞬き青を覗いて]
………本当に?
ナサニエルが、起きてくれるなら、願っても良いのかな。
神様なんて信じないけど、奇跡を願うくらいは赦されるかな?
[倣うように顔をあげ胸元に頬を押し当て空を仰いで]
ん、遅くなっちゃったね、戻ろう。
[視線は青へと戻され静かに見詰めてふんわり微笑み]
今日はもう遅いから、集会所へ。
明日は、一緒に、家に帰ろう?
[名残を惜しむようにきつく抱き締めて身を離そうと]
…俺は、大分…長く、眠っていた…みたいだし、ね。
[覗き込んで来る碧へと返す台詞は、僅かに冗談めいて]
…うん。
でも、ね。メイ。
[微笑む少女に頷くも、緩やかに顔を斜めに傾け。
彼の手は、そぅと少女の頬に触れ、白い肌を滑る]
あの家には、義父さんが、居て…想い出も、沢山、ある…けど。
…今の、俺には、…メイの居る所が…
[帰る場所なのかもしれない、と囁く声は矢張り小さく。
けれど微かに口許を綻ばせれば、そっと身体を離して]
…………行こう?
[少女へと、*手を差し出す*]
[其の声音も口調も少しずつ輪郭が鮮明になっていくようで]
そうだね…
[ふんわり微笑み傾けられ揺れる濃い青に倣って小首を傾げ
頬をなぞられれば青を覗く碧は獣のように細められていき
白を取り戻し始めた頬は再び仄かに染まり視線を逸らすか]
…ん。
[紡がれる言の葉が嬉しくて漸く一つ音を返しこくりと頷き
身を離し差し出された手と青を見比べて緩緩と首を振れば
青を覗き微か悪戯な気配の漂う砂糖菓子の微笑みを浮かべ]
うん、でも、ナサニエル、怪我してるものね?
[小首を傾げ囁けば其の腕に華奢な両腕を絡めて*集会所へ*]
……なんてまあ冗談はさておき。
朝来たら詰め所から出られると思ったらまだだった。
集会所の人たちが子作りに精出しているので
お料理たっぷり作ってきたわ……遠慮せずどうぞ。
つ【林檎ゼリー(唐辛子ぶっかけ)】
つ【赤いアイス(唐辛子ぶっかけ)】
つ【赤飯(唐辛子ぶっかけ)】
つ【赤味噌汁(唐辛子ぶっかけ)】
[...は料理を一通り集会所に送って満足すると*出かけていった*]
あれー?え、何?
スノーストームのため祭りの開催延長?
ま、いいけど。
[...は倉庫から炬燵を運んでくると、みかんを盛ったかごを置き。
一つ食べると欠伸をして、こたつむると*昼寝*]
[目を開けて、すぐにカミーラの姿を確認する。
自分の腕の中で、自分の二の腕を枕にしてすやすやと眠るその存在。…ただし少し疲れたような顔で。
髪を撫で、頬に口付けながら]
…大丈夫か…な?カミーラ。
…ついでに俺の命も。
[カミーラを心配しつつも、自分もちょっと心配だ。
結局、カミーラが気を失うまでやってしまった。
自分の抑えの効かなさには、大いに反省すべきだなと思いつつ]
その気がなくてもその気にさせちまうカミーラが悪い。
[無理矢理そういうことにしておいて。
起こさないようにゆるりと抱く腕に力を籠め、寝顔に呟く]
愛してるぞカミーラ。
もう…春を別れの季節にはしない…。
[そうして、再び目を瞑り*]
[もそもそと起き上がって]
お昼ごはん…。
[テーブルを見ると、けんちん汁とおにぎりはそのままに。
台所へ運ぶと暖めなおしてコタツに戻る]
いただきます。
雪、やまないのかなぁ…。
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