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[流れ続ける水と、自分の魔力。破片にあたった部分から、水は蒸発していく。いつまで体力が持つかわからなかったが、その手を止めるわけにはいかなかった]
この程度で済んだのだから、よかったというべきか。
[どこかで水道管が外れたのか、次第に水の勢いが弱まってくる。そして同じように空から降る破片も収まってきていた]
そろそろ、大丈夫だろうか。噴水もなおさないと。
…ああ。
魔力切れか、もしくは宝具を放つ直前に致命傷を負ったのかは分からないが…。
[流星と巨大な刃が消えた空を見詰めながらマリアの問いに答える。]
……威力が弱まっていたとはいえ、アレを切り裂くか。
面倒な相手だ。
・・・・・・
[アーチャーの動向を気にしつつ、久子の言葉を受けた]
負け、か。これが君の望んだ決着か。
仮にも魂で繋がったマスターであっただろうに、ランサーはさぞ無念だっただろうな。
君はランサーを裏切った。それも最も酷い方法で。
[呼吸を整えながら]
確かに、あまり君の事をいう権利は僕には無いだろう。だが、君は僕の破壊に対してさらなる破壊で報復しようとした。
恥じることは無い、きっと人間はそういう生き方しか出来ない生き物なのだろう。
[ゆっくりと、ガトリング砲が掻き消える。
…なんだ、自分も、消耗しているのか。
それとも、こんなもの戦闘じゃないと、自分が認識しているからか。
何もしていないも同然だと言うのに。]
く、く。
[自嘲する。]
あぁ、ランサーよ。
すまなかった…楽しませられなくて。
お前を、殺せなくて。
ヴァイナさん、今のは……?
[面倒な相手、という言葉に自然にそんな疑問が口から出た。
キャスターは知っているのだろうか。
あの技の主を。]
[全てがおさまった後、魔術を解き、自分で壊した噴水へと歩いていく。周りの人々を見回す。今起こったことをうまく理解していないのか、おさまってから方々へと逃げるように散っていく。
辺りに散らばった破片を見つめ、手をかざした]
Revenez a la place originale.
[破片が消え、噴水が元の姿へと戻る。
辺りをもう一度見回し、公園の方へと歩き始めた]
裏切り?
そんな奇麗事、あなたがいうなんて。
私とランサーは敵同士なんだ。
裏切るも裏切られるもありはしないよ。
私は私の使える力を使って事をなそうとしただけ。
そういえば力のうちの一つはあなたがくれたものだったね。
[久子は避けようのない彼女にとっての世界の終わりが近づいていることを感じつつ話していた。]
…話したい事があるって言ってただろ?
ヤツ…あの刃の持ち主は、この聖杯戦争における"八騎目"のサーヴァント。
セイバーを吸収し、その力を得たマスターでありサーヴァントでもある存在。
世界の滅亡を願う…俺の敵だな。
[マリアに歩み寄りながら、ゆっくりと説明する。]
・・・・・・
[アーチャーはどうやら戦闘継続の意思はないらしい。
彼もライバルを失った感傷に酔っているのだろうか]
悪いが、また改めて挨拶をさせてもらうぞ。アーチャーのサーヴァント。
[久子のほうを振り向き]
君は、この戦争の行方を見守る義務がある。
行くところがないのなら、教会で保護する。ついて来い。
公園の方角だった。
それに、あの一瞬出た剣の形をしたものはいったい。
剣だから、セイバーのもののはず。沖田敬一郎……。
[呟いて今から向かおうとする、*公園の方を見つめた*]
あぁ……"沖田敬一郎"ですわね。
私のマスターが、彼からそういった話を直接聞いているようです。
彼は尋常な存在ではありませんわ。
とても危険な存在ですわよ。
・・・・・・
[その彼女の言葉に、自分の中の逆鱗のようなものに触れたような感覚を覚えた。
その直後、沖田は久子に近寄り、その頬を叩いていた]
・・・・・・
[分かっている。それは矛盾だ。
ランサーは彼女と敵対するように仕向けた。力も与えた。
彼女がその力をどう行使しようが、もとはといえばそれは自身の蒔いた種であり否定する所は何も無い。
だが、脳裏にかすめる生前の自分と重なる。
ただ武器の一つのように扱われ、全てを奪われた自分と]
・・・・・・ すまない。確かに君の言うとおりだ。
殴って悪かった。
ああ、危険だな。
そしてそれ以上に、俺はアイツが気に入らない。
[真剣な顔で静かにそう継げた後、キャスターは思い出した様に苦笑いしながら謝った。]
そういや、ごめんなマリアちゃん。
ランサーとの会話の時…あんな風に俺の真名なんか知りたくなかったろ。
ほら、マリアちゃんそういうところ真面目そうだし。
[気力を振り絞る。
右手にだけ、再び銃を握る。
その銃を見つめる。
…こいつには、嘘はつけない。]
あぁ…、沖田敬一郎よ。
[近付き、しかし、通り過ぎる。]
俺も、この銃で、世界中の人間を撃ってやりたい。
そう思うぜ。
…自分自身で、な。
[左手の中指で、眼鏡をつり上げる。]
気にいらねぇよ。
お前ら、強いんだからさぁ。
やるなら、全部自分の力でやれよ。
聖杯の力を使って望みを叶えようとする、てめぇらの存在自体が、あまりにもくだらねぇよ。
その程度の意思しかねぇ奴が、生きてる意味なんぞ、何一つない。
必ず、お前を、殺してやる。
楽しみにしてろ。
[今の俺じゃ、負け犬の遠吠えだが。]
・・・・・・
[アーチャーの声に振り返る]
中々、見所はあるようだな。
だとしたら今真っ先に撃ち抜きたいのはこの俺という事になりそうだな。
いいんですのよ。
[真面目だから、と言われて苦笑を浮かべた。]
私、忘れっぽいんです。
もう、忘れちゃいましたから。
ね、ヴァイナさん。
私を殺さないの?
義務?
[意外な言葉に言葉を詰まらせると同時に頬を叩かれる。]
!?
[痛みよりその人間くさい反応に驚く。
…湧き上がるよくわからない感情…]
よくわからない…けれど私にその義務があるというなら。
ハハ、そっか。
忘れたなら仕方ないよな。
[マリアの言葉に思わず吹き出す。
なんか久々に、楽しくて笑った気がする。]
ホント昼といい真面目になる事が多かったからなー…。
ったく、俺は真面目とか苦手なのにさ。
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