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[自らをニナと呼ぶ、少女は吸い込まれそうな丸い瞳をしていた。]
──…そうね、一緒なのね。
縫い跡…──。
あなたも誰かに殺されてしまったのね…。
[痛みをやわらげようとするかのような、ニナの行動とその無垢な涙に、私は言葉を失う。]
ありがとう、ニナ。
あなたの言葉……、聞こえてる。
私はきっと、生きてる人と死んでる人の間くらいに居るのね。
[柩の蓋を閉めてしまう事が出来ずに、*呆然としたまま*。]
[唇の奥を舌で弄ぶ。
その壁は、人工的な造りの――否。それには目をつぶる。
ネリーの背中に掌をあてがい、そっとなぞり、爪を立て――冷え固まった赤い蝋を削る農耕機のごとく、白い筋を描いた。]
[唇の奥を嬲られる感触。何年も強硬に拒否、隠してきたぶん久しぶりの柔らかい肉の感触。
四つん這いの姿勢になる。三つ編みや首輪の鎖が揺れる。
ナサニエルの爪を感じている。]
[爪を立て、指先を背中の向こうへと進める。
床に胡座をかいているナサニエルの腹部あたりにネリーの顔を置き、膝まづいた姿勢で背中が傾斜するようにしてやる。]
………で、ここ。
どうなってンだ?
[ニヤリと笑い、尻尾に手を伸ばし――ゆっくりとそれを出し入れする。]
─寝室─
「あなたにあげる様な血も肉も持っていないの。」
[不意にステラが何かを投げつけてきた。
それを視認し、咄嗟に避ける。
昔、硫酸の壜を投げつけられた経験があったのが仇になった。フェイントと分かっていても、目が一瞬そちらに行ってしまう。]
[その隙に女は部屋の外に逃げ出していた。]
―車内―
悪いね。あまり時間はかからないと思うが。
[そう云って、ステラの住所を思い浮かべながらハンドルを切った。]
[なぜだろう。
なぜ、こんなに胸騒ぎがするのだろう。
不意に、マリアンヌ・ファイスフルの歌声が、そう、ステラのことを思い浮かべた瞬間にかかったせいなのだろうか。]
や、ああ、んんいぐ……
それは、私の尻尾です……動かさないで…
[尻尾…を掻き混ぜられたのは久しかった。
急速に刺激させられ、ネリーは「やめて」と哀願した。]
[舌打ち。]
[だが、男と女の歩幅の違い、まして速度に勝る人狼と常人並の体力しかない「血族」ではそもそも勝負にならなかった。
ステラが階段に差し掛かったところで追いつき、手を伸ばし腕を掴もうとした、]
[その時]
「やめて」?
………やめるハズ、ないだろ。
[余裕の笑みを浮かべて、その尻尾を出し入れしてみせる。小さく動かし、沈黙し――そして深く、強く押し込む。]
………で、こっちは?
[空いた片手の指先で、ネリーのニプレスを強く捻った。]
先生…今、あの家から何か聞こえませんでしたか?
[住所を調べるヒューバートを横に、何か嫌な気配を発する家。
そのせいか、またやや青ざめながら、その家を見つめた。
確かに聞こえた。女の叫び声]
あ…う…あ…!
ああああひっ…ああ…!
[声を出すとボールギャグがまた来るからかと思ったのか、中途半端な言葉、喘ぎ、嬌声が漏れ、手足を動かす。
しかし歯を隠すためのボールギャグや、或いは手錠が欲しいとも言えず。]
自らの意志に反して開閉する尻尾を刺激させられ、誘うように揺れる胸を絞られて声にならないうめき声をあげる。]
なんだって――!?
[それは確かに、ステラの声だった。
厭な予感が的中したことに背筋が震える。]
ステラ!!
[短く叫ぶと、急ブレーキをかけ、その家のすぐ側に車を滑り込ませた。車が停まる間もなく、運転席から転がり出る。]
ステラ!!!
[半ばうめくような嬌声をあげるネリーの背中を見て、ナサニエルはふと笑う。]
………で。
[ネリーの上体を起こしてやり、露になった胸に手を添える。ゆっくり、柔らかくそれを弄び、その先端に唇を寄せ――歯を立てる。]
じゃ、そうだなァ……
ネリー。
お前が欲しいモノをその口で言ってごらん?
[尻尾を入れた口とは違う孔に手を伸ばし、その入口を、くちゃりと音を立てて弄った。]
……こっちの口、よく動くくせにマトモに喋ンねぇからさ。
[鈍い音と共に、ステラの身体が1階の床に叩き付けられた。
そのままぐったりと四肢を投げ出し動かなくなる。]
[しばらく階上で立ち尽くし、横たわるステラを眺めていた。
彼女は死んだのだろうか?
それを確めるために、ゆっくりと一段ずつ段を踏みしめて、階下へ下りていく。
ギシリ、と階段の板が鳴った。]
ちょ…先生!
[ビンゴでステラ宅だったらしく、血相を変えたヒューバートが駆け出していく。
何故あんなに血相を変えて、と言うべきか、先生と呼んでいたステラを呼び捨てにするのが不思議だったというべきか]
[ステラを跨いで下り、改めてステラを観察する。
壊れた人形の様に横たわる、彼女の胸が浅く上下しているのが見て取れた。
その傍らにしゃがみ込み、喉に手を当てると、彼女の唇から呻き声が洩れた。
目蓋がぴくぴくと痙攣し、長い睫毛が震えている。]
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