情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
『Morgan Ustumi = S∴T∴ Iesod 』
謝らなければならないね、Iesod.
ボクはHodではない。
[崩壊]
[崩れゆくClosed Space. 3体の王は消える]
[伸びをして目を閉じようとしたとき、ゴーグルがずれ落ちる。地図の記録が、映し出されていた。時間は過去。場所は、Closed]
……おじい、ちゃん。
[09の光点が、じわりと消えていく。傍に、3つの光点があった]
おじいちゃん、メガロポリスを護ろうとしてた。二つはKotとおいちゃんだから、違う。おいちゃん信じすぎるのもどうかと思うけど。
この状況を作り出したのは、トビー?
[誰に聞くわけでもなく、口に出す]
嘗て、Underの遥か底/最底辺で人間を見つけた。
それが、Hodだ――。
ボクは単なる緑の獅子。
かといって、Hod/Alchemistでない訳ではない。
『実行しますか?』
[頷く]
あたしひょっとして、馬鹿にされてたのかなー?
これでも、人を見る目はあるつもりだったんだけど。人生経験には敵わないってやつなのかも。
トビーがそうなら、あたしを殺しにくる?
不可侵領域に行く為に。
[ぼんやりと表情は消えて、暗がりの中、僅かな眠りへと、*落ちた*]
[現実世界/電波塔を中心とし――蒼き女神がその上空に現れた。その体/Dataは爆燦/拡散。満ちてゆき、描かれゆくのは、蒼き01とPGM構文で構成された円形なる多重/多層陣。羽毛のように/毀れる粒子は都市に落ち。空に浮かぶその光は未だ弱く、心許ない。]
―― Closed/....Space...
[暗い][此処は暗い]
[地も空も割れ、消失してゆくのみ]
[Kotを見やると、壊れゆくData群の欠片の中、NOEを展開しているようだった]
―― Closed/Morgan´s Space ──
[分解されていく空間]
[グリッドの格子が薄れ、融け、消えていく]
【消えた……あの老人、は】
【守護する者? この塔――いや、この都市そのものを?】
[思考と分析に囚われて男は崩壊に気づかない]
【"Alchemist"――】
【『神の槍を持つ老人』から奪ったのは。鍵の欠片か?】
[攻撃PGMを起動させようと、命令を脳裏に思い浮かべる]
[補佐AIは周囲の者へも聞こえるように冷たく澄んだ音声情報を流す]
『Keneth J Wolford.』
『貴方が一番に見い出した男性です。』
『――緑の獅子/Alchemist≠TrickSter』
[左目は灰青に。静かに問いかけた。]
答えは見つかったかい?
否。
探していたもの。
これ以後掴むもの。
求め続けたものへの覚悟は決めたかい。
【Inc.】から齎される権利。
それを剥奪されてまで求めたかったもの。
……俺のことを知っているのか。
……だが、『一番に見出した』? 一体何をだ?
[肩を竦め、首を傾げる。
領域の崩壊は進行を止めることなく続いていた]
ボクは知っている。
あなたの過去を。
[ゆっくりとその足が踏み出される]
[奈落の底の上を歩く]
客人よ。
ここはボクが膝を折ろう。
[両手を広げ、膝を折る]
――“終わりの後に来るもの”/“始まりの前に在るもの”。
"Alchemist"。
アンタが幾ら凄腕の熟達者(ウィザード)だとしても。
生命の根源、そのものにまでは辿り着けていないだろう。
S級の奥底にはある筈だ。
禁断の果実――知恵の木の実と、生命の木の実。
≪ザザザ、ザ――≫
[空白に侵食された空間にノイズが疾る]
[その間隙に憑かれたような視線を送り、言葉に乗せる]
不可侵領域への鍵は完成していない。まだ足りない。
あの先に、果ての先に、その更に先に。
辿り着くにはまだ足りない。
[恭しい礼を取った少年のアイコンへとゆっくりと顔を向けた]
――アンタが、か? 協力する、と?
第九/輪廻/Morgan Ustumiが守護していたData.
そしてボクが持っていた不可侵とされる領域への鍵は開放した。現実世界でもその階層へ至る為の【道】が視える事だろう。
始動鍵となる存在は――
[Kotを見やる]
── 理想郷<Utopia>/Closed:Morgan's Space - 車内 ──
[セシリアがバスに乗り込んだ時、バスの外には、生命の火花が飛び散る音────そして、指揮者が導く音楽が響いていた。まるでカーニバルに取り残された様なマイクロバス。バスは「sentimental」だった。
今は動き出す事も無いハリボテのようなキャストPGM達。彼等に囲まれ、座席で眠るヴィンセントの姿が、セシリアに過去の記憶を想起させた。]
【夏が終わる──】
[むせ返る緑 草いきれの向こう 掛けて行く足音]
[笑い声][蝉時雨に溶け込む 確かな体温]
[視点は空へ 森が地上が遠ざかる]
[海岸線が沈む以前の旧世界──人の営み][更に高みへ]
[水平線がゆるいカーヴを描いて見えるほど遠ざかり]
[その場所から][飛び立つ 今はコピーしか存在しない鳥達の群れを]
[かつてのセシリアが“スクール”巨大なスクリーンで繰り返し見た、滅亡した世界のヴィジョン。]
[穏やかな声で語られる──環境改善/改変前の世界の歴史]
[スクリーン上の砂漠に雨が降ると、何故か何時も涙が流れた]
── 理想郷<Utopia>/Closed:Morgan's Space - 車内 ──
[セシリアが、人間として一度死ぬ前の記憶──。
エモーションに突き動かされた記憶が、二つのPGMを核とするAIの中で、何度も再生されるのだ。]
「悪夢ならば。」
[セシリアは、そう答えた。
繰り返す、少女が生きていたと言う証拠を示す夢は、今のセシリアにとっては、苦痛でしかない。
問い掛けの主は、寂寥感に溺れているのか。男の影は薄く、それはセシリアが見慣れた、不老不死のデストピアに有りながら心中何処かで密やかに死を望む──市民の姿にも似て見えた。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新