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さーて、向こうはどう出てくるかね。
[ケネスは窓際で煙草をふかしながら、アサシンのマスターの事を思う。]
使えそうにない奴って事で、切られるかねぇ
[昨日の出会いを思い出すと、全く笑えない。]
まあこっちとしちゃ、情報交換だけでも良し、1日2日限定の短期同盟でも御の字ってとこか。
[そう言うと*コーヒーを入れ始めた。*]
‐days3 朝 自室‐
んー…なんとか全快に近いって所か。
[睡眠から目覚めたキャスターは己の中の魔力量を調べる。
戦闘には支障はないと思うが、それでも全快とまではいかなかった。]
これも昨日の戦闘が原因だよなー…だりぃ。
[キャスターの見立てでは、今日には完全に回復している予定だったのだ。
それが予定外の戦闘とどこかのボケのせいで万全どころか令呪を一個失ってしまっている。
ある程度の相手ならそれでもいいだろうが、紙一重の相手との勝負となるとこの差は大きすぎる。]
あのボケ、ほんと頭沸いてるんじゃねぇか…。
[考えるだけで頭が痛い。
なるようにしかならないのは解ってはいるのだが、やはり納得がいかないのも事実だった。]
−Date:3 早朝・教会付近−
[まだ暁闇濃い早朝、吐き出す息の白さは英霊の纏うマフラーよりも、形容される花の色よりも淡い白。
それが濃い茜色を帯びた闇の中に解けては消えていく。
先日、何れかの英霊に尾行を受けた際、撒いたこちら側はそのまま主を迎えに行く様子もなくエリアの探索を行った。
主がどうだったのかは知らないが、話を聞く限り特に目立ったことは内容におもわれた。
そして、今頃布団の中でぬくぬくとしている主を置いて白いコートに白いマフラー、肩から提げるふわふわウサギポーチも真っ白。
薄くグレイがかった細身のパンツに淡い緑のデッキシューズというほぼ白で染まる服装の英霊は先日の記憶を頼りに道を行く。
地図に目ぼしい地点をいくつか、己の利となりうる場所を選びあげ、その中で最も色濃く効果を得られた場所へと向かう。
教会には、聖杯戦争の管理者が住んでいる。
しかし、聖堂の奥へは進まずその足は闇に花のように浮かび上がる白い石の群れの中へと]
−Date:3 教会>教会墓地−
……Veuillez me pardonner qui derange votre sommeil.
(眠りし汝ら魂、揺り起こす吾が罪をどうか赦し給え)
[墓地の中、ゆっくりと進んでいく。
その中に暗殺者の主の両親の墓があることは知らない。
土の上、踏めばさくりと音がする]
[ショートコートの腰のベンツから手を入れる。
細身の懐剣の重みは、吊り下げたベルトの重みも加わって少しだけずしりとした。
手にしくりと馴染むその剣の柄に手をかけ、引き抜く。
暁闇の空気、茜黒の光の中でその懐剣は白く輝く。
まるで滴り落ちるしずくのような光は季節はずれの蛍が飛ぶように白く白く]
…。
[フルール・ド・リスの刻まれた細い刀身の切っ先を、やはり白い手袋から抜いて冷えた指先へと滑らせる。
すでに、その指先は故国よりは温かくともそれでもなお冷えによって感覚はほぼなく]
…。
[ぱたり、ぱたり。
まるで花濡らす雨のように赤く暖かい流れは指を伝って地に落ちる。
ぱたり、ぱたり]
―朝・自宅寝室―
[美貴は考えていた。あの口煩い老人をどうやって懲らしめてやろうか、と。]
もう一度令呪を使って……しまったら、さすがにまずいわよね。
……うーん、相手は英霊、しかも魔法使いだから、アタシの魔術なんて通じないだろうし……。
――そうだっ!魔力の供給をストップさせちゃえば、お爺ちゃん干からびちゃうんじゃないかしら!?
これよ!これしかないわ!!そうと決まればさっそく………………。
[キャスターと繋がる線を意識して、その流れを堰き止めるイメージ。
しかし魔力の流れは止まらない。]
難しいわね……、うーん……っ!
[さらに堰き止めるイメージを強く。同時に息も止まっている事にも気付かないほど強く。]
……………………っぷはぁ!はぁっ、はぁっ、ダメだわ……お爺ちゃん、やるじゃない。
[次の手を考え中。]
[土の上に潦を作ることもなく、その雫は落ちて、染み込んで、見えなくなる。
茶色の上に落ちた赤のなんとわかりにくいことだろう。
剣は鞘に収め、英霊は何気ないしぐさで指先濡らす赤をなめとる。
桃色の舌は柔らかく、暖かい。
それは英霊に自らの生を思い起こさせた。
肉体はとうにない。
けれど、吾は──自分は。俺は、確かにここに存在しているのだ、と]
……Dum veneris judicáre saeculum per ignem.
(主が来たもう時 世を裁くため 火をもって)
[静かな、掠れたアルトが夜の空気を揺らす。
じわりと、英霊の血を吸い込んだ土が燃え上がる。
青く燃える炎は東洋で言う鬼火にも似ていた。
炎は風を吸い込み、酸素を吸い込んで大きく燃える。
硬玉の瞳は、その中に何かを見出そうと視線をじっとそこへ注ぐ]
[じわりと、揺らめく炎]
────。
[炎の揺らめきの中、見出した影に、吸い込んだ空気。
喉が引き攣れ、ひゅう、と細く細く啼いた]
…馬鹿、な……。
[青く燃える炎。
炎の中に揺らめく陽炎────人の姿をした、闇の影]
[もともとしようとしていたことは]
[自らを助けてくれる魂たちの力を借りようと]
[そのために、しずくを魂眠る地へ]
…馬鹿な。
[助けてくれる魂は、本当に見える人影が闇を纏ったと伝える。
けれど、英霊にはそれが信じられなかった]
[青く燃える炎]
[ゆらゆら] [燃えて] [熔けて]
[目覚めた陽の光に消える]
−自宅・地下・days3朝−
[魔力の補充を終え、本棚へと手をかける。調べるのは「銃を使うサーヴァントについて」。しかし、近代兵器についてはあまり揃っておらず、目的の人物が見つけられないでいた]
銃、といっても、色々とあるからな。
ランサーにしても、アーチャーにしても、情報が少ない、か。といっても、情報が入っても倒せるとは限らないのだけど。
[銃火器について書かれた本を手に取り、*読み始めた*]
[ランサーと同じ願いを持つという男の意図、その願い…いくら考えてもわからなかった。
わかるはずがない、あまりにも情報が足りなすぎるのだ。
情報が足りない…当然だ。
わざと知らないようにしているのだから…目の前にそれを知るであろう男がいるのに、問いただすこともせず。
どこか懐かしい感覚、居心地がよかった、このままでいたかった、だから認めたくなかった、何かが明らかに変わっていることを。
でも彼女の本質のうちの片方は、いくら辛くて目をそむけようとしても、あるがままにいずれはそれを彼女の中に取り込ませる。
それが自分の存在を許さないならば、もう片方の本質によってそれに抗うために。]
− 公園 テント前 −
ランサー、話しがあるんだ。
その服をなんとかしたら、噴水のところに来て。
[ランサーに服を買うお金を渡すため
久子はランサーに向かって一歩踏み出す]
……。
[ランサーは久子を振り返った。召喚された時と同じく、容姿には翳りないものの。]
話。
ヒサコ、此処ではいけないのか。
噴水でもかまいはしないが……。
[「服を」と言われて、胸に穴が開き、焦げた白いセーターを触った。]
おぇっ。
[気持ち悪い。
疲労と痛みでどうにかなりそうだ。
汗が止め処なく流れ落ちる。
麻酔を生成すればいいのだが、麻酔をかけてしまうと左腕の神経がちゃんと繋がったかどうか、判断することができない。]
あぁクソッ。
なんでこんな、サーヴァントなんてものになってまで、こんな目にあわなきゃならねぇんだ。
[悪態をつきながら、応急処置で済ませていた脇腹と背中の処理を丁寧に施していく。
既に夜も明けていた。]
あーもう。
眠いッ。
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