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本当に御免なさい。
闘う気で居たけれど、意味を失くしては闘えないわね。
[絶対領域のフィールドが僅かに発光し、消える]
(……どうしようかしらねぇ、これから)
[奇妙に力が抜け、獣を撫でながら今後を思考]
[[>解除]
[彼にとって初めての事だった。]
僕が疑わしいと思ったのなら、そしてそれを調べる事が出来るのなら。
何故すぐに行わなかったんだ?
問答を繰り返す必要もなかったはずだ。
僕にも僕がmemento moriに汚染されていないと言い切れないから、君に確かめて貰えた事に不満はないが。
[思考回路は延々と回る回る]
[溢れる緑と色鮮やかな花達。
温室の湿度、熱気の中漂う香りが再現されているのは、香り自体がプログラムとして機能しているからだろう。
Geneは落ち着く為に、わざと内側がピンク色掛かった可憐な花を千切る。]
………自分で治癒プログラムを。
harveyの元へ薬草を取りに戻らなくても。
[多数のfieldがlutherの焔をそぎ落とすと、その次の瞬間両掌にfieldを展開し、おもむろに焔をつかみ引きちぎる。その焔はherveyの両掌以外を確実に焦がしていたが、動じない。
中にいるlutherを捕捉し、その顔面を握りつぶさんと右手を伸ばす]
私自身に扱えるのは対象を選ぶことだけなのよ。
PGM自体がいつ発動するのかはわからない。
コードを解析しようにも複雑すぎて無理だったわ。
……確かに、もっと早くに発動してくれていれば、こんな問答を繰り返さなくてもよかったわね。
・・・・・・
[fieldが甘くなっていく。意識が少しずつ、薄らいでいく。右手は止まらないが、herveyの体はその焔で少しずつ焼かれていく]
[高速演算処理。
人間ではありえない速度で、lightningを防御しながら負荷を逃しているが、Twinsの片割れ──モノクロゥムの睛──furiaの名を持つクピドが──が、睛を見開きいきなり叫び声を上げる。奇妙な程長い、触手のような手がIgnisへと迫り、furiaを抱きかかえるように一体となる]
[どれだけの時間が経過したのだろうか。
意識の断絶を繰り返す少女の中にははっきりとした感覚は無い]
『――Nina?』
[漆黒の闇を模した右手から、幾つかの信号とコマンド群が吐き出され、鈍い銀色の粒子で包む。それらは繭を思わせる形を成していく]
『――優先コード起動。上位管制モジュール"Alter Ego"開始(オン)。』
『――闇への転換(Conversion into Darkness.)』
[首を振る。強く握りしめた花がバラバラに崩れ落ちる。]
…違う。中央ドームを通らないと使えるコードのある棟へ行けない。この植物園には温室の外部なんて無いから。道は一方通行だから。
まだHarveyがここに居るなら、途中で会わなきゃいけない。…それなら。きっと彼を殺した方が良いんだ。
[「いつ発動するのかはわからない」
彼にはその言葉の意味が理解できなかった。
何故彼女がそんな不安定な挙動をするものを信頼するのか、
そもそもいつ発動するか分からないようなプログラムがあるのか。]
[[>不可解]
貴方にTwinsが破られるとは思いませんでした。
[herveyの手首の内側を小指の先程の太さの長細いAttack programが貫く]
ぐ、ぐがが・・・・・・
[理性はあるのか。
その瞳は外側は赤く輝き、瞳の中心はまるで闇。その身を焦がしながらも、強烈な力をもって掌に展開されるfieldをlutherに押し付けんと迫る。時折、herveyの体からfieldが放たれ焔を追い払い、だがまた次第に焔が迫るを繰り返している]
・・・・・・
──なんか、色々考えてたら腹が立ってきたわ。
第一なんなの、このGAMEも、"memento mori"も、あの道化も!
なんだってあたしがこんな目に遭わなきゃいけないのさ!!
……XXX、あの野郎。
生きて帰ったら絶対ブチ殺してやるんだから。
[低く呟き、苛立ち紛れにGrid BOMBを取り出し背後に投げつける]
ああ、もう!!
[完全に八つ当たりの勢い]
[手当たり次第に花を幾つも千切ると、樹木の防衛プログラムが働きはじめたのか、蜂程の大きさの昆虫群がどこからともなく湧いて来る。
五指をドリルにして蜂の群れを突き刺し、そのまま粉砕する。昆虫型プログラムは徐々に数を増し、S字曲線を描いてGeneに向かい始める。そのブゥウンと言う音が、Geneを刺激した。
自分が何故、感情的になっているのか分からぬままに、元来た方角へ走り出す。]
まさか…貴方が、memento mori──?
[異貌に声を洩らすも、本質は人格に影響されない。
無情に、fieldを放つ掌を幾本も幾十本ものAttack Programで刺し貫いていくだけだ。密着した場所から発動しているのか、herveyのアバター外にはみ出す事はない]
[思考回路を整理する。
一つ、疑問が引っかかった。]
君は「呼ばれた」と言った。
なら。このゲームには他に、このゲームに呼ばれた人間が参加していると思うかい?
死を体験する為ではないとも言った。
他に参加する人間が居るなら、目的は死を体験する為だという事か?
――Under/Street (廃棄領域/街路の一角) ――
『――構いませんよ。そのまま暫くの間、御休み下さい』
[構成要素を書き換えられ支配権を委譲させられながらも彼女を包むのは安穏とした感覚。うとうととした穏やかな午睡の中、徐々に視野が明るくなり始める]
『――それでは、一時的に運用させて頂きます』
[声と共に立ち上がった姿は、黒いスーツに身を包んだ初老の男性。整えられた銀髪を振って雨滴を払い飛ばした]
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