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[図書室。特有の香り。
ぱたりと本を閉じて書棚に戻す。
此処も昔は収容者や教師が大勢居たが、今は静か]
……ふむ。
[会議中。暇な時間帯。
からりと扉を閉じて廊下に出る。
其処も今は人は居ないかと思われたが、人影一つ]
[人の声に、はっと振り向けばラッセルが見えて、
嬉しそうにぶんぶんと手を振った。
ぱたぱたと駆け寄ればふるふると首を振って]
何も探してないよ。
…強いて言ったら人を捜してたよ。
ラスがいてよかった!
[そう言えば嬉しそうに両手を合わせた]
…なんか、また減ったような気がする…。
[しーんとした廊下を見渡して]
――自室――
[ソフィーが部屋を出て行ってから、どれくらいの時間が経ったのか。私の中からははっきりとした時間感覚が失われていた。
端末で再生されるのはBrahmsの"Zwei Motetten op.74"。
12分程度の無伴奏混声四部合唱曲。
何回目のリピートになるかももう定かではなかった]
Warum ist das Licht gegeben dem Museligen,
und das Leben dem betrubten Herzen?
(何ゆえ心悩ませるものに命を与え、苦しむものに光を与えたのか)
[旧約聖書、ヨブ記。
サタンによって試錬を与えられたヨブの悲痛な苦悩と絶望。
合唱団は"Warum?(何ゆえ?)"の不響和音が二度繰り返す。
一度目は魂の奥底から叫ぶように
二度目は不遜な問いに畏れて声を潜めたように]
……Warum.
[私はただ、ぽつりと呟いた]
[やたらと嬉しそうなコーネリアス。
確か犬の様と言うのだったか、などと思いつ]
ふむ、そうだったのか。
やけに辺りを見ていたものだから。
[後半の言葉に同意して、一度首肯]
試験の後は仕方が無い。
収容者の数は片手で足りる。
教官も幾人か去ったようだ。
[ふ、と視線は一瞬、遠くに向けられるか]
>>21
[ええ!と今更驚いたようにして。]
片手で足りるって事は…5人かぁ…。
…せんせ達もどっか行っちゃったんだ…。
人が居ないわけだよね。
[悲しそうな顔をしてちょっと俯く。]
どうせならひとつの部屋に皆集めれば良いのにね?
…不安になるし…。
[この広い収容所の中でたったの5人と数人の教官。
そりゃあ、人と会えない筈だ。何となく頷く。]
そう、五人。
恐らくは、そろそろ。
最終選考が行われるのだろう。
[続く呟きは心の内に仕舞われるか]
……僕は共同部屋は御免だが。
ゆっくりと休めやしないだろう。
[例の騒ぎを思い出してか、然う呟く]
孤独に耐えられなければ、生き残れなかろうに。
>>23
最終選考…。
[重たく感じる言葉につま先を見つめ、
駄々をこねる子供の様に体を揺らした。
…まだ減るんだ。共同部屋はごめんだと言う言葉には
ん?と顔を上げて]
ラスは寂しがりじゃないから大丈夫なのかな。
…うーん…。
[少し上を見上げて考えてみる。
昨日の時点で残っていたメンツが、大きなひとつの部屋で眠る事になったら…。まず、ナサニエルとキャロルが喧嘩をしそう。ラッセルはすみの方で1人で何かをしてそうだ。そして自分はネリーと話をしようとして失敗して、重たーい空気が辺りに流れるのかもしれない。]
…。そうだねー…。皆同じ部屋は大変かも。
[ラッセルの判断は正しい等と大きく頷いた。孤独に耐えられなければ生き残れないという言葉には、うううんと首を横に振って]
そんな事ないよ、絶対1人になる事はないと思う。
だってノアの箱船もペアで乗ったみたいですし。
何を今更。
何度も繰り返して来た事だろう。
[カツ、と一度靴を鳴らして腕を組めば、
コーネリアスの様相を見つつ呆れ混じりの声]
[頷かれるのには頷きを返すも、首を振られて瞬きを。
片手を口許に当てれば視線は緩やかに周囲を巡りゆく]
ふむ。
種を残すという本来の目的から考えれば男女二人には成るか。
其の二名が此の収容所から選抜されるとは限らない訳だが。
とは言えども、孤独に成る覚悟は常にして置くべきとは思う。
>>25
でもでも[なにやら言い訳があるらしい]
…5人だよ?
ここみたいな収容所がいくつあるかわかんないけど…。
もし10あっても50人。100あったら…うーん、500人は多いのかな、少ないのかな…。でも、シェルターだって収容所ぐらい大きいでしょ?…あれ?違うのかな…。
[与えられていない仮定を元に話を組み立てていたらしい。それに自分で気がついて、がくっと肩を落とした。続く言葉にはうーんと首をかしげて]
ノアの箱船はお話だし、大洪水ってだけだから2人居れば十分だったけど…。今度は、星が落ちてきて全部無くなった後の話だから、沢山居なきゃ!
病気とかあるかも…しれな…
…うーん
[生き残って、シェルターに入ってから。病気が流行って人が死んでしまう?なんというかその考え方は自分でも嫌で、ふるふると首を振って]
…うん、がんばる。
[とりあえずは1人になる覚悟を、に頷いた。]
[一人百面相を繰り広げる少年と、
其れとは対照的に無表情な少年。
傍から見れば奇妙な光景だろうか]
……努力は認めるが、論理性が見えない。
[はっきりしないコーネリアスの言葉。
手をずらしトン、と指先で己の蟀谷を叩く]
仮令、選ばれてシェルターに入ったとしても、
其の先、生き続けられるという保証は確かに無いな。
試験が終わったとて、其処はスタート地点にしか過ぎない。
[カツリ、再び靴を鳴らし歩み始めようか。
とは言えども、往く宛てがある訳でも無いが]
僕等は――生き残った者は、人類の未来を担うのだから。
[デスクから顔を上げる。
突っ伏して寝ていたものだから、身体のあちこちに書類の痕が。
おもむろに、保健室にかけられている時計を見やる。
どうやら、かなり長い時間眠っていたらしい。]
……よく寝た、と言うべきか惰眠を貪ってしまった。と言うべきか。
[ひとりごちてから、デスクの端末を通してメーラーを起動。
送信先は現在残っている収容者全員と、ソフィー。]
『重要なお知らせがあります。
至急、食堂まで集まってください。
ヒューバート・ブリッグス』
[メールの送信を確認。保健室を閉めて、食堂へ。]
人類の未来を担う…ペアの一単位となる二人がこの収容所から選抜されるかはともかくとして、この収容所から男の中の男を選ぶなら、俺しかいないよなー。
そうは思わんかね、キミタチ。
[背後から足音を響かせてだから神出鬼没とは言い難いが、ガッと両腕を二人の肩にのせつつ登場だ]
コーネはなんつうか、優男を絵に描いたような奴だし。
ラッセルは言うまでも無く、まだまだ坊やだし。
うんうん、俺だ。間違いない。
[一人満足そうに頷いて]
…で、女の中の女は、誰だと思う?
あ、ソフィ先は別格よ。
[もうネリーとキャロルの二人しかいないのに、女の中の女もあったものではないが。
そんな話で、更に寂しくなった収容所の中気分を浮上させたいようだ]
ネリーは時々、暗ぁく沈んでる時がねぇ?
ずーっと笑ってりゃ、もっと可愛いんだろうけどなー。
キャロルは大体明るいけど、止める奴がいないとどえらい暴れっぷりを見せたりするよな、昨日みたいに。
うーん俺の結論としてはー…
やっぱソフィ先が一番だな!
[意味がわからない]
[自室。電子音とともにちかちかと点滅してメールの到着を知らせる携帯端末。
それを手に取り、ぽつりと]
………いよいよね。
[身体が震えた。気を静めようと大きく深呼吸をしてから、表情を引き締め食堂へ。]
僕は別に、誰が残ろうが興味が無い。
[携帯端末に届いたメールをチェック。
深緑の瞳は眇められ、足は食堂へと向く]
行くとしようか。
>>27
[努力は認めるという言葉を喜んで良い物か悪い物か。うん、と曖昧に頷いたりし。どこかへ行ってしまいそうな様子には慌てて]
ま、まってまって
[追いかけようとして、最後の言葉には背筋を伸ばした。]
>>29
ひゃあっ!
[唐突の現れにびっくりしながら、その話を聞いて、
男性については苦笑しながらもうんうんと納得した。]
女の人は…私はちょっとわからないかも。
>>28
[…ふと、無いようで有るポケットから音楽が流れる。アーモンドチョコレートのワルツは、メール受信の音。慌ててチェックして。]
重要な…。
[もうテストなのかな、と口をとがらせた。]
[面倒なので、腕を払い退けられてもめげることなく、ラッセルが確認しているのを後ろから覗く]
じゅうようなお知らせがありま、す。
しきゅう、食堂まであつまってください……と。
ふぅん…
[送信主はヒューバート。
ナサニエルはヒューバートを冗談の上手い奴だと思っていない。
これまで彼がこういうメールを送ったときは大抵、始まりを意味していた]
「皆さん、美味しいケーキができましたよ」
…なんてぇのじゃ無いんだろうな。
[は、と空を仰ぐ]
もう随分減ったんだぜ…
今からここの全員でシェルターに入る準備をしますってのだといいんだけどな。
[トレーニングを終え、自室で着替えていると携帯端末がメールの着信を知らせた。
シャワーで濡れた髪を乾かしながら、至急とチェックの入った内容を確認する]
大事な話、ね。
[まだ濡れた髪を強引に結って、キャロルは部屋を出た。
食堂へ]
――自室――
[ドアがノックされ、向こうから馴染んだ声が掛けられた。入るよ? という言葉とIDカードの認証音が連続して、私は押しとどめるタイミングを失った]
『大丈、ぶ……って。大丈夫じゃないみたいだね、ネリー?』
[声の主は隣室のメイだった。彼女はほんの小さく溜息をつくと、つかつかと私の方に歩み寄ってきた。少し怒ったような、心配したような表情とともに]
『……ひどい顔、してるよ?
もう、そんなん……と。
どうしたのかな。なにがあったんだろ?』
…………。
[足元に屈みこんで見上げてくる瞳には純粋ないたわりと心配の色。悟られたくなくて私は目を逸らした]
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