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6人目、酒場の看板娘 ローズマリー がやってきました。
−樹那町・住宅街−
ありがとうございました。
[白い外壁に緑の屋根、
ホウキとトンガリ帽子の描かれた看板がかかる
ハーブ専門の喫茶店『魔女の館』、
店主である香野露葉はその日最後の客を見送った。
そして、人通りがなくなったのを確認する。]
……妨げになる人が近づかないように。
[祈りながら店の前に香草を撒く。
店の前を通った人がそこに店があることを認識しにくくなる幻覚作用を招く香りがあたりに漂ったのを確認し、ドアを閉める。]
[店を片付けると自宅となっている2階に上がり、
樫の杖を持ち、裏庭にある小さな温室へと向かう。
温室の中は季節を無視して様々なハーブが葉を茂らせている。
その中央に黒ずんだ大鍋が置かれていた。]
タイム、セージ、マロウ……。
[鍋を火にかけ、ハーブの名を呼びながら加えていく。
ゆっくりと樫の杖でかき混ぜられる鍋の中身は
濁った紫色となり、粘質な泡が浮かんでははじけていた。]
……うまく呼び出せるといいのだけど。
[真剣な表情で最後にローズマリーを一掴み鍋に投げ込み、
目を閉じ、魔力を集中させる。
鍋の中から煙が溢れ、温室中に立ち込めた]
[一番古い記憶。それは黒い顔だった。
それまで何がおきたのか、覚えてはいない。けれど、その顔だけは鮮明に残っている]
そろそろ、かな。
[目を開く。瞑想していた間の記憶はない。ただ、時間が過ぎただけ]
[立ち上がり、右手の指先を小さくナイフで傷つける。流れる紅を魔方陣へと垂らし]
[聖杯戦争は知っていた。以前同じ町であった、ということも。
次がいつになるのかわからなかったが、祖父から何度も言い聞かせられた。
その際使う触媒の事も]
私にどれだけの力があるのか、わからないけど。
[その触媒が、自分に適さないことはわかっていた]
ま、なんとでもなる。
[魔方陣から光が漏れ出す。魔力を注ぎ込んだおかげか、それは開きつつあった。
陣に落ちた赤は、ラインをなぞるように流れ]
[目を閉じ]
[静かに言葉をつむぐ]
Une âme, j'assume mon pouvoir magique une fondation du pouvoir et j'emprunte un pouvoir magique de Graal et s'il vous plaît parais à cette place.
Et je vous donnerai de petits sabbath et des bagarres.
[胸元にかかったペンダントがわずかに力を帯びる。
紅は流れ続け、やがてラインをすべて染め上げて]
[より一層強くなった光が、薄暗い部屋の中を照らす。
どれほどの魔力がそこにあるのか]
Venez.
[やがてまばゆいほどの光とともに、姿を現したのは――]
7人目、村長の娘 シャーロット がやってきました。
[強い光が刹那魔方陣の中央に集結し、やがて小柄な人の姿を形どった。白い帽子に白いショール、白いワンピースを纏った、真っ白な肌の華奢な女性は、目の前のソフィーを真っ直ぐに見つめ、ゆっくりと小さな唇の端を上げ目を細めた。]
......Bonne nuit mademoisellle
ごきげんよう。貴女が私を召喚したのですね?
[姿を確認してから流れる紅をとめて、目の前の女性を見つめた]
そのようですが、どうやら、私の希望した英霊ではないのですね。
失礼ですが、名前を伺ってもよろしいですか?
[一旦息を切り、目の前の女性へ会釈とともに名前を告げる]
私が貴女のマスターで、流・ソフィー・空穂、と申します。
私のことは何とでも。
[あげた顔には微笑]
8人目、隠者 モーガン がやってきました。
[新条美貴がなにやら必死で念じている中、魔方陣が静かに輝きだす。
その輝きは魔力の奔流となり、まるで海流のようにうねり始めた。
魔力で出来た渦が廻り奔り荒れ狂う。
あまりにも大きすぎるその魔力の渦は、周りの物全てを破壊する程の勢いと思われたが…
突然、前触れもなくその魔力の奔流は静かに流れを止めた。
その中心に姿を現すは厳格なる老人。
静かに眼を瞑っていたその老人は、ゆっくりと眼を開くと目の前にいる新条美貴をじっと見つめる。
そして口を開き…]
結婚を前提に付き合ってください!
[突然手をとってそんな事を口走り始めた。]
[突然目の前に現れた老人の顔、そして握られた手を交互に見る。
老人の言葉の意味、老人が現れた意味、様々な思惑が交錯していたが、やがて一つの思考に纏まった。]
……ごめんなさい、チェンジで。
[美貴はぺこりと頭を下げた。]
[空穂の言葉に、ほんの一瞬瞳に失望の色を浮かべたが、すぐに凛とした真っ直ぐな視線に戻り、小さな唇を開いた。]
……シャルロット
シャルロット・コルデ。
この国で私の事を、知る人は少ないですけれど。
[聖杯から貰った知識等を駆使し、新条美貴が言った言葉の意味を理解すると老人は崩れて膝をついた]
うぉぉぉ!現界して速攻振られたぁぁぁ!
やはりこの見た目じゃ愛や恋とは無縁なのか、非道すぎる!
[頭を抱え叫び続ける老人、その様子ははっきり言って滑稽であった。]
[微笑、何度も教えられた仕草。うれしいときに人は笑うのだと初めに教わった。
人に対するときにも笑顔で接するように、と祖父は言っていた。
なぜ笑うのかはわからない。
見る人が見れば、その笑顔が偽物だということはわかるのだろう。
笑い方はいつしか覚えたけれど、それでも今もなお、なぜ人は笑うのか、なぜ嬉しいと思うのか、わからなかった。
そして、わからないことすら、どうでもいいような事に思えた]
そう、シャルロット……。
[記憶を巡らす。どこかで見た名前だと思ったが、彼女の表情にああ、と気づき]
気に障ったのならごめんなさい。
私の希望した英霊、というのも、私自身はおそらく呼べないだろう、とは思ってましたし、あの世で祖父ががっかりするだけですから。
貴女が現れて私がどう、ということはありません。
貴女が何であれ、私の力になってくださることには違いないのですから、感謝しています。
いいえ、気に障った訳ではないですわ。
……マスター。
私はか弱い1人の女性に見えるでしょう。
しかし大いなる神の導きは、どんな存在にであれ、平等に差し伸べられているのです。正しき事を強く願えばなお強く。
[そこまで言うと、静かに魔方陣からソフィーの方へと歩み寄った。]
マスターに今、いかなる望みや苦しみがあるとしても、問題はありません。共に聖杯を、手に入れましょう。
えっと、お爺ちゃん、ご家族は?
住所か電話番号はわかる?
……首に連絡先とか下げてないかしら。
[大仰に騒ぐ老人に話し掛けた。]
[腕に痛みを感じ、左腕を見る、と手首と肘の中間辺りに何かを象ったような痣が見えた]
これが令呪、か。
隠せやすそうな場所でよかった。
[目の前のシャルロットに向き直り、彼女の言葉に頷きかけ]
ああ、そうか。聖杯戦争は聖杯を手に入れるため、でしたね。
聖杯戦争に出るように、が祖父の口癖だったので当然のように思ってたのだけど、願いまでは考えてなかった、ですね。
[望みや苦しみ、そう言われてもそのどちらがあるわけでもなく、内心困ったが、そうとは出さずに同意として笑みを返す]
それじゃ、上へ行きましょうか。
ここに一日いたらさすがにお腹が空いてきました。
食べに出ますけど、町を偵察代わりにでも見て歩きますか?
[老人は声をかけられた事に気付き、ピタリと叫ぶのをやめる。
そして静かに立ち上がると溜息をついた。]
あのな…サーヴァントにそんな物あると思うか?
まぁいいや、いや振られたのはあんまり良くないけど慣れたもんだし。
自分で言ってて悲しくなるけど。
[再び気持ちが沈みかけるのを押しとどめ、自分の前にいる女性に視線を移し…]
んで、魔力の流れからしてアンタが俺のマスターか?
[その容姿に似合わない口調でそう告げた。]
(……願い事を、考えて居なかった?)
[シャルロットは不思議そうな表情を浮かべてソフィーを見つめたが、形作られた笑顔を見て頷き返した]
そうですわね。
マスター、お気づきか判りませんので、教えしておきましょう。
私のクラスは アサシン です。
不必要な魔力を閉じて、並んで歩いている分には、私たちは恐らくありふれた友人同士にしか見えない事でしょう。
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