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[ランサーが立ち去った後、マリアと暫く話しをしていた。
だがその後、突然公園の方から魔力のぶつかり合いが感じられた。]
戦ってるのか…?
[暫くその方角に眼をやっていたキャスターだったが、片方の魔力が突然膨れ上がったかと思うと、空に巨大な流星が現れる。]
あれは…ランサーか!
[威力はケタ違いだが、見覚えのある光景。
そこから、ソレを放った主に思い当たる。]
[全身から力が抜けそうになる。
緩慢な動きで、急所から攻撃を逸らそうとしたが、結局、沖田敬一郎の放った神速の一撃が、今度は右の脇腹を深々と抉り取る。
だが、意識はそこに向かず、ランサーの放った攻撃へ向いていた。]
どうして。
どうして、どうして。
こんなに強いのに。
俺を相手にして、これを出さなかった。
[…視界全面に広がる、破壊。]
俺じゃ、役不足かよ。
楽しめねぇかよ。
ふ、ふ。
[強くなりてぇ―――。
「彼」の気持ちを、少し、理解できた気がする。]
−駅前−
[何か、嫌な波動を感じ、空を見上げた。そこにある、たなびく尾。流星の形をした、地獄。
宝具のひとつであることに気づき、咄嗟に呪を唱えようとしたが、それで防ぎきれるとは思えなかった]
なんて、ことを。あれではこの町は――
……ヴァイナさん。
[天から降る光の筋は、落下に従って空気に溶けるように透き通ってゆく。]
光の力が弱まって落ちてきていますわ。
……相殺、出来るかもしれませんわよ。
[ランサーのマスターの悲痛な叫びが届いた訳では無かった。
考えたのは、この町のどこか…それほど遠くない場所にいる、己のマスターの無事を確保する事。
光の筋が落ち行く方向を目で追いながら叫ぶ。]
公園に!
[脳がフルで稼動する。
今ランサーは消滅した。ならば宝具は次第に消滅するだろう。
だがこの一撃は威力こそ弱まるが致命傷になりかねない。避けるには既に遅い。
ならば・・・・・・ やるべき事は一つ]
剣種よ!大地を貪れ!!
[太刀ほどの手元の剣から細い何かが地面に突き刺さる。
次の瞬間。その手元の剣が爆発的に成長を開始する]
星を食うもの
”斬 撃 皇 帝”
[その刀身は、ゆうに100メートルほどまでに成長し、彼は既にその剣の成長に飲み込まれ宙を舞っていた。
そして、この樹那町にまた巨大な断層が出現していく]
[空へ向けて、銃を右、左と撃つ。
そしてその反動に任せ、銃を放り投げる。]
ガ ト リ ン グ 砲
火吐き狂う虐殺機構。
[虚空から、棺桶が現れる。
蹴り飛ばし、中から長大な砲を取り出す。
別に、どうしたかったわけでもない。
ランサーに、自分の――
ガトリング砲の姿を、見せたかったのだ。]
[その、あまりに巨大な剣はそのまま落下してくるトリシューラと正面から激突した。
焔と共に降り注ぐ地面の破片。剣はトリシューラの力を切り裂きながらもその衝撃に耐え切れず、破片を町全体へと降り注がせた。
広域に降り注ぐ火の弾と、大きな地鳴りと共に現れる大断層。空中ではまだ巨大な火の玉と剣らしき物体が激突している。
まさにその風景は地獄のようであった]
光速三段突きにトリシューラ、トリシューラであろうかな。あの星は。
[宗冬は、手押し車を横に倒し、衝撃波に備えて美貴を隠れさせた。手押し車の底は鉄板で防御が施されているのは、子連れ狼ファンの宗冬にとって当然であった。]
く、ふふふっ。
[耐え切れず、震えるように笑う。
こんな大きな力を前にしているのに、全然、面白くねぇ…。]
遠いな…。
[そのまま、立ち尽くす。
とくとく、と、自分から血が流れていく。
このままだと、この戦いが――戦いと呼べるなら、だが――終わったら、「彼」がまた現れるのだろう。
今だけは、それでもいい気がした。]
[ランサーは消えゆく体と意識の中、
アーチャーの動きを見つめている。
黒き棺桶は遥か虚空から
強き意思と共に渦巻き現れ
完璧な形をしていた。
背景の空は、夕暮れでもないのに、朱い。]
…弱まってきている。
つまり…ランサーが倒れた?
[流星は光を失い始めている。
しかし、それでも地上にぶつかるまでに消え去るのには少し遅い。]
【どっちにしろ行くしかないな!】
[そう言ってマリアと共に駆け出そうとした時である。
突如流星の前に巨大な刃が姿を現し、流星を斬り裂いた。]
…ヤツか。
[その様子に思わず足を止めて呟く。
そう、あそこまでの威力の強化…令呪によるブーストによるものだろう。
ならば、あのランサーのマスターがソレを行う相手は誰かと言えば、一人しか居ない。]
[視線の先、流星を下から押し上げるかのような強大な魔力が、公園から展開されている。
降りかかる雹のような異物から身を庇いながら、咄嗟に神経を集中させた。]
マスター……
[ソフィーからの魔力供給は、継続して行われている事が確認された。]
[そのような地獄絵図が続いた後、剣と衝突していた巨大な火の玉は爆散し、同時に剣もその姿を急激に縮めていった。
巨大な剣に巻き込まれて宙に舞っていた沖田は、剣の収縮にあわせて地表に落下してきたが、かろうじて着地の態勢を取った]
はあっ、はあっ、はっ・・・・・・
[力を使いすぎた。生身の肉体が悲鳴を上げる]
[トリシューラに向かって、新たな巨大な魔力が放たれた。斬撃皇帝にガトリング。手押し車に陣取りながら宗冬はその様を感じ記憶することに努めていた。]
−噴水付近−
[地響きを立てて地面が揺れる。流星はその存在を次第に希薄にしていったが、それでも町が無事ですむわけがない。
噴水へと走り、その水の出口を壊し、辺りへと飛散させ]
La chose que toutes les choses retournent, et retourne.
Que soit relie tendrement d'apporter-en haut de la vie, toutes les sources, les temps anciens, et le fait; un tourbillon du pouvoir.
Donnez-moi le pouvoir.
''Devenez le bouclier''
[飛び散った水に手を当て、呪を唱える。辺りに薄く水のカーテンが広がり、噴水周辺へと集まっていた人々を包み込む。
降ってきた破片は、それにはじかれて宙へと舞った]
[ばらばらと、地面が「降って」くる。
強大な力。
沖田敬一郎。
彼の方を向く。
さすがに、消耗しているようだ。]
なぁ、おい。
ちょっと小耳に挟んだんだけどよ。
お前ら、人類を滅ぼしたいそうじゃねぇか。
別に、お前らが世界を滅ぼしたいとして、俺はそれを止めたいとか、別に思わねぇんだよ。
…大いに結構じゃねぇか。
俺が代わりに滅ぼしてやりたいくらいだよ。
[大気の振動が止む……随分長い時間に感じていたそれが止んだ後も魔力は供給されている、マスターには異変が無かったようだ。
周囲を見渡すと、川原には一面におびただしい数の月面のクレーターのような跡が無残に残っていた。]
……ランサーが消滅したのですか?
[先ほどここに立っていた男の姿を思い出し、キャスターの言葉を、確認して呟いた。]
[眼前に現われた巨大な剣、深々とえぐられた大地…巨大な方針、散らばる薬莢。
ランサーの放った一撃は到達せず、彼女は生きていた。
しかし、ランサーはすでに消滅し自分はもう目の前に立つ沖田敬一郎にとってなんの利用価値の人間だった。]
私の負けみたいだね…
くっ・・・・・・
[最悪の状況。ここでアーチャーと対峙するのはあまりに不利。
手元には既に剣種が戻っている。どちらにしろ撤退を行うにも戦闘を全く行わないのは不可能と判断し、再度剣種を成長させる。
体内の魔力が一気に吸い上げられていく。トリシューラの威力をその手に実感した事もあり、この場を自分だけで切り抜けなければいけない状況に対してランサーを失ったことを激しく後悔した]
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