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全くだ。
では、アーチャー。
疾く逝け。
[引き金の合図でアーチャーに接近した。
ランサーの動きを追うように、狙いをつけてくる銃口。
アーチャーから見て、右側からランサーは走りこんで来た。]
− 公園、入り口 −
[歩く速さというものは、歩く人数が多くなる程遅くなるものである。ましてや宗冬と美貴は幸せな二人である。
カフェから公園まで大分時間が掛かったと宗冬は感じたが、一瞬一歩全てが素晴らしいものであったから仕方なかった。]
銃声であるか。アーチャーが来ているということか。
さて、どうしたらいいかのう。
[宗冬は美貴の顔をちらりと見た。]
[蜜より甘く濃い時を経て公園に辿り着いた。]
銃声だけで相手の特性を理解するとは、さすが宗冬様ですわ。
アタシなどでは遠く及ばないその状況判断能力も素敵。
……全ては宗冬様の御心のままに。
[潤んだ瞳で宗冬を見つめる。]
早く?
それじゃ、つまんねぇじゃねぇか。
楽しもうぜ?
お前も…
笑えよ!
[叫ぶと同時に、どこを狙うともなく、相変わらずの圧倒的スピードで走り込もうとするランサーへ向け、左、右と交互に引き金を引く。
あのままのスピードで突っ込まれたら、その言葉の通りにあっという間に逝ってしまいかねない。]
無用心なのですね、割と。
といっても、私も今はマリアを連れていませんから同じようなものですが。
今から何処かに?
本当でしたら、バーサーカーにも聞いて頂きたかったのですが。
[近くに隠れているのだろうか、と思い注意深く探してみたが、やはり見当たらず]
[――チッ]
[少しでも戦意を見せると速度が落ちる。
頬、耳、を掠る銃弾。血の粒が空に跳ぶ。]
笑え?
ハ、――きみは何を言っている。
[そして、ふと双眸を細める。]
殺人狂か?
[「へ」を鏡で反転させた軌道で跳躍、アーチャーの左斜め後ろ側から銃を狙い、槍を払う。その速度は鈍い。]
おう、ソフィーか。いや、用心したいんだけどよ。あいつがどうも言う事を聞きやがらなくてな……。
今日も美貴と愛を育むとか言って、それきりさ。
まあ、今探しているからその辺にいるのかもしれないがな。
今から、公園に行って見ようかと思っている。
ああ、そうだ、この前頼んでたセイバーの情報な、必要なくなったわ。
沖田敬一郎の事と、そいつがいかれてる事は既に聞いた。
今知りたいのは、まだ見たことねぇライダーのマスターの事かな。
[潤んだ瞳に見つめられていると状況なんてどうでも良くなってくるのも事実だった。頭が緩くなっていく。しかし状況判断を怠っては美貴を守れないと知る宗冬であった。]
サーヴァントの気配が3つあるような。インド人やアーチャーの他にもう一人居られるようでござる。
美貴殿のサーヴァントであるなら、ご挨拶に伺わなければなりませぬな。
[公園内に敬一郎の魔力らしきものを感じるが…]
どうして近づいてこないの?
ランサーがこのままやられていいの?
[自分の思惑通り進まないことに焦り、額を汗が伝う。]
美貴さんと、ですか?
[意外な名前を聞いたと思った、が]
……気は、合うのかもしれませんね。
[美貴の性格を思い出し、二人が一緒にいるところを想像した。マスターとサーヴァント、という垣根がなければ、共に、あれたのかもしれないと思い。
そしてライダーのマスター、という言葉に目を伏せる]
ライダーのマスターは……揺久仁彦といって、私の親族でした。
[言葉を切り、彼の最期を思う]
[先日試みた魔力遮断という行為によって、キャスターとの繋がりは多少認識できるようになっていた。
意識を集中させる。
――キャスターはここにはいない。
女の直感がそう告げた。]
お爺ちゃんは居ませんわ。
それになにより、……。
[頬を赤く染めて宗冬に告げる。]
アタシは宗冬様の恋の奴隷ですもの。
[それは情報には違いなかったが、既に意味を持たないと判断し、ケネスのほうを見た]
ライダーと、そのマスターは、昨日、ランサーによって討たれています。ですから、彼らの情報は必要ないでしょう。
それと。
昨日結んでいただいた停戦協定の件ですが、非常に申し訳ないのですが、なかったこととしていただきたいのです。
マリアに反対を受けたのも原因のひとつですが、それを予測できなかったのは私の落ち度です。
・・・・・・
[多分このままだとランサーを失うことになるだろう。この状況では仕方が無い。
もしランサーを救ったとしても、既にマスターから強い令呪の束縛を受けている。もはや使い道は皆無に等しい。
誤算だ。極力戦闘を行わずに事を進めるための駒をこんな早期に失うことになるとは。
失わない方法。あるにはあるがそこまでの危険を払う必然性はあるのだろうか]
[利点があるとすれば、いわば現在戦闘中のアーチャーをこの場で撃つ事。もしくは・・・・・・
久子を殺害し、自分がランサーと再契約する。
令呪の効果は消滅するが、それとは別に魔力の供給をランサーに行うというリスク。それに変えるだけの利点はある。
ならば、この場を好機とするならば、まずアーチャーを断つ事から始めるべきだ]
殺人狂…か。
そりゃ、違う。
俺は生来の、トリガーハッピーさ。
クハッ。
殺したいから、引き金を引くんじゃねぇよ。
引き金を引きたいから、殺すんだ。
お前に向かって引き金を引くのは、心地いい。
しかしお前、動きが鈍いな?
そりゃきっと、楽しんでないからだぜ?
ウフ。
[ぐるりと回転し、槍に向かって左手に持った銃のグリップの底を叩き付ける。
左腕が弾き飛ぶ。
その勢いを利用し、右腕を強引にランサーの目前へ向ける。
そのまま、撃つ。
右肩が軋み、軌道を逸らされた槍が左の脇腹を浅く切り裂くが、意に介さない。]
まだだ。もう少しランサーに意識が行ってからではないと。
[アーチャーの素性は分からない。だが多分彼の攻撃方法からすると遠距離連射系なのだろう。
だとすると他のサーヴァントと違い傷が致命傷になりかねない受肉した自分としてはやはり相性は決して良くは無い。偶然の一撃が致命傷になりかねない。
アーチャーは、ここで断つべきだ。
もう少し。事が進むのを見守る]
[右手を握りこみ、静かに剣種を覚醒させる。
その芽は地面に突き刺さり、その付近が静かに陥没していく。
その手には、太刀と同じ程度の剣が生成されていた]
違いますぞ。それがしこそが美貴殿の恋の奴隷と言えよう。美貴殿に尽くして行くことを違いまする。
[感極まった声を上げ、宗冬は美貴を抱きしめた。]
して美貴殿のサーヴァントでないとするならば、君子は危うきに近寄らずと言う。君子とは正に美貴殿のことでござりましょう。
……そうか、ライダーは討たれたのかい
なんだよ、もう協定破棄か。短いものだったな。
[情報の少なさに焦っていた昨日までのケネスなら、腹を立てたかもしれない。
だがこの1日に得た多数の情報も有り、あまり怒りの感情は湧いては来ない。]
あんた、マリアと上手く行って無いのかい?
……ああ、いや余計な事か。
話は解ったよ。
まあ、マリアにナイフでも突き立てられて「停戦破棄ですわ」とやられるよりよほどましさ。
なかなか律儀だな、お前さんも。
[少しの沈黙の後]
ともかくどうも教会が中立じゃないらしい。
俺達はさしずめ聖杯に捧げられる生贄ってとこさ。
未確認だが沖田は自分のサーヴァントを取り込んだとも聞いた。
奴には充分注意することだ。
[そうソフィーに告げた。]
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