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[円形に展開する鍵盤を前にしたトビーが表示させた多層地図に目を丸くする。
フィルムを取りだしたメイも同じようなものを持っているようだ。
首をかしげながら、ポケットから封書を取り出す。
中の便箋に触れたとたん、封書の隙間からホログラムの万華鏡が姿を現した。]
お、俺っちも持ってたァ――?
[スタンドつきのアンティークな外観のそれは、くるくると回転しながら、覗き窓から多層地図を浮かび上がらせた。]
── 現世<Mundane> / 西南部(繁華街のはずれ)
フェミニスト団体事務所 ──
[教団所有のサーバーもダウンしていた。
不気味なまでの静止──。
まるで、電脳世界に世界の終わりの日が訪れたかのような。
Underにある教団の保有スペースに保管してある、対外部攻撃用の特殊PGMの数にも変化は無い事も分かった。そこから、Masterの独断行動であったり、教団幹部の暴走ではなく、完全に事故に巻き込まれたかたちであることが理解出来──セシリアは安堵していた。]
―現世/南部あたり・カフェ―
[夢については、答えを持たない。]
そうですか。
[双子の言葉には、納得した様子でデータを保存する。]
[死語:スッチー]
[それから、女性が現れたのを見た。]
[ハックマン女史――先程もヴィンセントが言った名前だと認識する。]
異常事態/そうですね。
情報を集め、原因を特定し、倒れた人々を元に戻さなければ。
[思考/意識は0と1を繰り返し、形を持つ。]
[指揮者の動作を、メイが出したものを見、瞬いた。]
―― 現実世界<Mundane>/西南部 ――
[ホログラムが地上を歩く必要はない]
[だが今は現実<Mundane>に召喚した魔獣を連れている]
[ガシャリ][ガシャリ]
[重い爪音を立てるロボットを従え、近い光点のある住宅地へ]
ココカ。
[目立たない一角にある事務所に躊躇いなく踏み込む]
[ドアを黒い影がすり抜ける]
[少し遅れて扉を開ける/壊す音が続く]
[名前を告げられるといくらか警戒を和らげる]
オードリー、ね。
あたしはメイよ。メイ・ウォルトンっ。
その様子だと、貴女も情報らしい情報は持ってないように見えるけど。
情報持っててもそれはそれで警戒ポイントよね。
[ヴィンセントの言葉に目を細める]
つまり、今こうやって動いてる人は、何かしらの形で同じものを送られてるってこと?
あたしには送られてきただけで他の人のがどうかはわかんないけど。
[消える姿を見送り、歯軋り。]
「その人がお爺様にそんな表情をさせている」だと……。
「ごめんなさい」だと…?何の言葉だ。
どういう意味なんだッ!!!!!
[怒声。稲穂が垂れる。]
どういう意味だ……哀れみか!?
それとも、嘲笑っているのか!?
役割も機能も与えられ、この浪費するしかない
膨大な生を強制され…自分の足で地面を
踏むことすら許されぬ私を…この私を……
哀れんでいるのかッ!蔑んでいるのかッ!!
[悲痛な叫び]
そんな目で私を見るなッ!!!!
≪Kot.……Kot........≫
[Utopiaに降り立つのは、Hypnosが都市の機能を麻痺させてから初めての事だった。何処か寒々しく、領域が硬化したような感触を覚える。Vision.――薄い幽霊のような姿――Utopia/Closedに降り立ったトビーの姿は、半透明よりも薄い。]
【ああ、だが……僕はまだ、
”輪廻”と対峙する訳にはいかない。】
[現実世界でのトビーは、ふと両眼を瞑ると開き、オードリーを向いた。]
フィルム、万華鏡……様々な形だが、共通している事――手紙を受け取ってはいませんか?
【【BANK】のオードリー・ハックマン。】
『有名な人物です。過去のDataを参照しますか?』
[トビーにだけ聞こえる補佐AIのstill voice。
無言でyesを返すと、]
僕はトビー。
指揮者としてAdministrative bureauに登録されていますので、詳しくはそちらで閲覧可能です。時々、Utopiaで同時公演を行う事もあるのですが――…。
哀れであるのは、
生に倦みすぎ素直な幼子の耳を失った貴方。
[平板な音声。
これまでと変わるようなところは無いが、どこか茫洋としているようでもある。]
── 現世<Mundane> / 西南部(繁華街のはずれ)
フェミニスト団体事務所 ──
[Under経由で、生存していた防衛担当の幹部と連絡を取る事が出来た為、教団本部を電脳面でセキュアモードに移行する事がどうにか出来た。
ネットワークとの接続状況にあわせて、セシリアの髪がふわりと揺れ、オーキッドパープルから透明に発光する。]
下層エリアでも、やはり生体の人間だけが活動出来ている。
──…私の見立てで正しかったようだが。
[狂乱状態に陥った一部の下層住民が、本部に踏み込み、繭(コクーン)に残っていた信者のうち半分が暴動で殺されたと言う。]
ああ、とはいえ――DLは現在無理ですね。
経歴はこちらに。
[視覚素子/ホログラムで見える鍵盤を叩くように、指を動かす。何小節かが一筋の流れとなりオードリーの方へと]
それは、――地図ですか?
[ホログラムを見る。]
【なぜ?
最初から"仕組まれて"いたのか?】
[答えは不明。]
[名乗りの声に、思考/演算は戻り、彼らに挨拶をする。]
わたくしは、レベッカと申します。
[ヴィンセントの開いた封書――]
[思い当たる節は一つだった。]
動ける者が──メガロポリス内にッ?
[ネットワークとの接続を引き千切るようにして、切り離し
侵入者──ドリスに向けて警戒態勢を取る。]
君もか……君も私を哀れむと言うか。
[稲穂を握る手を硬くし、向き直る。]
哀れみなどいらぬ。誰かに哀れに思われ、
後ろ指さされる生ならば、もはやいらぬ。
どうか私に「真実の終焉」を……。
それはそうと……。
[先ほど、Brahma―「誕生」の槍―で貫いた。]
君には告知しなければいけないな…「受胎」を。
─ 理想郷<Utopia> / Under・裏通り ─
[呼びかける声に、立ち止まる]
師匠?
Kot pereulka sharlakha、現在Underを探索しています。
だーれも、居られないです。
[回線を開き、直に音声を送る]
― 電脳世界<Utopia>/Closed・Morgan's Space→ ―
(あれれれ、じいさまが萎え苗なんだわさ)
[姿を変えた槍を不思議そうに見つめているうち、少女の位相転移にsiam shadeは呑み込まれていった。
あの槍に突かれるとどうなるのか、好奇心を残しながら意識はその空間から去った。]
― 現実世界<Mundane>/南部境 オープンカフェ ―
そうなのよ、メイちゃん。
不幸の手紙なんつって。いや、今の俺っちにはむしろ好都合だったりするんだけども。この状況ってェばさ。
まま、ちょいとばっかし独禁法やらなにやらきなくさかったンだって、この大騒ぎできっとみんな忘れちゃうだろしね。
[SBY109のsonosheat販売方法が独禁法に触れ、DeathSTAR Recordsがバッシングを受けたのも最近のことだ。
現れた立体地図を見れば、光点がいくつも見えた。]
[レベッカに視線を移して]
はじめましてレベッカ。よろしくね。
[トビーからの情報が流れ込んでくる。オードリーの外套がコーティングするが、無害だと分かると、ローディングを開始する ...]
ぜひ、平時にトビー坊やの講演に伺いたいものね。楽しみにしているわ。
[心の奥底では違和感が消えない]
[開かれた"Hologram"は、同じく地図の姿。]
――これが、他のようにならない"共通項"?
であるならば、"送信者"は"何か"を知るということ……。
―― 現実世界<Mundane>/西南部・とある事務所 ――
[レインボーの光が黒のホログラムを斑に見せる]
[倒れる女性の半裸な姿に目もくれず、立つ少女に黒目を向けた]
オ前ガ、召喚(呼ビ出シ)タノカ?
[ガシャン]
[背後のドアを力ずくで開けたガーゴイルの爪から破片が零れた]
憐れみ知らぬはただ哀れ。
[損傷といえる箇所は無い。
貫かれた筈の箇所に手を添えている。
受胎/告知という言葉に、僅かに表情を変えたように見えない事も無いが、錯覚であるのかも知れない。このAIは感情モジュールを所持していない。]
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