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[突然の令呪の拘束により明らかに鈍った槍をギリギリのところでかわす。]
!!
わかってるじゃない!!
[そんなもの居はしないが少しでも自分への意識をそらそう嘯く。
同時に接近するの気配を感じサーヴァント公園の入り口の方向の罠の林に飛び込む。]
(潜在能力か、死を回避したいという強い意思の所為か。)
[公園入り口でサーヴァントの反応がある。
アーチャーかバーサーカーか。
キャスターであれば、もっと魔力反応が大きい。]
討伐すべき敵の到着――。
……。
次は外さない。
[ランサーは久子に向き直る。
次は石突ではなく、穂先を久子に向けた。
罠がある事は既に承知だが、此処で引き下がる訳にはいかない。ランサーは足止めの為に、チャクラ(戦輪)を左手に持つと、ふくらはぎ程の高さで投げた。その後、入り口方面の林に踏み入った。]
あぅ!!
[ふくらはぎを浅く鋭く切り裂かれながらも、何とか自ら仕掛けた罠を起動するのは避けられた。
林を抜けるとリュックから手榴弾を取り出しピンを抜き罠の林に投げ込む。]
ズン!!ズン!!ズズーーン!!
[仕掛けられたいくつかの手榴弾の有爆する。
それらの衝撃により林の中で無数の罠が乱れ飛ぶ。
丸太、鉄の矢、無数の岩石、テレビ、ケロヨン人形、牛乳。]
[立ち上がり、図書館の方へと歩き出す]
聖杯、か。
[沖田敬一郎の言葉を思い出す。地球によって、彼は人類の滅亡を託されたのだと言う。ではもし。本当に滅亡してしまったら。
今、ここに生きている人間はどうなるのであろう。そして、彼自身はどうなるのか。
人類が滅亡するのが、避けられない運命だとするなら、恐らく自分は何も言わない。けれど、避けられるものならば避けなければ、と思った。少なくとも、今は]
[結果を確認することなくサーヴァントの気配に向かって走り出す。]
いた!
[アーチャーの姿を確認して声を上げる。]
ランサーはあっちだよ!!
[自分の背後を指差す。]
っち。
[何故、向かってこない。
戦闘の空気は、ある。
あの愛すべき槍使いは、俺以外の誰かと戦っているのか。
だが、サーヴァント同士にしてはあまりにその空気が希薄だ。]
何を、してやがんだ。
[公園に足を踏み入れる。]
俺に、気付いてねぇのか?
…っは。
「彼」じゃあるまいし。
[付近の林の中で、爆発が起こる。
深く溜息をつく。]
こんなのより、俺の方が、もっとずっと楽しませられるのに。
[ランサーは眉を顰めた。
丸太、鉄の矢、無数の岩石、テレビ……
向かってくる、あの白い液体は何だ。
何よりも、液体に危険を感じ、ランサーは深追いを一旦止める。
両側から襲い来る丸太を、跳躍→倒立して避け、空を切る鉄の矢を槍で弾き、網で一塊となっていた岩石の礫の中を走りぬけ、人形の前で逆方向に跳躍した。
久子は追えなかったが、白い液体は回避出来たようだ。]
何だ、お前。
あいつの、マスターか?
喧嘩でもしてんのかよ。
早いとこ、仲直りしてくれよ。
でないと、思う存分楽しめないだろ?
[忌々しげに、呟くように、言う。]
だが、お前も、骨のありそうな奴だな?
いつか機会があったら、穴だらけにしてやるよ。
楽しみに待っとけ。
クハッ。
[自分が、異常だと知ったのはいつのことだったか。人や動植物の生き死にに対し、何の感情の揺れもない。
星がいつか死ぬのだとしても、人がいつかいなくなるのだとしても、そこには何も思わない。
けれど、彼の手によって人類が滅亡してしまうのは、何かがおかしいと、心が告げる。
彼自身は、本当に滅亡を願っているのか。地球や同じ時代に生きたものの考えなど別として、彼自身は。
自分たちの「過去」「今」を葬ることになったとしても、「地球」を救いたいと、彼は願うのか]
よりにもよって……アーチャーに話しかけるなんて。
なんて馬鹿な。
[罠が立て続けに発動する中、ランサーは思わず口にしていた。罠の発動が終わり、無残に荒れ果てた林の中を、ゆっくりと入り口の方へ歩く。]
止めておけ。
ヒサコに手を出しても、
死んだ後の葬式代を請求されるのが落ちだ。アーチャー。
[二丁拳銃の男は、今日も愉しげに笑っている。]
[ランサーの姿を、林の中に認める。
全身が、悦びに震える。]
よぉ。
今日は、前よりももっと、俺を楽しませてくれるんだろう?
く、く。
あぁ、そうだ。
言っとくがな。
[ランサーのマスターらしき少女へ、向き直る。]
俺とあいつの戦いの、邪魔はするんじゃねぇぞ。
そんな真似しやがったら、機会があったらと言わず、すぐに穴だらけにしてやる。
葬式の出席者も、皆殺しだ。
― 図書館前 ―
後から来いって言ったのに、あの野郎、ちっとも来やがらねぇじゃねぇか!
[ランサーの真名を調べ終えたケネスは、図書館の前で不満の声をあげる。
ランサーの真名に関しては、それほど情報を得られたわけでは無い。リチャードの時と違い、酷く曖昧な情報ばかりだった。]
どこで油売ってんのかね。一度カフェに戻って、その後公園行ってみるか。
[そう思い、急ぎ足で歩き出す。]
[アーチャーの問いに言葉を詰まらせる。]
そんなこと…
[既に攻撃を禁止をしていることは言わない。]
逆に死ぬまで楽しめるように協力してあげるのよ。
[再び令呪に意識を集中して命じる。]
「この戦闘からの離脱を禁ずる!!」
さあ、どうだろうな?
それよりも、さっさと私に倒されてはどうだ。
[攻撃にあたっては致命傷となる所を狙うしかない。
攻撃時の速度も威力も、数ランク下がっている。
攻撃する瞬間は、相手が大きな隙を見せた時だけ。
それまでは、回避し続けるしかない。]
的確で良い令だ、ヒサコ。
[ランサーは称賛した。
この戦闘から逃亡出来ないという不可視の束縛。]
くは、あはは!あはははははっ!
[その言葉を聞くと、身体を折るようにして大笑いした。]
そりゃ、いい。
そりゃあいいわ。
あぁ、こういういい仕事するマスターもいるんだな。
おいランサーよ、お前、幸せだぜ?
く、く。
さて。
[右腕を、ゆっくりと上げる。]
面倒臭ぇな。
早く、ここまで来い。
[一発、林の中へ向けて放つ。
当たることを期待しているわけではない。
それは、合図だ。
さぁ、思う存分、楽しもうぜ。
衝撃が、全身に伝わる。
脳髄を、快感が駆け巡る。]
ははは!あはは!ふは、あふ。く、うは、ひ、ひ。
−公園−
・・・・・・
[それにしても残酷な行為だ。ランサーを完全に令呪で束縛し相手のサーヴァントへと差し出すとは。
これはまるで拷問だ。
昼間の押し問答の回答がこれだというのならばナンセンスだが、逆にそこまでの決意をしたというのであればその意思を高く評価すべきだろう]
だがこの行動はあまりに非効率だ。令呪を3つ使い切ればランサーは短時間で消滅する。こんな行動を取る必要はない筈。
ならば、目的は別にあるという事か。
[図書館へ向かって程なくすると、前方から見知った顔が歩いてくるのが見え]
図書館からの、帰り道、だろうか。
ケネスさん、大事なお話があるのですが。
[声が届く範囲まで来てから、声をかける。そして回りを見渡した]
バーサーカーとは、別行動なのですね。
[戦闘の気配を感じ、アーチャーと一緒にいた露葉と手近な木の陰に隠れる。
露葉の心配する言葉に答える。]
大丈夫、さっき令呪でマスターの許可なく攻撃をしないようにって命令してある。
ランサーはまともに攻撃をできやしない。
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