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・・・・・・
実につまらん発言だな。まあ仕方が無い、覚醒していないならその程度だろうな。
仕方が無い、教えてやろう。
クラスはセイバーだ。だが前戦争から完全に座に戻っていない為にアサシンのクラス特性も持っている。気配遮断はあまり特性を見出せなかったが、単独行動は依然健在だ。
まあこの私に全て任せておけば良い。貴様は教会で庶務にいそしんでいろ。
聖杯の中で既に貴様の望みは散々聞かされているのでな。悪いようにはしない。
[何か物を言いたげな彼を無視して話を続ける]
真名は・・・・・・そうだな、覚醒前の貴様には言わないほうが良いだろう。数日経って状況が落ち着いたら教えてやろう。
宝具は、先程貴様から返却されたものそのままだ。
まあ、貴様で言うところの剣種が扱えていなかった所を見ると理解できていないようだから軽く説明してやろう。
[右手の中に静かに眠る球根のようなものを差し出す]
私が所持していれば魔剣ガーベラ、貴様が所持していれば斬撃皇帝。いわばカウンターガーディアンと等しき力を持つ剣だ。現在は貴様が所有者のようだから、斬撃皇帝として存在しているようだがな。扱いに慣れるのに時間がかかりそうだが、この状態も中々面白い。
強い魔力の敵と対峙した時に、その相手に合わせて一瞬で剣としての成長を遂げる。貴様相手に振るったら、数十メートルの刀身になりそうだな。
・・・・・・ さて、早速だが。
少しこの体を慣らしておきたい。サーヴァントも揃ったようだし、悪いが散歩にいかせて貰うぞ。
本来の力ならば雑魚共など一瞬で葬ってやる所だが、魔力も随分失い今はこんな状態だからな。
この茶は中々美味かった。戻ってきたときにまた用意しておけ。
[立ち上がり、そのまま客間を出て行く。敬一郎が慌てて後を追ったが、既に闇にまぎれた後だった]
−教会 → 樹那森林公園−
[体がどうも重い。以前ほどの力は無いようだが、サーヴァントとしては充分な力を誇示出来ているだろう。
闇に紛れて疾走していく。そして魔力が集中している箇所がある事に気がつき、進路を変更する]
前大戦のランサーがまたもや現れているというなら、尚楽しめそうだがな。
どうやらそういう訳にはいかんようだが・・・・・・
少しは骨がある奴がいるようだな。
[一つ。サーヴァントの魔力を感じる。近くに、そして強力なものが。疾走する影はすぐさま進路を変更する]
― 樹那森林公園 ―
[突如現出したサーヴァントの反応。疾駆するスピード。ランサーは未だ誰も居ない空地を見つめる。
そのサーヴァントは此方に向かっているようだ。言葉はない。備えるだけ。]
−樹那森林公園南部−
[影から身を現す。視界内にはまだそれらしき人物はいないが、少し離れたところにも複数の強い魔力を感じる]
いきなりの乱戦か。中々面白い。
良い肩慣らしになりそうだ。
[とりわけ近くにいる気配にゆっくりと近づいていく]
[今の彼に弓はない。弓を顕現はすまい。
代わりに両手首の腕環をシャランと合わせる。
闇より浮かび上がる影。長身の躯。]
[その影を既に視認可能な範囲に捕らえている。どうやら小柄なサーヴァントらしいが、その人物からは無視出来ない魔力を感じる]
・・・・・・ で、貴様がこの私を楽しませてくれるサーヴァントか?
悪いが少し遊びに付き合ってもらうぞ。
何なら、遺言に真名でも聞いてやろう。そういう武士の慈悲は心得ているぞ。
[口から出た言葉とは裏腹に、少しにやけている]
ふん、まさか話し合いなどという言葉が聞けるとはな。
[手にした剣種を強く握る。その右手から薄暗い緑色の光がこぼれ、まるで胎動を繰り返すように脈打っているのが見て取れる]
ならば私も貴様に問おう。この戦いに話し合いのみで最後の生存者になるつもりか?
ここで話し合いなどを提案するならば、それは貴様が近い将来同盟者を裏切り殺害するという意思表明にしか私には聞こえんなあ。
中々良い心がけだ。褒めてやろう。
[突如、セイバーの足元近くの地面が轟音を立てて窪みひび割れる]
―――否。
[告げる声。月光によって出来た前髪の影に双眸は隠されて。]
―――否。
[陥没で弾け飛んだ破片が、足元に飛んでくる。]
悪意たる声で告げるな。
[影の中から覗くランサーの眸は燃えるような色をしていた。轟音が支配する中、ランサーは素手のまま立っている。]
[ 斬撃皇帝。
その剣は相手の魔力を”断つ”ために成長する。故に相手より劣ることはない。それはある意味、敵の強さをそのまま形にすると言っても過言ではない。
轟音が止まり、公園に数メートルもあろうかというクレーターだけを残し、彼の右手には刀身が2メートルを超えようかと思える巨大な剣が現れた。彼はそれを軽々と振り回している]
この程度か。貴様の魔力が足りなかったのか、それとも私が正式な所有者ではないからか。
まあ、貴様を断つには充分だ。
悪意、か。私にとっては善意も悪意も変わらん。
むしろ善意とはいかなる物か聞いてみたいものだな。
それとも、何か聞きたいことでもあるのかね?
きみはセイバーか?
[涙は途切れ。
巨大な刀身は、過去見た事のないもの。過去如何なる時にも存在してはいないと何かが告げる。]
・・・・・・
よくわからん奴だ。まあいい。
[一度は膨れ上がった剣ではあるが、そのままセイバーはその完成した剣を携え、さらに気配があるほうへと目線をやうる]
ならば貴様も、破壊に手を染めてみせろ。それを見るのも一興だ
破壊なら。
[右手を虚空に向ける。空気は凝固するように。]
爛れるほどに。
この身を焦がした。
[完全には定まっていないソレを、ランサーは構えた。]
そう。
[肌が蒼みを帯びた。]
歓喜しながら。
[双眸から感情が抜けてゆく。]
殺戮をした。幾度なく。
[穂先を下に。そして、ランサーの意識は*消えた。*]
― 自室 ―
爆弾みたいな奴だったな……
[「うんうん」とか「そうか」とか「お前も大変だな」と言う相槌のループを幾度繰り返した事だろう。
鬱屈した思いを爆発的に吐き出すと、宗冬はコップを握りながら、テーブルに突っ伏して眠ってしまった。
ケネスはそっとテーブルを片付ける。
洗い物をしていると、右の二の腕の部分にかすかな違和感を感じた。
見ると奇妙な模様が浮かび上がっている。]
見え難い位置だから気づかなかったな……これが令呪って奴か。
それにしても、他のマスター達は今頃どうしてんのかね。
俺みたいにサーバントの愚痴を聞いてやっているんだろうか?
[そう口に出しながらも、そんなの絶対俺だけだ、とケネスは確信する。]
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