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[持ち物の中から、"主"専用の防御物を取り出す。]
[彼女自身は使用を認められていないもの。]
[考えられる防御のすべてを施して、]
いってまいります、坊ちゃん。
[部屋を出る]
―現実世界/ホテル内―
─ 現世<Mundane> / 中央部・電波塔周辺 ─
[塔周辺も内部と同様。そこかしこに倒れ伏す人々の姿]
[己以外に、動く影もなく]
──ゴーストタウン、みたい。
[正面ゲートで"Luth"を回収、現状報告を受け]
どの範囲まで、広がって?もう全てが同じなのかしら。
……ルース、お願い。
[AIに探索を頼み、その視界は右の義眼と接続]
[AIは高く飛翔。上空から街の様子を探索]
[普段ならば、街を高く高く見下ろすバードビューはお気に入りではあるけれど]
とりあえず、人を捜すべきかしら。
動いている人がまだ居れば、の話だけど。
[言い聞かせるように呟き、歩き出す]
【動く気配はない】
[歩く音も立てず、レベッカは探す。]
[かすかな音を捉える]
――誰かいらっしゃいます?
[声をかけども返事はない。]
[古風な、氷を落とす装置に、コップが置かれていた。]
[溜まっていた氷が、落ちてゆく音。]
……坊ちゃんと同じよう。
[それを使っていたのか、人が倒れている。]
[機械からグラスを外した。]
[その内部の氷は、既に作られるのを止め、やがて溶け出すだろうという事は想像に難くない。]
――ここに居ても、状況は変わらない。
[レベッカは、一度部屋に戻った。]
[外へ行ってくるという旨のメモを残し、すぐに出る。]
エレベーターは、
[動作していた。]
[音のせぬ中に、エレベーターの動作音。]
――どうなっているのかしら。
[向かう先は、ホテルのフロント。]
[その先の、外。]
サンプルは必要って、師匠は言ってたわよね。
サンプル……ウィルスで正解ってことかしら?
人々を"停めて"しまうウィルス。
あの場でのサンプル採取は不可能みたいだった。
動こうとされてなかったもの。
……なら、どこに?
[歩きつつ、思考をそのまま唇へ]
[電波塔から少し歩けば、旅行者の利用するホテルが林立する一帯]
[高い高い建物の間をただ歩く]
[レベッカの目は人の動きを捉えない。]
――異常は坊ちゃんだけではありませんね。
["人間"のようにすることも望まれたゆえに人前で解除はせず。]
外ならば、
誰かが知っているでしょうか。
[扉を開けた。]
[静まり返った都市――]
[動きを捉えるのは、早かった。]
【動いて、いる。
何か、知っている――?】
[目を向ける。]
[道の向こう、まだ少し距離はあり、声は投げない。]
[右の視界にはAIから送られてくるバードビュー]
[生身の人間が走るのと同程度の飛行速度]
[動く影は、見当たらない]
ルース、もう少し高度を下げて。
少しでも動く影を見かけたら教えて。
[一旦立ち止まり、AIに指示を出す]
[ぐるりと辺りを見回して]
[ホテル郡に重なるように、電子広告]
インフラは生きてるのね。
人・AIに限定してるのかしら?頭がいいみたい。
[吐息。上げた視線の先に]
―― 現実世界/中央部・電波塔 ――
[銀色のタクトを振り、
汎用PGM 88の黒鍵と白鍵を展開させる。
先ず、ある前奏曲を通常の4倍程で流しながら、
滑らかに指を滑らせた。
黒鍵と白鍵が奏でる即興の音楽が前奏曲に変わる。
触れていない鍵盤が自動的に沈み込んでいる。]
Blue in Blue――凍り漬けの司書。
先程集めたSample Dataの解析は終わったかい?
[受動的防御壁を既に低Levelで展開している。]
人の睡眠状態に酷似するが、刻々と意識は落ち込み、生体素材を使っていない人々は、Robotの機能停止と同義ほどにならん――か。
正常状態から、緩慢に停止。
以降は、解除されなければ目覚める事はありえない。
目覚めなければ、永遠たる眠り ―― 即ち 死 。
[少女であるようだった。]
――良かった。
[一般人であるというように / 特別な"主"の存在を感じさせないように。]
[安心、という色を滲ませたような声を発する。]
[足音も立て、彼女に向かう。]
あなたは、動けるんですね。
何が、おきたのか、ご存知ですか?
……皆さん、動かないので、どうしたのかと。
[義体であることは、一見ではわからずとも調べればすぐに知れよう。隠していない。]
ご存知であれば、教えていただきたいのですが。
────。
[動かない]
(よ、かった。人が、居た)
[幾分か表情を和らげて]
無事な人──わたしと師匠だけかと、思ってた。
[近づく足音に、警戒するそぶりも無く]
何が起きたか、わたしにも分からなくて──みんな、倒れて。わたしと師匠以外。
変な映像が。
[言葉は取りとめも無く・安堵による混乱]
【師匠・映像……】
[Pick upする単語。]
[恐らくはkey。]
[少女(子供と認識した)の様子に、レベッカは、微笑んでみせた。]
大丈夫、だから、落ち着いて下さいな。
[目線を合わせる。]
[微かに、語尾に滲ませるAの/心を安らげる/静める音を混ぜ。]
あなたと、あなたの師匠――かしら?
良かった。わたくしは、わたくしだけしか動いていなかったから――あなたの他にも動いている方がいるのですね。
あなたの師匠は、何が起きたのかは、……ご存知ではないのでしょうね。
[呟き]
変な映像、とやらも――わたくしは見ていませんが。
何か、この状況に、関係があるのかしら……?
―― 現実世界/中央部・電波塔 ――
死 と同義。
[ついで、メガロポリス全域の簡易地図を呼び出す。]
メガロポリス以外への連絡はとれない。
[困ったような哂笑を少し漏らした。]
衛星上の【Inc.】とも連絡が取れない為に、
現在、メガロポリス同Body同モデルでの再生は不能。
仮に、Systemが一部麻痺でもしていれば別問題も発生する。
この不祥事をどう処理するのか興味深い――…。
[懐から白い手紙の封筒を取り出した。
視覚素子を通して視ると、薄い光と共に、
電脳世界への媒体ともなっている事が分かる。]
[優しげな声音に、混乱が治まる]
ありがとう。……だいじょうぶ。
ええ、わたしと、師匠。わたしも他に無事な人が居るなんて思ってなくて──今、ルースに調べてもらっているけれど──。
わたしと師匠が無事で、お姉さんも無事だった。
他にも、無事な人がいるかもしれない。
師匠は──。
[しょんぼり、と視線を落とし]
何かご存知なのかもしれない。師匠はちょっと、普通とは違うみたいだから。
けれど、わたしには何も教えては下さらないわ。調べなさいって、わたしに仰ったの。
あの映像。≪REINCARNATION≫──輪廻。
詳しくは分からないけれど、あの映像の直後にみんな倒れてしまった。
関連性をゼロとしてしまうことは出来ないと思うの。
[言葉を切り、視線を上げる]
[女性の目をまっすぐに]
わたしは。
この現象をウィルス由来と考えてるの。
誰がどんな理由でかは、分からないけれど。
ネットを介し、電脳を犯して機能を停めてしまうような。
みんな、死んでるわけじゃなくて、ただ停まってるだけ。
今はまだだいじょうぶだけど、わたしたちもいつそんな風になるか分からないし、倒れてしまった人もこのままだと──。
[言葉を濁す]
―― 現実世界/南部 博物館 周辺 ――
[サーと別れて、通りに出たオードリーは、この世界に何か異変が起きているのに気付いた。]
変ね ... 人が歩いて、いない ...
それに ... 何? このノイズ ...
気持ち ... 悪、い、わね ...
[不快な空気に圧迫され、疲労感に似た正体の無い感覚が彼女を襲う。]
これは、試験、とやらと関係あるのかしら ...
それにしても一体何が ...
[コミュニケータから部下へ連絡を取ろうとしても回線が繋がらない。]
<<もしもし、もしもし、無駄か、困ったわね ...>>
今のところは、三人ということですね。
【ルースというのは彼女の"道具"?/情報としてまだ不要。
輪廻《REINCARNATION》?/Key/映像はこれに値する。】
[情報の整理を行い、]
[困ったような顔をする。]
そう、意地悪な師匠なのね。
わかっているのなら、教えてくれても良いのに。
――あなたの、予想はそれなのね。
[目を伏せる。]
[考える/演算する/繰り返す]
[再度、瞼を持ち上げた。]
―― 現実世界/南部 博物館 周辺 ――
[メーラを立ち上げて、メールサーバにリクエストしても、サーバがダウンしているのか、レスポンスはタイムアウトばかり。パケットがロスするだけ。]
BANK のサーバがダウンですって? こんなことが今まであったかしら ...
[博物館に向かう前にローカルにダウンロードした未読のメールに目を通す。この異常に言及したメールは無い、かと、思われた、最後に受信した1通を除いて。]
キャロ? ああ、彼ね。市況ですって。私が知りたいくらいよ。でも、彼はおそらくこの状況でも活動しているということよね。それは、つまり ...
[自分と同じ唯の "被災者" か、あるいは、この異常事態に何らかのかたちで関与しているものか ... ]
ウイルスだとしたら、なぜわたくしたちは、動けているのかしら。
[背を元に戻し、少し低い位置の少女を見る。]
――そんな状態に、させるわけにはいかないわ。
なぜ止まらないのかはわからないけれど、元に戻す方法……ウイルスだとしたら、ワクチンがあるかしら? を、探さなければ。
[幾つかの施行を平行して行いながら、]
――― Hypnos 。
[封筒を開き、Inkで書かれている文章の中には、
ヒュプノスという文字があった。]
上手く作られているものだ。
範囲を設定し、大規模な禍(わざわい)を齎す。
50年程前に流行った、都市向けのPGMにスタンスが似ている。 ――思い出すよ。
[360度の展望から外に視線をやる。]
これが遊戯の始まり。
『Utopia/Upper Utopia/Public
行動不能領域に移行します。カウントダウンをしますか?』
いや、止しておこう。
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