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ああ、それ。
[事も無げに。]
基本的には1名のみ、となっていまして。
2名にも出来る、というだけの話です。
情が移ってしまって、1名に絞りきれない収容所もあったそうですから。
……くすくす。
[ナサニエルの言葉を聞き、さも可笑しそうに笑う。]
僕が黙って“処理”を受け入れる?
そんなわけないでしょう。
策は既に練っているのですよ。
[チケットが「2枚」。それを聞いても、
コーネリアスはただ弱々しく首を横に振るだけだ。]
もう、ふつうに過ごせない。
もう、絵なんか描けない。
もう、未来の役になんか、たてない。
[徐々に、また会えると思っていた人たちが
もうこの世に存在しない事を理解し始める。
さっきまでの急激な感情の変化とは違い、じわじわと体が凍っていってしまうよう。]
[黙って受け入れたのかという非難には、はぁ、と胸に溜め込んでいたものを吐き出してから]
それを言われると、返す言葉がないわね。
情!
ついこの間までは居たあいつらと、俺達に別れの挨拶もさせずにその手にかけておいて…情だとよ。
何て奴らだ…
…何て世界だ。
ああ、勝手に策だろうが何だろうが、練りゃいいんだよ。長く長く、ただ政府の言う事に従ってただけのお前らの行く末なんか、知ったことか。
どうするかだって?
そんなに思い通りに世界を作りたいなら…シェルターの中で、滑稽な猿回しどもだけ生き残ってりゃいい。
希望が…俺が、そこに居てやる必要なんかどこにある?
変えられる選択は、ここであんたに殺されるか、シェルターに入るかの二つと言うこと?
[微笑むヒューバートを、冷たく見つめた]
……シェルターに行かない子達は、責任を持って外に出そうと思っていたのですよ。
今更、罪滅ぼしが出来るとは思っていませんけどね。
[自嘲気味に笑って。]
いや、三つかな。
シェルターに行くか、此処で殺されるか、外に出て行くか。
……意味のない選択になってしまったかな?
[自嘲気味な笑いはなりを潜め、苦笑いに変わる。]
[...は、ナサニエルの怒りを露わにした激しい言葉を、じっと耐えるように聞いている]
……………。
[言いたいことはたくさんあったはずなのに。]
[体の奥で、何かが弾けた]
罪滅ぼしなんていらない。
責任もいらない。
[沸き上がるのは悔しさ。反発心。
嫌だ。
人から与えられたものを選ぶのではなく、自分の意志で生きたい]
[凍るコーネリアスの肩をそっと叩く]
どうするコーネリアス。
お前はチケットを受け取るか。
キャロルはどうだ。
まだ外に出たいと思ってるか?
もしそうなら――…
[逃げ出そう。
黙って処刑なんかされてやる気はないと、肩を掴む手に力がこもる]
[そこへ聞こえるヒューバートとソフィーの言葉]
責任を持って外に出すって?
罪滅ぼしになんぞなるわけがない、そんなの当然だ。
俺はお前らを許さない。殺してやりたいくらいだ。
だけど企みがあるなら…聞いてみるくらいしてやってもいい。
[生きたい?
自分が願う希望は、既に無いのに。
生きて、どうすると言うのだろう。
でも、死ねない。
今死んだら、何一つ手にしないまま終わってしまう]
【未確】 美術商 ヒューバート
脱落者が出た際に、その遺体を運ぶ為の2名の『業者』が来ましてね。
今回は最終試験が完全に終わるまで、来訪を先延ばしにしてもらっていたのですよ。
まず僕達は、『脱落者の遺体は生物工学実験室に置いているから、運んで欲しい』と頼む。
……ちなみにこの部屋、盗聴機能も監視カメラも予め破壊済みでね。
何が起こっても、関知される事はない。
[ここで、一呼吸置き。]
『業者』を殺害して入れ替わり、キミ達は布を被せたワゴンの中に入って脱出すると言う算段です。
サーモグラフィも全館停止していますからね。
生きているか死んでいるか、判別は困難なのですよ。
後は、業者が乗ってきた車に乗り込んで適当な所まで撒けばいい。
や…だ。
[外に出られるという事を聞いたのが、
もし昨日だったら、荷物をまとめていた時だったら、
自分は喜んで外に出たのだろう。しかし今は。]
やだ…やだ、やだ、やだ…!
[ナサニエルに肩をつかまれている事には気付いていたが、気持ちがそちらに向かない。胸の真ん中に両手を合わせ、無意識に爪が立つ。服の上だから、傷はつかないのだが。
体が無くなったみたいだ、そして胸の中はさらに真っ暗。
いつだったかのソフィーの言葉を思い出す。
…ネリーは何かに絶望していて元気を失って…。
ネリーは常にこの感覚を抱いていたのだろうか。
絶望とはなにか。…今の自分の状態はまさにそれだ。]
殺してください。…殺してください!
キミ達には、方向性が違えど何らかの強い意志があると判断した。
彼等二人は、絶望していたようだった。
これが、答えです。
[そうでしょう?とソフィーに同意を求める視線を。]
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