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……。
[ランサーが泣きそうな顔をしていたのは錯覚だったのだろう。何故なら、ずっと微笑んでいたのだから。]
ライダー。
もし、その介入を断ち切り、
全てを終わらせたいならば。
[意識がゆっくりと戻ってくる。
そして、はっきりと思い出す。
かつて自分がどのような存在であったのか。どんな使命を受けていたのか]
・・・・・・ もう、あんな辛い思いはたくさんだ。
全て終わりにしよう。
[そして、沖田敬一郎という概念は*この世界から消滅した*]
……沖田?それは…
[誰だ、とうまく言葉が続かなかった。
目の前の男が、微笑を僅かに崩したように見えたことが原因だったのかもしれない]
−川原−
[アーヴァインは絶句した。これは後始末可能とはいえない。いわば地形改造である。
地面はどこまで続いているのか分からないヒビが入り、川は今でこそ水位は戻っているがその輪郭は崩れかけている]
・・・・・・
[無言で無線機を取り出す]
無理。
[電源を切り、懐からタバコを取り出す。今夜の作業は長くなりそうだ]
……貴公、何を知っている?
それを、何故、どうして───俺に。
[若干いぶかしげな表情で見返す]
……承知。
どうなるかは賽が転ばねば解らぬけれど…善処しよう。
記憶にその名、留めおく事にする。
[更に口を開きかけたところに、隠れっぱなしの主のくしゃみ響けばなんともその間の抜けた状況にきりきりと頭が痛んだ気がして眉をひそめる]
…すまん、引き止めてしまったな。
こちらもの主も、馬鹿癖に風邪を引きそうなようだからそろそろ連れ帰る。
そちらも、ご令嬢に気を使って差し上げるといい。
この国も、冬は中々冷えるようだから。
……では。
[折り目正しい挨拶ひとつ。
背を向けると、主を蹴飛ばして*帰路を辿る*]
−商店街−
・・・・・・ なに、この地面の穴。
コンクリの下の下の下のほうからせり出してきた感じだけど。。。。。。
はあ、えーとコンクリ業者の電話番号入ってたかしら。
あと近くにネカフェあったかなあ。コンクリ流しててもらう間にMixiの日記書かなくちゃ。
貴方が、私の弟に似ていたからかもしれません。
[ライダーのマスターのくしゃみが終了の鐘。]
……ライダー。
私のマスターを助けてやって欲しい。
[去る背にかけられた声。見送る言葉を掛けたかったが、そう話すのが精一杯だった。訝しそうに問う久子に、]
マスター。ここから離れましょう。
先程の戦いで消耗したと想像されるとはいえ、キャスターがまだ近くに居ます。
[聖杯戦争を勝ち抜くには、今が絶好のチャンスだと言えるのに、ランサーはそう提案する。キャスターが声をかけようと考えているなど、*想像していなかった。*]
―ソフィーの屋敷・早朝―
[いつものように、シャルロットは神への敬虔な祈りを捧げていた。]
主よ……私の力は常に御心のままにあります。
哀れなる小羊らをお導き下さい。
[祈りを終えると、静かに地下の書庫へと向かう。
昨晩は、マスターを連れて帰り、
・東ブロックには拠点となっている気配が無い事
・魔女の館が拠点のひとつである事(どのクラスのサーヴァントかは不明
・そこのサーヴァントはリチャードと呼ばれていた事
を報告し、またマスターからは
・キャスターがセイバーと対峙した事
・セイバーは"沖田総司"と名乗った事
・魔女の館の店主はマスターである事
を確認した。
己のマスターの、命がけの情報収集力には頭が下がる、と苦笑いを浮かべ、地図に新しいマークが増えていく。]
[書庫に到着すると、早速"沖田総司"と、"水の使い手である魔法使い""リチャードという英霊"について、調べ始めた。
シャルロット本人は、元々戦闘で歴史に名を残した人物ではない。彼女が行った暗殺はたったひとりの人物に対し"心臓を一突き"一撃必殺であったのだから。
その為、彼女が聖杯戦争で生き残る為に必要なのは、如何に情報を多く持ち、如何に有利な状況に持ち込むかに尽きると言っても過言ではない。
有史の英雄達との対峙は、彼女にとってこれ以上無い栄誉である。
一体どんな英霊達と自分は戦う事になるのか。
高揚感に駆られながらページを捲る。
―沖田総司 前回の聖杯戦争のアサシン
ソフィーの祖父が残した記録から、その事を知りシャルロットの瞳が曇る。]
……こちらのクラス特性は見透かされたも同然、ね。
[沖田については、比較的文献を調べるのは容易であった。
次は水の魔法使い。]
……まさか、ポセイドンとか言わないわよね。
[ギリシャ神話の神が降臨してくるとは流石に考えたくないが、自分が召喚されてしまった事実は、今回の聖杯戦争に"意思の干渉"が行われている事もまた明白。]
(そう……私は神に誓った。この身を捧げると……)
[水の魔術師を探せなかった為、最後に"リチャード"という英霊を調べ始める事にする。数時間が経過しただろうか。]
あった!!!!!これだわ。
――リチャード一世 イングランド王であり獅子心王と謳われた勇敢な騎士。
きっとこれに違いないわ。あの人が、獅子心王……。
[シャルロットは、生前何度も読んだ英雄伝に名を連ねる獅子心王の伝説を思い出し、うっとりと目を細めた。
思い返せば、あの紳士的な振る舞いや言動も、成る程王族ならではのものかもしれない。
いずれ、そんな高潔な英雄と対峙する事になるのかと考え、シャルロットは気持ちが昂ぶるのを押さえられなかった。]
獅子心王で、セイバーとキャスターとアサシン以外で考えられるとすれば……騎乗でライダーか、クロスボウのアーチャーかしら……?
いたーい!
ああもうなんだよなんだよ、蹴るんじゃないよ僕は君のマスターだぞ主だぞ?
マスターは普通敬われるもんじゃないのか?
あ、こらおい、勝手に帰るんじゃない。僕を置いていくな帰り道を判っているのかおーいっ
[ 身勝手な文句など耳にされることもなく。さくさくと戻り始めたライダーを慌てて追いかける。
と、途端に立ち止まりまだなにやら喋っている様子のランサーとそのマスターへと振り返る。]
…ふん。
[ が、交わすべき言葉が見つからずすぐさまきびすを返すとジャンヌを追いかけようと…]
てか、なんでもうそんなところにいるんだ足早すぎないかこらー…。
[ 慌てて*走りだした*]
沖田総司……獅子心王……敵にとって不足は無いわ。
[広げていた文献を丁寧に書棚に仕舞い、昂揚した面持ちで小さく呟く。ふと、ソフィーが自分の名を知っていた事を思い出し、興味にかられてフランス革命期の書物が収められている書棚を探した。]
……私の事は、史実にはどう記載されていたのかしら。
私のマラー暗殺は、フランス革命に於いて、自由と平等を勝ち取る為、フランス国民が立ち上がる契機を告げるラッパの役割を果たした筈よ……。
[己の、命を顧みない自由と平等への貢献を思い返し、心が引き締まる思いをしながら一冊の書物を手に取り、己の名前を探す。]
−自宅寝室・早朝−
「Parce qu'il va bien, ne pleurez pas.
Une maman vous protege」
[声が、響く。その声が誰のものなのか、聞き覚えはなかったが、そこに含まれる単語から、「誰かの」母親であろうことはわかった]
また、「夢」。
[目覚めが悪いわけでもなかった。その声が聞こえる以外は普段と変わりなく]
あの声は、誰だろう。
[その声が誰のものなのか、知りたいのだと理解する。いつもであれば、その欲求は時間とともに薄れていくものだった]
[起き上がり、部屋を出て辺りを見回す。シャルロットの姿はない]
書庫、かな。
本を読んでいるのなら、邪魔しないほうがいいか。
[朝食代わりに牛乳を一杯と、数種類の野菜を適当にカットして、出来合いのドレッシングをかけたものをテーブルに運び、食べ始める]
[そして、そこには次のような記載があった。
――シャルロット・コルデー
人民の友であり、革命の先駆者であったマラーを暗殺した女性。貴族出身のため、革命を推進し続けるジャコバン派を嫌悪し、政争に敗れたジロンド派を支持するようになる。
マラー殺害を契機に、シャルロットに関った人物は次々と処刑台に上る事になり、ジロンド派勢力は政府によって叩きのめされていくことになった。
また、当時マラーの影響力が保っていた均衡も崩れ、フランスは更なる混乱に陥っていった。]
……な。なんですって!
[文面を辿りながら、シャルロットは顔を真っ赤にした。]
私の暗殺でジロンド派が潰されたですって?!
あの暗殺は、私1人の手で行ったものよ!
腰抜けの男達には何の関係もないわ!
[ランサーとの会話を受け、あっさりと背を向ける騎兵と名乗る少女。と、なにやらぞんざいに扱われているそのマスターらしき男。
複数のサーヴァントに同時に攻撃される危機を脱したことに安堵しつつ、自分以外の聖杯戦争の参加者と出会えば必ずお互い命を奪うべく行動するものだと思っていた自分の意識とのずれを認識する。
そして以前もどこかで聞いた「何者かの介入」に関する会話については彼女はほとんど理解できなかった。]
前も言っていたけど、その「あるものから介入」って何?
[答えずにこの場から逃れる提案をするランサーに驚き返答する。]
あれだけすごい魔術を使った後だから相当魔力を消費しているはず、一対一なら戦闘になっても問題ないでしょ?
もしかして、まだ私を気にしているの?
さすがにランサーが一対一で対応していれば逃げることもできるし、自分の身ぐらい守れるよ。
[会話中にこちらを眺めるライダーのマスターが見えたがそのまま踵を返して引き上げていく。
お荷物扱いされているマスターという点で自分との共通点を感じる…サーヴァントの態度は全く正反対だが。]
[食事を終えると、祖父母の位牌と、両親の写真が置いてある場所に向かう]
お爺様は私に、父や母がどんな人だったのか、何一つ教えてくれませんでしたね。
ただ、事故でなくなったと。
お爺様が私に流れるフランスの血を好きでなかったことは存じていました。
きっと、夢で聞こえた声は母のものなのでしょう。
何故、教えてもらえなかったのでしょう。お爺様の思う、立派な魔術師になるためでしょうか。
その為なら、肉親への情も何も、必要はなかったと?
何が大切であるのか、何故人には表情や感情があるのか、私には何一つわからない。
[言葉は淡々としたもので、責めるような響きはない]
……お爺様が、それらを全部私から奪ってしまったのではないことは承知しています。
ですが、「聖杯への願い」が私の中にない以上、私にはこの戦いに勝利する意味などありません。
お爺様が仰られていたのは「聖杯戦争への参加」だけですから、勝利までは含んでいなかったかもしませんが。
それとも。
私にこの戦いの中でその願いを見つけろ、ということですか。
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